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【書籍紹介】中野信子さんの新著「フェイク」!騙されやすい自覚がある人は必読のベストセラー

脳科学者の中野信子さんの新著『フェイク: ウソ、ニセに惑わされる人たちへ』(小学館新書)が注目を集めています。

2017年:『ヒトは「いじめ」をやめられない 』
2019年:『キレる! 』
2020年:『「嫌いっ!」の運用』

に続く、小学館から刊行される四作目の著作です。

フェイクニュース、マルチ商法、振り込め詐欺…日常生活において、ウソやニセにまつわる事件やエピソードは数知れず。「私は騙されない」と信じていても、気づいてみたら、相手の術中に陥ってしまうのはなぜでしょう。

平気でウソやニセを仕掛けてくる人たちの手口から、騙されてしまうメカニズム、そしてフェイクの効用を知り、賢く付き合いながら生き抜く知恵まで脳科学的観点から分析、考察しています。

第一章 何のために人はウソをつくのか
第二章 人はなぜ騙されるのか?
第三章 社会性とウソ
第四章 生産的ウソの効用と活用法
第五章 悪意のあるウソ
第六章 歴史から見るフェイクの活用例
第七章 ウソとどう付き合い、生きていくのか

人は初対面の人と話すときに10分に3回ウソをつくという研究結果を紹介しています。マサチューセッツ大学で心理学を研究しているロバート・フェルドマン教授の実験です。

衝撃のエピソードを織り交ぜながら、分かりやすく解説する中野先生の手法には、芸術家のファンも少なくありません。多くのアーティストに影響を与えた日本のへヴィメタルシーンの重鎮も、中野先生の愛読者で、SNSで紹介しています。

騙されやすい人の特徴として「メタ認知」が弱いことを挙げ、その対策として「メタ認知」能力を成長させることまで解説していますので、騙されないように自分を変える実践書の側面もあります。

書籍情報

『フェイク: ウソ、ニセに惑わされる人たちへ』
著者:中野信子
出版社:小学館

著者・中野信子さんプロフィール

1975年東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。 東京大学大学院医学系研究科脳神経医科学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。

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