寒い冬ならではの絶景の一つに氷柱があります。関東近郊では特に秩父三大氷柱が有名で例年多くの見物客などで賑わう冬の風物詩。ここでは秩父の氷柱と一緒に味わってほしいイチオシご当地グルメもご紹介しましょう。
秩父三大氷柱を見に行こう!
埼玉県北西部に位置する秩父エリアは、毎年冬になると渓谷に氷柱が広がります。その壮大な景色は圧巻。多くの人が氷柱を見に秩父へと足を運びます。特に有名なのが三大氷柱で、期間限定でライトアップも開催されます。
そこで、今回は秩父での冬の風物詩・三大氷柱とその魅力についてご紹介しましょう。
1.尾ノ内百景氷柱(おのうちひゃっけいつらら)
三大氷柱の一つで西秩父の小鹿野に位置する尾ノ内百景氷柱。秩父連邦に属する両神山を源流にもつ尾ノ内沢からパイプで水を500mほど引き、沢一帯の渓谷に水を撒き人工的に生み出された氷柱です。
ここは都心からもおよそ1時間程度でアクセスできるので、とても人気の氷柱スポットなのですよ。
駐車場から氷柱までは徒歩5分弱。遊歩道もそれほど急ではありません。遊歩道を抜けると、全体が氷柱に覆われた渓谷が姿を表します。その姿はまるで氷のアート。
沢には橋も架かり、橋も素敵な風景の一つとして絶景を織りなします。橋の奥は行き止まりなのでここでUターンして、元来た道を戻ります。
尾ノ内百景氷柱では期間内の土日にライトアップも開催。より一層幻想的な光景を眺望できますよ。
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢996-1
問い合わせ先:0494-75-1381(西秩父商工会)
開催期間:2022年1月9日(日)~2022年2月27日(日)
時間:8:00~16:00
料金:400円
ライトアップ開催日:2022年1月22日(土)~2022年2月20日(日)
時間:日没〜20:00
西秩父商工会:https://www.nishichichibu.or.jp/hyouchuu/index.htm
2.あしがくぼの氷柱
秩父郡横瀬町にあるあしがくぼの氷柱は芦ヶ久保川の支流兵ノ沢(ひょうのさわ)の渓谷に人工的に作られた氷柱で、幅200m、高さ30mを誇ります。
首都圏からも近く、道の勾配もキツくないのでアクセスしやすいため、シーズンになると多くの見物客が足を運ぶ人気のスポットです。
道の駅あしがくぼや、西武鉄道芦ヶ久保駅もあるので便利です。道の駅近くから林道を5分ほど歩き、氷柱のある渓谷へ向かいます。
まさに氷が生み出す芸術作品。遊歩道が設けられているので、散策しながら美しい氷柱を見物できます。昼間は周辺の山並みとともに氷柱に覆われた渓谷美が楽しめるとともに、曜日限定でライトアップが点灯され、昼間とは異なり光に照らされた幻想的な氷も眺望できます。
遊歩道の下から、登れば上から壮大なスケールの氷柱を鑑賞できますよ。近くには西武秩父線芦ヶ久保駅もあり、電車と氷柱が織りなす風景も眺望できますよ。
ライトアップ鑑賞はインターネットでの専用サイトからの事前予約制なので、興味のある方は下記サイトから予約してみてくださいね。
住所:埼玉県秩父郡横瀬町芦ヶ久保
問い合わせ先:0494-25-0450(横瀬町ブコーさん観光案内所)
開催期間:2022年1月~2月
時間:月~金曜日 9:00~16:00 土日祝日 9:00~16:00
料金:400円
ライトアップ日:2022年1月22日(土)~2022年2月20日(日)
時間:18:00~19:00(ライトアップはインターネット事前予約制です)
横瀬町観光Webサイト:https://www.yokoze.org/shisetsu/hyoutyuu/
ライトアップ予約:https://www.yokoze.org/2022/01/34414/
3.三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
そして三大氷柱の最後にご紹介するのは三十槌の氷柱です。場所は秩父市大滝、奥秩父のウッドルーフオートキャンプ場の目の前にある荒川沿いです。
埼玉県を流れる荒川の源流からは豊かな大自然がもたらす独特の秘境感が溢れます。駐車場から遊歩道を少し下ると氷柱が姿を表します。氷柱は川沿いにあり、幅30m、高さ10m程の大きさを誇り、圧巻の光景を織りなします。
日が暮れ、暗くなるとライトアップ点灯され、昼間とは異なった幻想的な別世界が広がります。
