アート

ズキュウウゥン!『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』8月開催が決定ッ!

2017年に誕生30周年を迎えた、漫画家・荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』は、「友情・努力・勝利」という「週刊少年ジャンプ」の不朽のテーマのもと、独特な手法や世界観を展開し、多くのファンに支持され続けている名作です。

現在は「ウルトラジャンプ」誌上で第8部『ジョジョリオン』を連載中。作品に触れたことがない方も、「ジョジョ~」というタイトルや「スタンド使い」といったワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

東京、そして大阪にも巡回決定ッ! 祝福しろ

「ジョジョ〜」30年の集大成として『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』が8月24日(金)より、国立新美術館(東京・六本木)において開催されます。さらに11月25日(日)からは大阪文化館・天保山(大阪)に巡回します。初公開を含む豊富な肉筆原画をはじめ、会場でしか見ることのできない多彩な展示物とともに、その歩みと歴史をひも解きます。

荒木飛呂彦氏の原画展は過去に国内外で開催されてきましたが、本展はこれまでにないスケールで作品の世界観を体感できる、史上空前の〈JOJO〉の祭典となりそうです!

キーヴィジュアルを紹介した荒木飛呂彦氏

ああっ、う…美しすぎます!

6月21日の記者会見にて公開された荒木飛呂彦氏による本展描き下ろしのキービジュアルはこちらっ!東京会場は富士山をバックに空条承太郎とスタープラチナが、そして大阪会場には月をバックに石仮面に肘をついたDIOとザ・ワールドが描かれています。風神雷神を意識し、対照的でありつつも対になっているデザインとのこと。

展覧会キービジュアル 東京会場 (c)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

展覧会キービジュアル 大阪会場 (c)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

8つのチャプターで読み解く。最高にハイなJOJOの世界

会場は以下の8つのチャプターで構成されます。ジョースター家の数奇な運命を振り返りつつ、個性あふれるJOJOの世界が展覧できます。

CHAPTER 1 ジョジョクロニクル

誕生30年の歩みが詰まった「ジョジョクロニクル」。主人公や舞台を変えながら、脈々と受け継がれるジョースター家の“歴代ジョジョ達”の数奇にして壮大な運命の物語を振り返ります。

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「ジョジョクロニクル」※画像はイメージです。

 

CHAPTER 2 運命の星 因縁の血

「独創的なセリフ」と「印象的なシーン」は『ジョジョ』を語る上で外せない魅力のひとつ。チャプター2では、宿命と因縁を背負いながら生きる主人公とライバルの戦いを豊富なカラー原画とともに、強い信念を感じさせる言葉やシーンを対比させ、“光と闇”が創る世界を表現します。

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「運命の星 因縁の血」※画像はイメージです。

 

CHAPTER 3 スタンド使いはひかれ合う

今や『ジョジョ』の世界に欠かせなくなった、個性あふれる“スタンド”。第3部から登場する視覚化された超能力・スタンドは、魅力的なキャラクターとともに物語を盛り上げてきました。

このチャプターでは劇中のスタンドとキャラクターが集結。一堂に会する様子を、ぜひその目で!

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「スタンド使いはひかれ合う」※画像はイメージです。

 

CHAPTER  4 JOJO‘s Design

昨今のスポーツシーンでも見かけるようになった「ジョジョ立ち」と呼ばれる印象的なポージング。一貫した美意識の中で紡がれる『ジョジョ』の物語は、そのデザインが生み出すポージングやファッション、色使い、構図といった独自の世界観を確立しています。

王道の漫画でありつつ、アーティスティックな要素がふんだんに盛り込まれた『ジョジョ』のカラー原画に注目です。

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「JOJO‘s Design」※画像はイメージです。

 

CHAPTER 5 ハイ・ヴォルテージ

スタンドだけでなく、ロードローラーをも使う予想不可能な『ジョジョ』のバトルシーン。第7部までの主人公とそのライバルたちのベストバウトを一挙展示!

あの名シーンが、生の迫力で甦ります。

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「ハイ・ヴォルテージ」※画像はイメージです。

 

CHAPTER 6 映像展示 AURA〈アウラ〉

“スタンド”はどこから来たのか。ビジュアルデザインスタジオWOWが、アーティスティックに描くスタンド誕生の瞬間と、大型映像で展開される新たなスタンド表現。まさにここでしか味わうことのできない体験です。

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「映像展示 AURA〈アウラ〉」※画像はイメージです。

 

CHAPTER 7 大型新作原画ゾーン

本展一番の見どころはこちら! なんと荒木飛呂彦氏がこの展覧会のために描き下ろした完全新作の大型原画(2m×1.2m)が全12枚展示されます!

キャラクターとスタンドを等身大に描いたのは、同じ空間に存在しているという没入感を体験してほしいためだとか。これは絶対に見逃せませんね!

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「大型新作原画ゾーン」※画像はイメージです。

 

CHAPTER 8 ジョジョリロン

『ジョジョ』の斬新な発想や手法、印象的なポージングはいかにして生み出されるのか?展覧会の締めくくりは、荒木飛呂彦氏の“創作の秘密”に迫ります。

「荒木飛呂彦原画展」パース画像「ジョジョリロン」※画像はイメージです。

グレートだぜ! 音声ガイドは荒木飛呂彦本人による解説も!

気になる本展の音声ガイドですが、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』にて、ハイエロファントグリーンに身体を乗っ取られた医務室の先生役・恒松あゆみ氏がナビゲーターを務められます。

それだけではありません。なんと荒木飛呂彦氏本人による解説も!

