福岡県出身の押し花クリエイターとして、独自の世界観と技術で作品制作を続けています。都市銀行勤務を経て人生の転機で押し花アートに出会い、2004年から専門的に活動を開始。 MIU MIUのイベント出演、国立新美術館「21世紀アートボーダレス展」でのグランプリ受賞など、広範囲での活動を続けています。
ーアーティストとして大切にしているテーマやコンセプトは何ですか?
大切にしているテーマやコンセプトは、「命の躍動を伝えること」と「自然の恵みへの感謝」です。
作品とすることで、押し花は時間とともに少しずつ変化し成熟していきます、「時間化するアート」としてとらえています。この変化こそが、“命の躍動”と“美の成熟”であり、時間の流れを感じるアートとして表現しています。
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福岡県出身の押し花クリエイターとして、独自の世界観と技術で作品制作を続けています。都市銀行勤務を経て人生の転機で押し花アートに出会い、2004年から専門的に活動を開始。 MIU MIUのイベント出演、国立新美術館「21世紀アートボーダレス展」でのグランプリ受賞など、広範囲での活動を続けています。![]() |
ー作品制作のインスピレーション源やきっかけは何ですか?
自分が人生の転機で悩んでいた頃、花屋の友人から送られてきたグリーンハローの花に出会い、透き通るような白と鮮やかなグリーンに衝撃を受けました。その花を花瓶に生けた瞬間、部屋の空気が澄み渡るほどのインパクトを受け、その美しさを長く留めたいと思ったことが押し花の制作をするきっかけとなりました。
ーこれからアートを通じて伝えたいコトは?
植物と人間の関係、人間の都合で自然環境が変化しつつある現状の中、作品鑑賞者が本来の植物の姿や風景に思いをはせて頂ければとそんな願いを込めて制作していきます。花を手元に置き、飾ることで自分の気持ちが動かされ、初心を思い出す体験を伝えていければと思います。
作品には、自然への愛情とその一瞬の輝きを未来へつなげる強い意志が感じられました。花を通して「生きること」の美しさや、日常の何気ない自然に目を向けることの大切さを感じました。







