2021年1月27日(水)〜29日(金)、幕張メッセにて総合展示会「第4回 ライフスタイルWeek春」が開催されました。楽活編集部を代表して、イベント会場のレポートと、当日会場でご紹介いただいたなかでも「これはイイ!」と感じた注目のアイテム6点をご紹介します。
春からの新生活に向けて身の回りの持ち物の新調をご検討されている方、必見です。
「ライフスタイルWeek春」は全国のバイヤーが集う総合展示会

「第4回 ライフスタイルWeek春」は、様々なジャンルで日本最大級の見本市を開催するリードエグジビションジャパン株式会社が開催する総合展示会。国内外で作られた製品やサービスを提供する出展者と、各分野のバイヤー双方の出会いの場として開催されています。
展示会場は8つの専門展
- 第4回 国際 雑貨 EXPO【春】
- 第4回 国際 ベビー&キッズ EXPO【春】
- 第4回 国際 ファッション雑貨 EXPO【春】
- 第4回 国際 ヘルス&ビューティグッズ EXPO【春】
- 第4回 国際 テーブル&キッチンウェア EXPO【春】
- 第4回 国際 インテリア雑貨 EXPO【春】
- 第2回 国際 文具・紙製品展【春】 通称:ISOT (イソット)【春】
で構成されていました。
本展では、国内外の企業210社が出展。目玉は、新しい生活様式に関連したグッズと、「ISOT文具PR委員」が推薦する文具40製品の展示です。各企業の新製品とトレンドアイテムをいち早く見られるということもあり、当日の会場内はかなりの賑わいでした。
ちなみに、「ISOT文具PR委員」とは、日本の文具を国内外に広めるために結成された「文具PR委員会」を構成するメンバーのことで、現在のラインナップは、文具王・高畑 正幸氏を委員長とする9名体制。国内屈指の文房具の目利きが集まっています。
ISOT文具PR委員メンバー一覧はこちらから!
https://www.isot.jp/ja-jp/press.htm
ところで、この総合展示展はあくまでも企業同士の商談の場ですので、一般ユーザーの来場はできません。そこで、ここから先は「会場で紹介されていたアイテムを知りたい!」という方に向けて、会場で見つけた注目アイテム6点をご紹介していきますね。
「PUPU FELT」(株式会社 ピージーデザイン)

多くの方が一度は見たことがあるでしょう、カラフルで楽しいシリコン製雑貨を手掛けてきたピージーデザインの新作で、フェルト生地を使用したポーチ「PUPU FELT」。
プレス成型しているフェルト生地を使用しているので、しっかりした硬さがありつつフェルト特有の柔らかな質感も楽しめます。甘すぎないちょっとポップなデザインで、バッグを開けるたびにワクワクしそう。


コインやカードを入れてお財布がわりに使うもよし。フェルトのしっかり感を活かしてゲーム機や充電器・バッテリーケースにするのもよさそうですね。下地を含めたメイク道具一式が格納できるくらいの大容量なので、旅行時などにも大活躍してくれそうです。
PUPU FELT オンラインショップ
http://www.pgdesign.com/pupufelt/
「からっぽペン」(株式会社 呉竹)

墨と書道道具を扱う老舗文房具メーカーの呉竹からは、好きなカラーインクを装填して使える「からっぽペン」。SNSで注目を集めたこともあり、すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
専用のカラーインクをブレンドして使うもよし、手持ちのインクを装填してもよし。
細筆と細芯の2タイプがあり、それぞれインクのりの違いも楽しめそうです。スリムなペン軸のため、万年筆やボールペンだとある程度本数がまとまった時にかさばることでお悩みの方にとっては、まさにかゆいところに手が届くといった感じでしょうか。
ペンを使う機会がぐっと増えてきたので、実店舗で見かけたら個人的に購入したいです。
Kuretake オンラインショップ
https://kuretakeshop.com/collections/karappopen
「『日本を元気にしようプロジェクト』によるマスク」(株式会社 コックス)

