アート

セログラフィティの達人、Evgeny Chesさんのライブペインティングを生で見てきました!(@渋谷SIX SENSE)

みなさんグラフィティ・アートは好きですか?
つい最近、六本木の森アーツセンターギャラリーでも展覧会が大盛況だったバスキアや、世界中の大都市に神出鬼没のバンクシーなど、世界的に知名度を高めている大物もいますよね。

そんな中、楽活編集部では、今回ロシア出身の有名なグラフィティ・アーティスト、エフゲニー・チェス(Evgeny Ches)さんの作品やライブペインティングを見てきました。

会場となったのは、2019年9月にオープンしたばかりの渋谷のバー「SIX SENSE」。現在個展が開催中で、12月24日まで生の作品を見ることができます。

それでは、早速イベントの様子をご報告したいと思います!

ネットで世界中に作品を発信し続けるエフゲニーさんの凄い作品

エフゲニーさんは現在ロシアの首都モスクワに在住。物心ついたときからとにかく絵を描くのが好きで、ストリート文化にあこがれてこれまで20年以上グラフィティ・アーティストとして活動を続けてきました。

手作りで制作したTシャツには、誇らしげに「TWENTY YEARS IN THE GAME」と描かれています!

グラフィティ・アートは、その性格上、長く作品を一つの場所に保管するのが難しいもの。そこで、エフゲニーさんは出来上がった作品を毎回Instagramへ投稿し、制作風景の動画をYoutubeでマメに残すなど、情報発信に力を入れてきました。

ちょっとInstagramやYoutubeを見てみましょう。彼の作品は非常に多彩で、いわゆる壁やインテリアにスプレーやフェルトペンで模様を描く「グラフィティ・アート」が中心なのですが、洋服専門店の室内装飾や、自動車、サーフボードなどあらゆるモノが彼にとってのカンヴァスなのです。

 
 
 
 
 
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Best projects from this summer. Which one is your favorite?😜 . 1. Hand painted kitchen for my friend @anna_tsukanova_kott . 2. Cellograffiti for musical festival at Moscow Botanical Garden. | @cellograffiti . 3. Graffiti makeup in collaboration with @mary_dav . 4. Mural in Kemerovo city and start for my new series .

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Instagramには本当にたくさんの作品が投稿されていますが、どれも世界中の人々から「いいね」が数千件単位でつけられていますよね。

 
 
 
 
 
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Some more photos with my hand-painted surfboard 🏄🏼 💙 Available for purchase 😉 Write in the comments what do you think about this artwork 👇🏽

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また、普通に紙にだって作品を残します。欧米で人気のアニメ・マンガの登場人物を思わせるキャラクターや、普段壁に描いている抽象的なモチーフの一部を絵画作品として描くこともあります。(今回日本ではこのタイプの作品が販売されています)

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Ambigram graffiti sketch 🔄 flip it and will be the same 😱🙏🏼

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でも、エフゲニーさんの存在を世界に知らしめた決定的な契機になったのが、彼が2012年頃に考案した「セログラフィティ」。透明の大きなセロファンの上に、スプレーで動物などをリアルに描いた作品群はまさに超絶技巧。スプレーだけでここまでできるものなのか!と、InstagramやYoutubeに投稿された作品は世界中のファンから賞賛されたのです。

こちらは2019年の最新メイキング映像。非常に熟達した技量で描かれた昆虫は、まるで生きているように見えますよね。ビニール素材にスプレーを吹きかけて作られた2次元平面作品にはとても見えません。

このように、ストリートを飛び出して、いよいよ本格的な現代アーティストへと歩みを進めようとしているエフゲニーさんですが、現在ロシアを中心にヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界中に活躍の場を広げようとしているんです。そんな中2019年12月、ついに初来日を果たしたのでした。

日本での初個展が開催された渋谷のバー「SIX SENSE」

さて、初来日を果たしたエフゲニーさんが個展を開催するのに選んだ発表場所は、長年、日本のストリート・カルチャーの発信源でもある渋谷のバー「SIX SENSE」です。渋谷駅A12出口を降りて徒歩1分という好立地にある、2019年9月にできたばかりの新しいバーなのです。

