スピリチュアルアートを創作し、花・星・神聖幾何学を融合させた独自の世界感を表現しています。内なる宇宙と対話し、魂の記憶を可視化する作品は、ニューヨークやミラノ、フランスでも発表され、国際的に高く評価されています。
―今回「Flower展」に出展された作品のコンセプトや制作意図を教えてください。
この作品は「宇宙とつながる花冠」のイメージです。蓮の花は魂の目覚め、浄化、そして神聖な源とのつながりを象徴しています。その花が咲いているのは、一人の女性の頭上。彼女の背中から伸びる髪は宇宙へと溶け、金色のフラワー・オブ・ライフと三日月は、宇宙の知性と直感、そして女性性の神秘を表しています。デジタルやAIを用いて幻想性を高めつつ、“宇宙の真理”と響き合う神聖幾何学を取り入れました。ひとりひとりが「宇宙の中の花」であることを思い出すためのビジュアルメッセージでもあります。
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スピリチュアルアートを創作し、花・星・神聖幾何学を融合させた独自の世界を表現しています。内なる宇宙と対話し魂の記憶を可視化する作品は、2024年からニューヨークやミラノ、フランスでも発表され、国際的に高く評価されています。![]() |
―日々の創作活動の中で大切にしていることは?
単なるビジュアルではなく、「魂の記憶を呼び起こすようなアート」をテーマに制作しています。内なる宇宙と外なる宇宙の響き合い、そして目には見えないけれど確かに存在するスピリチュアルな真実を、色彩と形で表現することを大切にしています。私の作品を通して、人々が自分自身の深い部分と出会い、「本来の輝き」を思い出すきっかけになればと願っています。
ー作品に込めたメッセージや、鑑賞者に伝えたいことは何ですか?
「すべての人の中に、宇宙とつながる神聖な光が存在している」ということです。現代の忙しさや情報の多さの中で、私も自分の本質を忘れてしまいがちです。でも心を静かにして内側に目を向ければ、誰もが“花のように美しく咲く存在”であることを思い出せます。この作品が鑑賞された方の魂にそっと触れ、静かなインスピレーションとなれば嬉しいです。
月水音舞美さんの作品は、単なる視覚的な美しさを超え「魂を呼び覚ますためのゲート」として存在していることを実感しました。その神秘的な世界観は、アートとスピリチュアルの融合でした。