こんにちは。サラダです。
2019年の8月に、フランスへ旅行しました。コロナになる前の年です。
お盆休みの時期だったので、どこも多くの観光客で賑わっていました。
現在は海外への渡航が制限されていたり、厳しい入国時の行動規制があったりで、事実上海外旅行は難しい状況ですが、コロナが収まり、また海外旅行に行けるのを待ち遠しく思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コロナ後の海外旅行の参考になればと、フランスで有名な美術館「ルーヴル美術館」で私が体験した出来事をシェアしたいと思います。
パリ観光の目玉として、世界中から旅行客が集まる「ルーヴル美術館」。今、現地がどんな様子か知っているのと知らないとでは、予定の組み方も、そして想定外のことが起きたときの気持ちも大きく違ってくるかもしれません。
突然行っても、当日券が買えるとは限らない?

フランス旅行で「ルーヴル美術館」へ行くことは一大イベント。
ですが「朝早く行けば、並んだとしても当日券買えるよね」と思っていた私と友人は、頑張って早起きをして、開館前に向かいました。
しかし、到着してルーヴル美術館を目の当たりにして感動していたら、そこにはすでに大行列が。
少しでも早く並ばなくてはと思い「当日券売り場はどこだろう?」と探していたのですが、出来上がっていた行列は当日券を買った人たちではなく、事前にチケット予約をして購入していた人たちだけだったことが発覚。
スタッフによると、当日券は販売していないとのこと。
結局、翌日の午後にしかチケットが取れずに、その日のスケジュールは見事に崩れました。
後々ネットで調べてみると、ストライキなどの関係で当日券が買えない場合もあるそうです…。
そのときは仕方がないので潔く諦めましたが、もしルーヴル美術館に行く日を、出発の前日の日にしていたら、私はルーヴル美術館に行けないままフランスを発つことになっていたのかもしれません。
そうなれば、とんでもない後悔を置いて帰っていたのかも…と想像してしまいました。
なので、必ず前もってチケットを予約して、万が一のために最終日の予定に組み込むのは避けた方がいいかもしれません!
★ルーヴル美術館の時間指定制チケット予約サイト(公式)https://www.ticketlouvre.fr/louvre/b2c/index.cfm/pmpevent/eventCode/PMP
あの有名な「モナ・リザ」を近くで観る時間、アイドルの握手会並。

無事に館内に入れたと思っても、油断してはいけません。
ルーヴル美術館と言えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」ですよね。
この目で一度は見たい!と世界中から多くの人々が訪れます。
しかし、広いルーヴル美術館の入り口から、モナ・リザに辿り着くまで、とんでもなく長い列に並ばなくてはいけません。(時期によって展示場所が移動する可能性もあります)

その間、友人とたくさん話をしましたが、話すネタも尽きるほどでした。
やっとモナ・リザが展示されている部屋に着くと、そこからは嬉しさと同時に緊張感が増します。
モナ・リザの前に通されるときは、一定の人数(そのときは15人ぐらいだったと思います)が順番に行列から開放され、近くで写真を撮ったり、見ることができます。
この時間が、一瞬です。(と言っておいた方が心構えができるかも)
自分とモナリザを写真に収めようと必死で撮影しましたが、正直写真のアングルを考えている余裕もありません。そして写真に夢中になりすぎて、肉眼でじっくり見れていませんでした。
時間がくると、警備の人たちが一斉に移動するよう誘導します。
まるでアイドルの握手会のような滞在時間。容赦無く移動させられ、悪あがきもできません。
おすすめなのは、まず落ち着いて写真を撮ってから、そのあとにモナ・リザを自分の目に焼き付けることです。並んでいる間にもシミュレーションしておきましょう。
広すぎる館内。見たい作品は、あらかじめ予習して絞っておく

ルーヴル美術館には、モナ・リザ以外にも有名な作品が数多く所蔵されていますが、広すぎて見たい作品に辿り着くまでも時間がかかります。
なので、事前にモナ・リザと、これだけは見ておきたいと思う作品を決めておき、ホームページなどで展示部屋を確認しておくのがいいでしょう。
私は、後の予定もあったため、前回の訪問ではモナ・リザとミュージアムグッズだけを見て、別の目的地へ向かわざるを得ませんでした。もっと違う作品も見たかったのですが、時間の都合上諦めるしかなく、少し後悔しています。
ルーヴル美術館は、丸1日費やしてもすべての作品を見ることは不可能と言われています。それほど広い建物なので、ルーヴル美術館でいくつか見たい作品がある方は、そのために1日を鑑賞にあてるスケジュールでもいいと思います。ミュージアムショップもありますし、館内を歩くのも行列に並ぶのも疲れるので、休憩する時間も必要になります。
パリ市内には、他にも有名な美術館があります!

他にも、フランスには有名な美術館がいくつかあります。
そのなかでも、印象派の作品を数多く展示する「オルセー美術館」とモネの「睡蓮の間」がある「オランジュリー美術館」は、互いに徒歩15分圏内にあるので同じ日に回るのがおすすめです。印象派の作品に浸れる1日になるでしょう。

だいたいの美術館は18時ごろに閉館してしまうので、早めの行動が肝になりますが、嬉しいことにオルセー美術館は、木曜日なら21時45分まで開いています。
朝が苦手…という方は、木曜日にオランジュリー美術館に行ってから、オルセー美術館に行く順番なら安心できますね。
フランス旅行で後悔しないためにも、ルーヴル美術館訪問には入念な準備を

コロナが終わったら、海外旅行に出かけようと計画されている方も多いのではないかと思います。はじめてのフランス旅行では外せない「ルーヴル美術館」。混雑しやすい人気スポットだからこそ、入念な下調べをすることで鑑賞体験の質を高めることができるでしょう。
すべてを分刻みで計画する必要はないですし、そもそも計画通りにはいきませんが、できる限りの準備はしておかなければいけないと学びました。
海外旅行ができるようになったら、今回の内容をスケジュールを立てる際の参考にしてみてください。頭の片隅に入れておくだけでも、気持ちに余裕ができるかもしれません。
みなさまの旅行が、後悔のない素敵な旅になれば嬉しいです。
関連情報:ルーヴル美術館のチケット予約関連HP
★ルーヴル美術館公式HP(英語)
https://www.louvre.fr/en
★ルーヴル美術館の公式チケットサービスサイト(英語)
https://www.ticketlouvre.fr/louvre/b2c/index.cfm/home
★日本語オーディオガイド付きチケット予約サービス(日本語)https://www.veltra.com/jp/europe/france/paris/a/157342
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