所要時間は30分。聞き応えがありすぎて、どうして『30分』だけなのよォオオオ~ッ!!と言ってしまいそうです。(ちなみに収録時間は4時間にも及んだとのこと。)

荒木飛呂彦ポートレート

“ジョジョ派”のアーティストとコラボも!

本展では〈JOJO〉の新たな可能性を追求する、アーティストとのコラボレーション展示も行います。

CHAPTER 6の映像展示を務めるビジュアルデザインスタジオ WOWに加え、CHAPTER 3では小谷元彦さん(美術家・彫刻家)が彫刻で生み出す新たな『ジョジョ』を、そしてCHAPTER 4ではアパレルブランドANREALAGEのデザイナー・森永邦彦さんが『ジョジョ』とファッションの次なる可能性を追求します。

気鋭のアーティストとコラボ〈JOJO〉×彫刻 小谷元彦ポートレート(左)、 気鋭のアーティストとコラボ〈JOJO〉×ファッション 森永邦彦ポートレート(右)

魅惑のオリジナルミュージアムグッズ

ファンとして気になるのが展覧会のオリジナルグッズ。本展では多数のオリジナルグッズの販売が予定されています。リアルに再現されたジョルノのテントウムシや、手のひらサイズのイギーのぬいぐるみをはじめ、スタンド能力・ホワイトスネイクを連想させる「プッチ神父のUSBカード」など、ジョジョならではのグッズが登場します。

オリジナルグッズ『ジョジョの奇妙な冒険 Part 5 黄金の風』ジョルノブローチ ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

オリジナルグッズ『ジョジョの奇妙な冒険 Part 3 スターダストクルセイダース』 イギーぬいぐるみ ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

トニオ・トラサルディも唸る? Mercedes meとコラボ

メルセデス・ベンツブランドとして展開されるカフェ/レストラン「メルセデス ミー東京」。国立新美術館に近く立地しており、気軽に立ち寄れるカフェは六本木のもうひとつの顔として浸透しています。『ジョジョ』からインスピレーションを得て生まれた、奇妙で美味なコラボメニューが8月22日から10月1日まで楽しめます。気になるメニュー内容は後日発表予定。また、期間中は店舗ウインドウや施設内も『ジョジョ』の世界でラッピングされます!

メルセデス ミー 東京(六本木) https://www.mercedesme.jp/

メルセデス ミー 東京 コラボレーション ※画像はイメージです

完全日時指定制でじっくり鑑賞

展のチケットは完全日時指定制の数量限定販売です。会期前および会期中を通して、各回売り切れ次第、販売が終了となります(各回残券がある場合のみに限り当日販売も)。よって予定を決めたら早めにチケットを購入しておきましょう!「先行予約券」「グッズ付先行予約券」での購入をオススメします。

前売りチケットの販売期間は623日(土)1000823日(木)2359です。

ローソンチケットのみでの販売となりますので、ご注意ください。

詳しくは展覧会特設ホームページにて:http://jojoex-2018.com/

オリジナルグッズ「JOJO’s Sketch Stickers (専用ケース付)」 ステッカー8種×各2枚の16枚(A4サイズ)専用ケース付 ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

“冒険の波紋” を疾走させよう!

かつて国立美術館で個展が開催されたのは、漫画の神様と呼ばれる手塚治虫のみ。それから28年振りに開催される本展は、歴史に残る画期的な展覧会となることでしょう。しかし国立新美術館の主任研究員・教育普及室長の真住貴子氏はこう語ります。

右:国立新美術館 主任研究員・教育普及室長 真住貴子氏

「国立の美術館で個展というと、どうしても“国が認めた”、“国のお墨付きをもらった”というイメージを持たれることがありますが、そうではありません。多くの人に愛され、支持されている作品であるからこそ、国立の美術館はそれを取り上げる義務があるのだと考えています」

『ジョジョの奇妙な冒険』という作品は、漫画の王道を歩みつつも、ファッションやアートなどのあらゆるジャンルへ、垣根を超えた可能性を発信し続けています。

もはや日本文化の重要な役割を担うようになった「マンガ」という存在をあらためて見つめ直し、再考するにあたり、この展覧会は大きな役割を果たすこととなるでしょう。

10月より第5部ジョジョ・ノワール、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のTVアニメ放送も決定し、ますますスピードを上げていくジョジョの世界。放送を前に、展覧会でその世界をじっくり体験しましょう! アリーヴェデルチ!

記者発表会に登壇した荒木飛呂彦氏(右)と青木保国立新美術館館長(左)

撮影:©チバヒデトシ(一部)

【展覧会開催概要】

◯東京会場
展覧会名:荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋
会期:2018年8月24日(金)~10月1日(月)[34日間]
※プレビューデイ 2018年8月22日(水)、8月23日(木)
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)
※最終入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)

◯大阪会場
展覧会名:荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋
会期:2018年11月25日(日)~2019年1月14日(月)[51日間]
※プレビューデイ 2018年11月23日(金・祝)、11月24日(土)
開館時間:10:00~20:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
会場:大阪文化館・天保山(海遊館となり)

展覧会ホームページ:http://jojoex-2018.com/

虹

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ぼんやりしているうちに一日が終わってしまう怠惰なブロガー。低頻度更新ブログ「雨がくる 虹が立つ」を運営しています。アートと漫画、アニメ、自転車、旅、不思議な話など。心の底から「日々(穏やかで)楽しい生活」を送りたいと思っています。

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