バリ島は、壮大な自然と古代の癒しの秘術が融合する場所としても知られています。その中でも、バリ島のマッサージやスパは、旅行者を魅了する至福の体験です。
伝統的なバリニーズマッサージの心地よさや、香り高いアロマを使ったスパやエステの贅沢さが、心身を癒す極上の時間となります。今回はバリ島で実際に受けたマッサージをレポートします。
【バリ島シリーズ記事】※第一弾、第二弾とお送りしてきました
①バリ島の空港も閉鎖される「静寂の日」とは
https://rakukatsu.jp/bali01-20240325/
②バリ島で味わう「最高のヨガ体験」
https://rakukatsu.jp/bali02-20240418/
バリ島で受けられる豊富なマッサージの種類
「バリ島=マッサージ」という人がいるほどバリ島のマッサージは有名で、街中にも「街スパ」と呼ばれるお店が数多くあります。バリ島のマッサージといえば、バリニーズマッサージですが、多様なスパメニューが揃っています。
バリで受けられるマッサージには様々な種類やバリエーションがあります。一般的には、以下のようなマッサージがあります。
- トラディショナル・バリニーズマッサージ
バリの古代の伝統に基づいたマッサージで、深い筋肉のリリースと心身のバランスを整えることや、エネルギーの巡りを整えていくマッサージです。 - アロマセラピー・マッサージ
香り高いエッセンシャルオイルを使用して行うマッサージで、心身のリラクゼーションを深めるのに効果的。 - ホットストーン・マッサージ
温められた石を使用して行うマッサージで、筋肉の緊張を解きほぐすのに効果的。 - バリニーズ・ハーブコンプレス
バリの伝統的なハーブを使ったコンプレスを使用して行うマッサージで、身体のデトックスやリラクゼーションを促進します。 - シロダーラ
頭部に温かいオイルを垂らすリラクゼーションテクニックで、ストレスの軽減や心身のリフレッシュ効果が期待できます。 - フットリフレクソロジー
オイルやクリームを使い指で足裏に点在するツボを丁寧に刺激し、全身の血液循環を促し、身体の不調回復や疲労回復。街歩きの後にもお勧めのマッサージです。 - クリームバス
頭皮からデコルテまでのマッサージを行うヘッドスパ。 アロエやアボカドなどを使ったクリームを使用し、頭皮のマッサージを中心にデコルテまでを首、肩、腕、髪の毛、とケアしていきます。
細かく分類するとまだまだマッサージの種類はありますが、このような種類の中から体調に合わせて施術内容を選びます。
バリ島スパメニューの「ルルール」とは?
バリ島のスパでよく目にする「ルルール」というメニューをご存知でしょうか。
ルルールは、インドネシアの代表的なボディスクラブで、かつてはジャワ王宮の王妃たちが結婚前のお肌のお手入れとして行っていたそうです。
体の凝りをほぐすマッサージとは異なり、美容効果が高く、エステやスパのスクラブメニューとして並んでいます。
特徴は、天然素材のみを使ったスクラブで、米粉やターメリックが主成分。これにより、肌を優しくケアしつつ、汚れや古い角質を取り除き、滑らかでツルツルの肌に仕上がります。さらに、ルルールの後には、ヨーグルトのパックで肌をしっとりさせるスパもあります。
ルルールはとても人気が高く、バリ島土産としても販売されています。
バリ島おすすめのスパ
バリ島で訪れたスパをご紹介します。エリアやスパによって雰囲気もメニューも様々でした。
ボディーワークス
スミニャックエリアにある『ボディーワークス』は、ピンクをベースとした内装が素敵なスパです。利用者の多くが欧米人の旅行客という印象でした。
バリ島に到着して最初に向かったスパは、ボディーワークス。写真で見た瞬間から、一度は訪れたいと思っていた美しいスパでした。
ボディーワークスのレセプションでは、丁寧に受付を進めてくれます。全て英語ですがスパ内はゆったりとした静かな空間なので、焦ることなく初めての方でも安心です。
名前を伝えると、マッサージルームに案内され着替えやマッサージメニューの確認の後に、ゆっくりとマッサージがはじまります。
2名1室でフルボディーマッサージを事前予約していたので、広めにお部屋に案内されました。丁寧な施術とのんびりとした雰囲気に癒され、足の先から頭のてっぺんまで緩み、2人とも大満足。