いまや生活に欠かせないアイテムとなったマスクも、会場内で多数見受けられました。
2020年9月、東京駅八重洲地下街にファッションマスク専門店「Mask.com」をオープンして話題になったコックスが満を持して紹介していたのが、職人による手作りマスク。
こちらは、新型コロナウイルスの影響を受けた企業や、不安を抱える人々を、ファッションの力で元気にしようという思いからスタートした「日本を元気にしようプロジェクト」によるものです。
有松絞りの生地を贅沢に使用したもの、名古屋の象徴でもある鯱のマークをワンポイントであしらったもの、美濃和紙でできた糸と銀イオン配合の糸を使用したものなど、名古屋在住の職人とのコラボレーションによって誕生したマスクが、所狭しと陳列されています。
モノトーンコーディネートのワンポイントにも、和装にもあわせやすそうで、使い勝手がかなり良さそうです。
Mask.comオンラインショップ
https://tokyodesignchannel.com/f/mask.com
「マスクケース」(株式会社 山光企画)

お気に入りのマスクは見つかっても、お気に入りのマスクケースがまだ見つからない……という方も多いのではないでしょうか。そのような方に、是非ともご紹介したいのが、足立区にある老舗アクセサリーメーカー・山光企画が提案する「マスクケース」です。

なんとこちらのマスクケース、手帳のように中央からパタンと折り畳めるんです。
ちょっとポップなものから可愛い系まで、デザインのバリエーションも豊富。折りたたんだハンカチとほぼ同じ大きさでポケットにらくらく収納できるから、お出かけの時にも活躍してくれそうです。値段もお手ごろなので、自分で使うだけでなく、友人など身近な大切な人への気軽なプレゼントとしても重宝しそう。

「グッドグラス」(株式会社 アイワ工業グッドグラスジャパン)

目があった瞬間おもわずニコッとしてしまう、愛らしくて癒やされるグラスを多数世に送り出してきたグッドグラスジャパン。同社の代表作とも言えるアイテム「グッドグラス」は、グラスの中にもう一つグラスがある二重構造が特徴。
飲み物を注ぐと、イヌやネコなど可愛いアニマルが現れます。耐熱仕様のガラスを使用しているため、オールシーズン使える点もポイント高いです。

実はこちらのグラス、ガラス職人がひとつずつ手作りしているため、よく見ると耳の大きさや背の高さ、目などの表情が微妙に違っているとのこと。よく見比べてみると、たしかに目元や口元のちょっとした違いで、可愛い系やのんびり系がよりどりみどりです。

アニマル以外にもフルーツモチーフのグラスもありますので、フルーツティーやサングリアなどを楽しむときのグラスとしても大活躍してくれそうです。
グッドグラスジャパン公式サイト
https://www.r-kj.com/
「HONEY BEE WRAP」(イガリインターナショナル)

ウォーターボトルやカトラリーなど、くり返し使えるアイテムを持ち歩く方が増えています。特に昨年からは、おうち時間が増えたことを受けて、家庭で使える環境にやさしいアイテムに興味を持たれる方も多くなってきたのではないでしょうか。
最後にご紹介するイガリインターナショナルは、担当バイヤーが「これは面白い!」感じたとっておきのユニークな雑貨を取り扱うおもちゃや雑貨を取り扱う専門商社です。同社のHPを見てみると、トップページにでかでかと「見たことないモノを、世界から」と書かれています。
本展では、オーストラリア産の「ハニービーラップ」に注目してみました。
オーガニックコットンに、ミツロウ・ホホバオイル・ココナツオイル・天然樹脂を染み込ませている、洗ってくり返し使えるラップです。きちんと扱えば一年近く使えて、廃棄後は土に還すことのできる製品なので、エコでサステナブルなアイテムとして注目を集めそうです。
まとめ

こうした展示会に参加するのは初めてだったのですが、各企業の新作を一度に見ることができたのは、なかなか刺激的な体験でした。
どのアイテムも、開発の経緯やこだわりなど独自のストーリーを持っています。かつ、どれもユーザーの抱える「こうだったらいいのに」を解消する、日常生活をちょっと豊かにするための提案だと考えると、これはこれで大切な「はじめの半歩」ですね。
今回ご紹介したアイテムはほんの一部ですが、もし店頭などで見かけた際は、手にとっていただけると嬉しいです。
【展示会の概要】
展示会名称:「第4回ライフスタイルWeek春」
主催:リードエグジビションジャパン株式会社
会期:2021年1月27日(水)〜29日(金)
会場:幕張メッセ
https://www.lifestyle-expo-spring.jp/ja-jp/about.html
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