天然の氷柱と美しい光のコラボレーションは、見るものの心を掴んで離しません。
住所:埼玉県秩父市大滝4066-2(ウドルーフ奥秩父オートキャンプ場)
もしくは大滝4011-1(槌打キャンプ場)
問い合わせ先:0494-55-0137(秩父観光協会大滝支部)
開催期間・時間:2022年1月上旬~2022年2月下旬
料金:200円(中学生以上)
ライトアップ開催日:2022年1月15日(土)~2022年2月20日(日)
時間:平日17:00~19:00 土日祝日17:00~20:00
秩父観光ナビ:https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1403/
一緒に楽しんで!赤平川沿いの「ひさつき氷柱」
尾ノ内氷柱へ向かう国道299号線近くを流れる赤平川河岸にあるのがひさつき氷柱。道沿いに看板が立っているのですぐにわかります。
駐車場から2〜3分ほど緩やかな歩道を下っていくと赤平川の対岸にある大きな氷柱が目に飛び込んできます。
小鹿野町久月地区の有志により人工的に作られた氷柱。静かに流れる川とゴージャスな氷のアートが楽しめる絶景スポットです。
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町三山
問い合わせ先:0494−79−1100(小鹿野町観光協会おもてなし課)
期間:1月〜2月(気候によって異なる)
料金:無料
小鹿野町観光協会おもてなし課:http://www.kanko-ogano.jp/archives/4059/
秩父で食べたい!イチオシご当地グルメ
観光の醍醐味といえば外せないのがご当地グルメですね。ここでは秩父で外せないイチオシグルメをご紹介しましょう。
みそポテト
手軽に味わえる秩父グルメの代表格といえばこちら!みそポテト。ふかしたジャガイモにてんぷらの衣をつけて油で揚げたものに、甘くてまろやかなみそだれをたっぷりとつけたご当地グルメです。
ほくほくしたジャガイモとサクサクてんぷらそして甘くてほっこりするたれのハーモニーがたまりません。秩父エリアの道の駅などで販売されていますよ。
紅茶・そばの実ソフトクリーム
秩父に来たら食べたいスイーツとしてSNSで絶賛される2種類のソフトクリーム 。紅茶ソフトはその名の通りまろやかな紅茶味のソフトクリームです。豊かな風味が口の中に広がり、幸せを感じます。そばの実ソフトは濃厚なバニラソフトの上に、カリカリ食感のそばの実がトッピングされています。
お茶とそばが有名な秩父ならではのご当地スイーツ、道の駅あしがくぼにある水辺のカフェで買えますよ。
価格:ハーフ280円(税込)
住所:埼玉県秩父郡横瀬町芦ヶ久保1915−6
電話:0494−21−0299
営業時間:11:00〜15:00 土日祝日11:00〜17:00
歩楽里よこぜ:https://www.yokoze.org/shisetsu/michinoeki_kajukoen_ashigakubo/
※新型コロナウイルス感染拡大のため営業時間が変更になることがあります。
おわりに
秩父の冬を満喫できる風物詩氷柱スポットをご紹介しました。寒い冬ならではの氷と渓谷が織りなす風景は芸術作品で、同じものは2つと存在しません。三大氷柱ではライトアップも開催され、氷と光の共演も楽しめます。
秩父グルメもご紹介しましたので、ぜひ氷柱や観光の際にあわせて味わってみてくださいね。
参考サイト
西秩父商工会:https://www.nishichichibu.or.jp/hyouchuu/index.htm
秩父散歩:http://chichibu-yuho.com/entry/ice-ashigakubo.html
ちちぶ観光協会:http://www.chichibuji.gr.jp/event/turara/
小鹿野町観光協会:http://www.kanko-ogano.jp/archives/4059/
小鹿野町観光協会おもてなし課:http://www.kanko-ogano.jp/archives/4059/
みそポテト本舗:https://misopotato.com/misopotato/
歩楽里よこぜ:https://www.yokoze.org/shisetsu/michinoeki_kajukoen_ashigakubo/