おおたりょう子 -sunflower-

千葉県出身で東京在住のおおたりょう子さんは、主にパステルを使い子どもや動物、自然をテーマに温かみのある作品を制作しています。保育士として働きながら絵を描いてきた経験があり、現在はカルチャーセンターでカリンバやマンドリンの講師の仕事をしながら描いています。

―今回「Flower展」に出展された作品について、最初のコンセプトや制作の意図を教えていただけますか。
これまで保育士として子供をテーマにした作品をたくさん描いてきましたが、「久しぶりに自分の原点に立ち返りたい」という想いから、今回の展示では「子どもと花」を組み合わせ、自分の原点とも言うモチーフで新たな表現に挑戦しました。明るく元気な少女が、ひまわり柄のワンピースでちょっとおすまししています。

千葉県出身で東京在住のおおたりょう子さんは、主にパステルを使い子どもや動物、自然をテーマに温かみのある作品を制作しています。保育士として働きながら絵を描いてきた経験があり、現在はカルチャーセンターでカリンバやマンドリンの講師の仕事をしながら描いています。

―使用した素材や技法について詳しく教えてください。
普段はパステルを使用することが多いのですが、今回はキットパスを使いました。水彩画風に描き、柔らかな色合いと繊細なタッチを目指しました。


―アート以外で影響を受けているものや趣味はありますか?
マンドリンやカリンバといった楽器の演奏し、カルチャーセンターで講師も務めています。絵を描く過程と音楽を作り上げる過程には、練習や試行錯誤を経て最終的に形にするという共通点があり、そのような経験が二つの活動を長く続けられる理由になっていると思います。


おおたりょう子さんの作品や活動は、絵画と音楽という異なる表現手段を楽しみながらも、創作に向き合う姿勢でした。日常の中にそっと寄り添う温もりと安らぎがあり、心安らぐ瞬間を体験してほしいと思います。