店内に入ると、コンクリートの壁がむき出しとなった無機質なインテリアの中に、最新鋭の映像設備が。「SIX SENSE」と名付けられた店名の通り、斬新な映像体験でお客さんの第六感を開いてくれそうな感じがします。

お店の最大のこだわりが、天井に据え付けられた2台のプロジェクターから流れる没入感満載の映像美。天井から映像が照射され、カウンターにプロジェクション・マッピングで様々な演出が仕掛けられるようになっていました。

カウンターにカップを置くと、カップの回りにキラキラした光が散乱する仕掛けも。
別バージョンでは、カップの回りを金魚が回遊する「和」の仕掛けも用意されています。

また、壁際にも映像を何箇所かで同時に上映。この日は、エフゲニーさんの公式Youtubeから、ロシア郊外の森の中でセログラフィティ制作に取り組むメイキング映像などがエンドレスに流されていました。

実は、これらのクリエイティブな仕掛けは、本店のプロジェクションマッピングプロデューサー、かでなれおんさんが全て考案しているのだそうです。かでなさんは現在俳優業との二足の草鞋で活動中で、この日も多忙なスケジュールの中、エフゲニーさんの個展初日に駆けつけてくれました。

左側がSIX SENSEのプロジェクションマッピングプロデューサーを務めるかでなれおんさん。店内の映像コンテンツの制作監修を務めています。

そして壁には、今回エフゲニーさんが日本に持ち込んだアート作品が!もちろん、全て購入できます。全部数万円程度(※詳細は現地で要確認)と非常にお値打ちな価格で販売されていました。

また、店内ではエフゲニーさんがデザインしたオリジナルキャラクターのオブジェも展示・販売されていました。これが意外に安くて5000円。作品よりも断然安価なお買い得価格です!

ライブペインティングのパフォーマンスはさすがの一言!

真剣な表情でカンヴァスに取り組むエフゲニーさん。ここ一番の集中力はやはり一流のアーティストならではのものを感じました。

さて、いよいよ作品のお披露目が終わると、この日のイベントの総仕上げとしてエフゲニーさんのライブペインティングのパフォーマンスが披露されました。

しばらくして完成したのがこちらの作品。アクリル絵の具と筆、そして自らの指を駆使して緻密に作業すること約20分。 あっという間に1作品完成です。

この日、ライブペインティングで使用したアクリル絵の具など。東急ハンズの紙袋をパレットとして代用するなど、こんなところにもストリートで活動してきたエフゲニーさんの柔軟性が発揮されています。

途中の作業自体は想像以上に慎重に進められていましたが、ほとんど修正することなく一直線に完成。長年、失敗のゆるされないストリートで鍛えて来ているだけあって、その実力は本物でした。

まとめ:ロシアの凄腕アーティストの生作品を見られるのは12/24まで!

いかがでしたでしょうか?ロシア出身の実力派グラフィティアーティストであるエフゲニー・チェスさんの初来日個展の様子をレポートしてみました。エフゲニーさんの作品は、InstagramやYoutubeなどで気軽に見ることができますが、せっかくなので是非「ナマ」の作品を体験してみるのもいいですね。

個展は12/24まで開催中ですので、ぜひこの機会にエフゲニーさんのビビッドで緻密なグラフィティアートの世界を楽しんでみてくださいね。12/24まで、SIX SENSEでは個展にちなんだオリジナル・カクテルも用意しているとのことです!

店舗・イベント情報

イベント名:EVOLUTION HOLDINGS presents
     「POP-UP ART SHOW with EVGENY CHES」

開催日時:2019年12月18日~24日
開催場所:Six Sense(シックス センス)
     渋谷区渋谷1-24-7渋谷宮下パークビル2F
      https://retty.me/area/PRE13/ARE8/SUB805/100001503300/menu/
     

かるび

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メーカー、IT企業で勤務後、41歳にして1年間のサバティカル休暇へ突入。現在は、ブロガー&Webライターとしてアートや映画について主催ブログ「あいむあらいぶ」(http://blog.imalive7799.com/)にて日々見聞きした出来事を書き綴っています。

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