MANO -灯花-

神奈川県出身のアーティスト・MANOさん。2020年にヘナアーティストとしてデビューし、伝統的なヘナアートをベースに独自の表現を展開してきました。2023年からは、ヘナアートの技法を陶芸や左官アートにも応用し、伝統と革新を掛けあわせた唯一無二の作品を発表しています。「人の心に宿る光」をテーマに独自の作品を発表し続けています。

―アーティストとして大切にしているテーマやコンセプトを教えてください。
私はずっと「人の心に宿る光」をテーマにしています。どんなときも、自分の心にしか灯らない光があって、その光がきっと自分自身や誰かを救う力になる――そのことを作品を通じてずっと伝えたいと思っています。

神奈川県生まれ。2020年にヘナアーティストとしてデビュー。2023年からはヘナアートの伝統技法を陶芸や左官アートに表現を広げ、伝統を掛け合わせた独自の技法を生み出し、唯一無二の作品を世に送り出す。
ヘナやクウォーツなど地球が生み出す美しい天然素材を用い、そこに自身の“祈り”や“幸せへの願い”を込めて創り出される作品は、MANOに訪れるインスピレーションと見る人・手にする人の幸せを願う想いから生みだされています。

―日々の創作で大切にしていることはどんなことですか?
「自分自身の光を信じて、それを表現していいのだ」という思いを大切にしています。作品は自分だけのものではなく、見る人の心にそっと寄り添い、前へ進む力を与えられるような存在でありたいと考えています。この作品は、人が抱く「心の光」を具現化した、実在しない幻想の花が描かれています。その光は他の誰かと比べることのできない唯一無二の輝きです。光の中には小さな記憶や願いごと、まだ見ぬ未来への希望が散りばめられています。どんなときも自らの心にしか灯せない光があること、その光がきっと自分自身や誰かを救う力になると言うメッセージが込められています。


―これから挑戦してみたいことはありますか?
これまで湘南エリアでのイベント出展やライブアートを中心に活動してきましたが、今後は陶芸や左官技術を取り入れた立体作品にも挑戦してみたいと考えています。


作品に宿る力強さの源は「自分自身の光を信じ、抱きしめるように表現する眼差し」にあったということでした。その光はきっと、作品に出会う人の中にも新たな輝きを見つけさせてくれるはずです。