イベントアーティスト・一色亜貴子さん。大阪芸術大学彫刻科を卒業後、私立小学校の図工専科教諭やイタリア・サンタンドレア工房での研修、路上絵描き修行を経て、活動を広げてきたアーティストです。ウェブでの制作受注や「スケッチマン」として出逢いを描きながら日本一周にチャレンジするなど、多彩なフィールドで創作を続けています。
―今後の活動予定や目標についてお聞かせください。
現在、クラウドファンディングに挑戦し新たな夢に向かって活動中です。東京での展覧会への出展や、多くの人の交流をきっかけに創作への刺激をさらに高めています。「自信作を手放すことで、新しい自信作が生まれる」というアーティスト・ループの循環を目標にし、画家としての新たなステージを目指しています。
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大阪芸術大学彫刻科卒業後、図工専科教員からイタリア修業、そしてイベントアーティストや路上絵描きを経て、現在は東京で活動の幅を広げている気鋭の画家です。![]() |
ー今回「flower」に出展された作品のコンセプトや制作意図を教えてください。
「花かんむり」は、ルドンへの思い出と色彩への憧れを描いて描かれており、画中には「親愛なるドン」という言葉も記されています。子供が花瓶を冠している温かみのある構図で、夢や希望、そして芸術への愛情を表現しています。
ーこれからアートを通じて伝えたいコトは?
アートで人生を開く。自分も皆さんも、絵で人生が開ける体験をしてほしい。似顔絵の経験とアートへの情熱から、人と人のつながりや自分を大切に思う気持ちを作品で伝え続けています。展覧会を通じ多くの方がアートの力を感じ、心に花が咲くような出会いとなることを願っています。
作品には色彩と構想の美しさに加え、作者の人生や想いが強く込められていると感じます。 アートによって見る人の人生も変わる、そんな力強いメッセージと優しさが会場全体に広がる印象を感じました。