体の芯からあたたまる!秋冬キャンプには日本酒の熱燗がおすすめです!

キャンプでの楽しみの一つにあげられることも多いお酒。自然の音を聞きながら、ゆっくりと飲むお酒は最高です。だけど、冷たいお酒は体を冷やす原因にも。

そこで筆者が、秋冬キャンプにおすすめしたいのが、熱燗です。

夜の冷え込みが日増しに強くなる今日この頃。暖房機器や、焚き火などで冷えた体を外から温めつつ、熱燗をごくりと飲めば、温かな日本酒が体を内側からポカポカと温めてくれますよ。

筆者がキャンプに熱燗をおすすめしたい理由

持ち運しやすいワンカップのお酒を使用。

①火気が身近にあるキャンプだからこそ手軽に熱燗を楽しめる

焚き火やコンロ、バーナーなど火気を使用する機会の多いキャンプだからこそ、普段しない人でも手軽に熱燗ができます。身近に火気があることで保温や再加熱も楽々です。家で熱燗をするのは面倒だからと、避けていた方にもおすすめですよ。

②飲みすぎを防止できる

アルコールは体温に近い温度で体内に吸収されやすくなります。そのため、冷えたお酒はアルコールの吸収までに時間がかり、あとから一気に酔いが回るなんてことも。キャンプ翌日も撤収など、やるべきことがあるので、二日酔いは避けたいですよね。

その点、熱燗ならアルコールの吸収が速いので、飲んだ量と体感が一致。飲みすぎを防止できます。

湯煎派?直火派?熱燗の作り方はシーンに合わせて選ぶ

日本酒は加熱することで、日本酒特有の辛みが減り、米の甘みを感じやすくなると考えられています。
甘くなることで飲みやすくなりますが、もっと甘さを感じたいからと、無暗に加熱すると逆に辛みや雑味がでて、味が落ちてしまうので注意が必要です。

熱燗をするときは、シーンや味覚に合わせて作り方を選ぶことで、より自分好みの熱燗に出会えますよ。

まろやかな味わいを楽しみたいのなら湯煎で

湯煎を使用してお燗をつけることで、繊細な味の変化を楽しめます。

鍋やクッカーでお湯を沸かし、そこに日本酒を入れた徳利や酒タンポ(ちろり)、ワンカップをいれて湯煎します。湯煎後の酒器は熱くなっているので、火傷しないように注意してください。

お湯を沸かす手間と温まるまでの時間はかかりますが、ゆっくりと温められた日本酒の、まろやかで優しい味わいを楽しめますよ。

手間や時間をかけたくないなら直火可能な酒器を使用

直火で加熱すれば、すぐに熱燗が楽しめます。

燗瓶や鍋、やかんにお酒を入れて直火で加熱すれば、お手軽に短時間で熱燗の完成です。

一気に熱して豪快に飲みたいシーンに向いていますよ。しかし、直火は加熱しすぎると焦げや、アルコールの蒸発をおこすこともあるので、味が落ちてしまわないためにも、適切な加熱時間を見極めることが大切になります。

熱燗・上燗・ぬる燗・人肌燗と、温度によってさらに変わる味わい

温めた日本酒全般を熱燗と呼んでいるシーンも多くありますが、実は50℃程度に加熱されたお酒のことを熱燗といいます。その他の温度に加熱したお酒にも、それぞれに呼び名が付けられていて、呼び名に合わせて細かく温度の管理をすることで、さらに繊細な味や香りの変化を楽しめますよ。

熱燗
50~55℃です。酒器から湯気が昇り、さわると熱く感じるのが目安です。味は辛口になります。
加熱しすぎると味わいを損ねてしまうので、60℃以上にはならないように温度管理をしましょう。

上燗
45~50℃です。お猪口などに注ぐときに、ふわっと湯気が出るのが目安です。日本酒特有のキュッと引き締まった香りを楽しめます。

ぬる燗
40~45℃の熱いと感じない程度の温度です。辛みやエグ味が減ることで口当たりがよくなり飲みやすく感じます。

人肌燗
35~40℃で、その名の通り人肌くらいの温度です。米のやさしい味わいと、香りを感じられます。

この他にも、最も熱いものを飛び切り燗、人肌以下のものを日向燗といいます。

今回筆者は酒タンポを使用し湯煎でお燗をつけます

笑’Sの酒タンポ。フォルムや色合いがスタイリッシュです。

今回筆者が使用した酒タンポは、アウトドアブランド笑’Sの純銅酒タンポです。

この酒タンポのメリットは、銅製なので熱伝導率がよく温めるまでの時間が短いことです。さらに、柄の部分に巻かれた藤のおかげで、熱さを感じずに湯煎から取り出せて、使い心地もいいです。そして、なにより雰囲気が出てかっこいい!

好みのギアを持つだけでテンションも上がります。

クッカーで湯煎します。

熱燗をちびちびと飲みたいので、湯煎する方法で熱燗を楽しみます。

徳利と酒タンポどちらを使用してもいいのですが、持ち運びのしやすさや、使用後の管理のしやすさから、筆者は酒タンポを使用することにしました。お酒が少しずつ温まっていく過程を眺めているのも至福の時間です。

やっぱり寒空の下飲む熱燗は最高です!

湯気が立ってきたので飲み頃と判断。お猪口に注ぎます。

「いただきます」
写真に写らないのが残念ですが、ふわっと湯気が立ちいい感じの熱燗になりました。自然あふれる空間。お気に入りの酒器で飲むお酒。

暖かい季節や、お家の中で飲む熱燗も美味しいけれど、寒空の下ピンとはった空気を肌で感じながら飲む熱燗はこれまた格別です!さらに鍋料理やおでんなど、温かな料理を合わせると、さらに贅沢な時間をすごせますよ。

アウトドアブランドからも専用のコンロや熱燗セットが販売されているので、興味のある方はサイトや店舗で確認してみて下さいね。

キャンプで熱燗をしたことがない方も、秋冬キャンプの楽しみの一つとして、今年から熱燗を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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