気持ちのいいマッサージ後は、シナモンティーを出してくれます。
ほぐれた体に甘いシナモンティーが染み渡るようで、おいしいねと話していると「おかわりいかが?」と声をかけてもらい、おかわりもしっかりいただいて帰りました。
マッサージのスキルはもちろん、インテリアや雰囲気を含めて全てにおいておすすめのスパとなりました。
公式サイト
https://www.bodyworksbali.com/
テタスパ・バイザシー
空港近くのホテル、ビンタンリゾートホテルの中にある『テタスパ・バイザシー』は、アロマのいい香りに包まれたスパです。
テタスパは、日本語対応可能なスタッフの方が細やかな対応をしてくれるので、英語に不安がある方にもおすすめです。
日本でメニューを見て、シーオブラブスペシャルというコースを事前予約。
大きな窓のウェイティングルームは、アロマの香りが濃密でとてもいい香りでした。
この日の香りはベルガモット。あまりに好みの香りだったので、帰りにアロマボトルを3本購入し、帰国後も香りを楽しんでいます。
ハーブティーを飲みながら、アンケートに答えたりマッサージについての説明を受け、マッサージルームに案内されます。
着替えを済ませ、フラワーフットバスから始まり、うつ伏せでリラクシングボディーマッサージに移ります。
ボディーマッサージが終わると次はクリームバス。クリームバスは別の部屋へ移動し、海や空が見える専用のマッサージルームでの施術でした。
クリームバスではヘッドだけでなく肩や首周りまでケアしてくれるので、肩凝りや頭痛のある方もしっかりほぐれるはず
今回のコースには含まれていませんでしたが、フラワーバスというカラフルな花びらを浮かせたお風呂に浸かるメニューもあります。時間によっては海に沈む夕陽を眺めながらくつろぐこともできるそうです。
今回は、「チェックイバリ」というサイトから予約をしたのですが、スタッフの方の手厚いサポートと柔軟な対応で、とても安心して楽しい時間を過ごすことができました。
スパメニューも豊富で全て日本語対応なので、とてもおすすめです。
チェックインバリ公式サイト:テタスパメニュー
https://www.checkinnbali.com/spa/detail.php?id=456
リボーン・クタ店
最後にご紹介するのが、街スパの『リボーン・クタ店』です。
夜のクタエリアを散策し、歩き疲れた頃にたまたま目の前に現れた街スパ。明日に疲れを残さないようにと、気軽に入店したのですが思わぬ出会いがありました。
「リボーン」という街スパは、クタエリアに3店舗あります。今回はクタ店にお邪魔しました。
店内には、マッサージ用の椅子がずらりと並び「いかにも南国のマッサージ屋さん」といった雰囲気。レセプションの女性スタッフの方に「男性セラピストでもいい?」と確認を受け、そのままお願いしました。
特に下調べをしていたわけではないので何も考えず、促されるままに腰をかけ、歩き疲れてうとうとしながらマッサージがスタート。
マッサージ開始5分後・・・
「え、効く!全てが効く!!」と驚きのあまり目を覚ましました。
力加減もピッタリで全てが気持ちよく、押される箇所の疲れが抜けていく感覚でした。寡黙なお兄さんが施術してくれていたので、話しかけたい気持ちを抑えマッサージを堪能。
終わった後は足が軽くて本当にびっくり。そして、とてもリーズナブル。コスパ最強とはこのことです。
翌日も別のスパの予約をしていたのですが、そのスパにいく前に、同じお兄さんに施術をお願いしたく再訪問してしまいました。本当に体が軽くなるので、しぶとい肩凝りや体の重さのある方におすすめです。
是非サイトをチェックしてみてください。
リボーン公式サイト:https://linktr.ee/rebornsignature
まとめ
今回はバリ島でおすすめのスパマッサージ施設3店舗をご紹介しました。
エリアやニーズによって、選ぶお店やメニューが変わってきます。アロマのいい香りや、眺めと雰囲気を含めたリラックス空間、スキルの高いマッサージがメインのお店など様々です。
今回伺ったどのスパも、また訪れたいスポットとなりました。バリ島には数え切れないほどのスパが軒を連ねています。
バリ島旅行の際は、是非マッサージを受けてみてください。お気に入りのお店やセラピストに出会えるかもしれません。