TETSU -思考の重力「花」-

CGシステムのプログラマーとしての経歴を持ち、テクニカルライター兼イラストレーターとして活躍しているデジタルアーティスト・TETSUさん。近年はデジタルペインティングを中心に作品を展開し、2025年にはKITTE大阪賞受賞、「ジャパン・クリエイターズ2025」表紙・紹介ページ掲載、「名鉄瀬戸線アートコンテスト最優秀賞、国際交流デザインアート展優良賞」など数々の入賞・入選歴を誇ります。

―アーティストとして大切にしているテーマやコンセプトは何ですか?
追求しているテーマは「ポップなデペインズマン」。 慣れ親しんだ場所や文化から得られる違和感や不安、さらにその不思議な心地よさを作品で表現しています。 日常にありながらも非日常的な感覚を鑑賞者に届けたい、そんな想いが込めています。

CGシステムのプログラマーとしての経歴を持ち、テクニカルライター兼イラストレーターとして活躍しているデジタルアーティスト・TETSUさん。近年はデジタルペインティングを中心に作品を展開し、2025年にはKITTE大阪賞受賞、「ジャパン・クリエイターズ2025」表紙・紹介ページ掲載、「名鉄瀬戸線アートコンテスト最優秀賞、国際交流デザインアート展優良賞」など数々の入賞・入選歴を誇ります。

ー使用した素材や技法について詳しく教えてください。
AIによる画像生成で、プロンプトに言葉を投げ込むことで作品の素材を作ります。そこに加筆することで、人間ならではの「感覚質=クォリア」を補う作業を重視しています。AIと手作業を融合させ、唯一無二の世界観を創造しています。心の奥に咲く“見えない花”をテーマに、宇宙空間を漂う一人の宇宙飛行士の姿とともに、内面に抱える思考の重さが花となってあふれ出し、色とりどりの感情や記憶が広がる様子を描いています。


―日々の創作活動の中で大切にしていることは?
日々の創作活動で大切にしているのは、作品を見る人に失礼のない表現を心がけることと、AIでは表現できない人間ならではの感覚や温度感を補い、作品に込めることです。


宇宙に浮かぶ一人の宇宙飛行士を描きながら、内面に咲く花と重力のような思考の重さが、心に豊かな世界を感じさせます。AIによる生成と人間の感覚の融合によって生まれた作品は、不思議かつ刺激的に感じました。