押し花アーティスト・北原明日香さん。日大芸術学部写真学科を卒業、企画展や個展を重ねています。 植物の持つエネルギーを「魔法のような絵の具」として使い、押し花の表現の新しい境地を切り開いています。 植物の瑞々しいエネルギーと、日常の中にある優しい美しさを表現しています。

―アーティストとして大切にしているテーマやコンセプトは何ですか?
「新しい植物本来の可憐さと優しさを最大限に生かし、絵の具のような役割で世界を創造すること」です。 花や葉の自然のままの姿、そして調和の美しさを丁寧に紡ぎ出してきました。 お庭を思わせる楽園的な空間や自然の息吹を感じられるような作品づくりが根幹にあります。
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日大芸術学部写真学科を卒業、企画展や個展を重ねてきた押し花アーティストです。 押し花の表現の新しい境地を切り開いています。 かわいらしい植物の瑞々しいエネルギーと、日常の中にある優しい美しさを表現しています。![]() |
―作品に込めたメッセージや、鑑賞者に伝えたいことは何ですか?
「優しさと穏やかなエネルギーを持つ植物の力を感じてもらいたい」という想いです。 お花の色や形の調和、植物の美しさが優しく響きに合うことで、「強さ」よりも「調和と温もり」を重視しながら表現しています。
―日々の創作活動の中で大切にしていることは?
植物一つひとつの個性やエネルギーに向き合い、色彩や形の調和とハーモニーを大切にして制作することを心がけています。植物が絵の道具となり、癒しを感じさせる作品を生み出すことが使命です。
鑑賞者の心を潤す静かなエネルギーと新たなアートの可能性が詰まっていると感じました。ぜひ会場でその魅力と優しさを実際に感じてみてほしいと思います。