佐藤静 -蓮にヨシゴイ-

個展やグループ展を中心に活動を続けるアーティスト・佐藤静さん。
長年、自然の中で暮らしを続けながら、数年前に本格的に絵画制作をスタート。野鳥撮影の経験も活かしながら自然の中に息づく光や風、生き物たちの存在を表現しています。

― アーティストとして大切にしているテーマやコンセプトを教えてください。
私の創作の根幹にあるのは「自然の尊さ」です。海や川、森や木々、そしてそこに生きる多様な生き物たちとともにある世界を、絵を通して伝えたいと思っています。

1958年東京に生まれる。
東京電機大学 卒業
2023年より 野鳥を中心に絵の中に取り込んだ 日本の自然風景を絵画にする活動を開始。
制作開始以来SNS でも意欲的に発信を続けている。

― 日々の創作活動において大切にしていることはどんなことですか?
「描きたい」という気持ちをまっすぐに作品へ注ぐことです。思いが爆発するように筆をとることもあります。自然の中で感じる新鮮な感動をそのまま作品に残したいです。


― アート以外で影響を受けているものや趣味はありますか?
長年続けてきた野鳥撮影にも影響を受けています。北海道から沖縄まで各地を訪れ、出会った鳥や風景をカメラに捉えてきました。


佐藤静さんのお話を伺って強く感じたのは、作品に宿る臨場感の源泉が、自然を「ただ美しい対象」としてではなく、「尊い存在」として見つめ続けていることでした。