2020年秋、「静物画」をテーマとした新たなゴッホ展の開催が決定しました!
それが、「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」改め「SOMPO美術館」で2020年10月6日(火)から12
実は、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は9月30日から損保ジャパン日本興亜本社ビル敷地内の新しい美術館棟への移転準備中。2020年5月28日に「SOMPO美術館」に生まれ変わって開館する予定なのです。
その新展示棟がオープンする開館初年度に開催する大型企画展第一弾こそが、秋のゴッホ展。否が応でも期待が高まりますよね。
静物画家ゴッホに着目した展覧会
同館の至宝「ひまわり」に代表されるように、実はゴッホは風景画、人物画と並んで、静物画を多数描いています。現存するゴッホの油彩画は850点あまりありますが、ちょうど約20%にあたる170点ほどが「静物画」なのです。
特に、オランダからパリへ移住したゴッホが新たな色彩と画風を求めて試行錯誤していた時代、彼に新境地を開かせたのがパリの花を描いた静物画でした。
展覧会では、ひまわりをはじめ、花を描いた静物画を皮切りに、それ以外の静物的なモチーフも多数取り上げられる予定。展示全体を通して静物画家としてのゴッホの多面的な展開をじっくり掘り下げていきます。
オランダ絵画ファンにもオススメ!
また、ゴッホ作品だけでなくゴッホと同時代に活躍した画家たちや、ゴッホの生まれ故郷であるオランダにおいて、17世紀の黄金期に活躍した静物画家たちの作品も展示予定。
ゴッホ作品と比較することで、より立体的に「静物画家」としてのゴッホの実像を実感できそうです。
より詳しい展示内容は、続報のプレスリリースで!
本展「ゴッホと静物画-伝統から革新へ-」では、ゴッホ作品が25点、それ以外の作家の作品約40点をあわせた約70点が損保ジャパン日本興亜美術館美術館(SOMPO美術館)の新展示棟に並ぶ予定。公式サイトもオープンしていますので、こちらも要チェックです。
新展示棟での最新鋭の展示設備で「静物画家」としてのゴッホを楽しむ展覧会、1年後が今から楽しみですよね!楽活では、続報が入り次第、本展について継続して詳細をお伝えしていく予定です!
「ゴッホと静物画-伝統から革新へ-」 開催概要
会 期:2020年10月6日(火)~12月27日(日)
会 場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
主 催:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社
協 賛:損保ジャパン日本興亜
監 修:千足伸行(成城大学名誉教授 広島県立美術館長)
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