楽活をご覧の皆さん、こんにちは!東京のアートだけでは満足できなくなった、美術ブロガーの明菜です。
10月の終わり、秋の青森県に行ってきました!青森には以前から行ってみたかった美術館があったのです。
チェ・ジョンファ《フラワー・ホース》
それが、十和田市現代美術館!白い箱がいくつも繋がったような外観が印象的な建物です。大きな窓には、自然光がたっぷりと降り注いでいます。
スゥ・ドーホー《コーズ・アンド・エフェクト》
十和田市現代美術館では、国内外で活躍する現代アーティストの作品をたくさん見ることができます。《コーズ・アンド・エフェクト》は見る人をすっぽりと包み込むほど大きな作品ですが、実はとても小さな人型のフィギュアが連結してできています。
スゥ・ドーホー《コーズ・アンド・エフェクト》
すべてのフィギュアが同じ体勢で肩車し合う作品…と思いきや、異なるポーズのフィギュアを一体見つけることができました!どうやら他にも違うポーズのフィギュアがあるらしいので、よく目を凝らしてぜひ探してみてくださいね。
栗林隆《ザンプランド》
天井にあざらしが突き刺さった不思議な作品も。訪れた人も隣の穴から顔を出すことができるので、あざらしが何を見ているのかワクワクしながら覗いてみましょう。
山極満博《あっちとこっちとそっち / ちいさなおとしもの》
見逃してしまいそうなところに、ひっそりと存在する作品も。この風船があるのは…秘密にしておきますので、十和田市現代美術館を訪れたら探してみてくださいね!
ロン・ミュエク《スタンディング・ウーマン》
開館当初、館内の写真撮影はNGとしていましたが、現在は一部作品を除き撮影OKとなっています。《スタンディング・ウーマン》は高さが約4メートルと巨大な作品なので、背比べをするように写真を撮る方が多いです。
奈良美智《夜露死苦ガール2012》
奈良美智さんのアートの前では、少女と同じポーズで記念写真を撮る方がとっても多かったです。インスタでよく見かける作品と対面したら、芸能人に会えたかのような不思議な気分になりますよね。
アート鑑賞に疲れてきたら、カフェ&ショップ「cube cafe&shop」で休憩を。カレーやサンドイッチなどのメニューを頼んでも良し、持ってきたお弁当を食べたり、学校の勉強のために利用したりしても良しです。
cube cafe&shop
展示室と同じく、カフェも窓が大きく自然光が降り注いでいます。取材で訪れたときも、市民の方々が憩いの場として楽しく活用している様子でした。
奥入瀬ガーリックポークとりんごのカレー
カフェのメニューで気になったのが、「奥入瀬ガーリックポークとりんごのカレー」です!カレーの中に小さくカットされた青森のリンゴが入っており、甘い果汁がカレーの辛味をまろやかにまとめてくれる絶品でした!
草間彌生《愛はとこしえ十和田でうたう》
美術館の内側だけでなく、外に出てもアートを楽しむことができます。春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と、日本の四季を堪能できる十和田市ならではのお散歩ができますよ!
美術館基本情報
十和田市現代美術館
〒034-0082 青森県十和田市西二番町10-9
http://towadaartcenter.com/
※開館日・開館時間などは美術館ホームページを参照