アート

アムステルダム国立美術館で必見のレンブラントとフェルメール!

こんにちは、美術ブロガーの明菜です。突然ですが、2019年はオランダの巨匠レンブラントの記念イヤーであることをご存知ですか?

レンブラント・ファン・レイン《夜警》(1642年)

レンブラントは光と闇を対比させた劇的な絵画が特徴の画家。大きな画面に躍動感のある人々が描かれた《夜警》は、誰もが知る名画です。今回は《夜警》を収蔵する『アムステルダム国立美術館』を紹介していきます。

アムステルダム国立美術館

17世期に活躍したレンブラントの没年は1669年なので、2019年は『レンブラント没後350年』のメモリアル・イヤー。この記念すべき年に、アムステルダム国立美術館では《夜警》の公開修復が始まりました。

《夜警》公開修復の様子

絵画の経年変化や傷による変色などを修復するのはよくある話。ですが、『公開』という部分が画期的!しかも、インターネットを通じて修復の様子はライブ配信されます。

《夜警》公開修復の様子

《夜警》と機材はガラスケースに覆われているので、鑑賞者はガラスの外側から様子をうかがうように見ます。私が訪れたのは2019年9月。ちょうど機械で絵画をスキャンしているところでした。

《夜警》の大規模な修復は40年ぶりで、今回は刃物で傷つけられた箇所の変色などを修復するそうです。終了まで数年かかる予定なので、生で修復を見るチャンスはまだまだあります!

ヨハネス・フェルメール《牛乳を注ぐ女》(1658-1660年頃)

レンブラントの他、フェルメールなどの名画も鼻が触れそうな距離で見ることができます。展覧会のため何度か日本にも来日しているフェルメール《牛乳を注ぐ女》も、アムステルダム国立美術館で見られます。《夜警》と並んで人気の絵画で、常に人が集まっています。

ヨハネス・フェルメール《青衣の女》(1663-1664年頃)

アムステルダム国立美術館には、フェルメールの作品が4つ収蔵されています。《牛乳を注ぐ女》に加え、《青衣の女》《恋文》《小路》です。

ヨハネス・フェルメール《恋文》(1669-1670年頃)

私が訪れたとき、《小路》は残念ながら展示されていませんでした…お休みか貸出中か不明ですが、はるばる日本からやってきたのに、見られないものがあると打ちひしがれますよね。

アムステルダム国立美術館 展示風景

さて、当館は『アムステルダム国立美術館』と訳されていますが、美術館というより博物館。貴重な歴史的コレクションが充実しており、丸一日いても足りないほど。

《Prayer nut》(1500-1530年頃)

私が一番驚いたのが『Prayer nut』です!「くるみ」ほどの小ささなのに、聖書の一場面が彫られている超絶技巧の代物。木材と金属を使って、半球がパカパカ開くようになっています。

ロザリオに付ける『Prayer nut』はオランダのデルフトが発祥。この信じられないほど細密に彫られた掌の上の芸術を持つ人は、やはり人に見せびらかして楽しんでいたようです。いつの時代も人間は変わらないものです。

出島の模型(1850-1851年)

オランダのすべてを知りたいなら丸一日かけてアムステルダム国立美術館を楽しむべし!ですが、「時間が無いからレンブラントやフェルメールだけ見たい!」という方は、2階の『名誉の間』へ向かえばOK!名誉の間に有名作品が固まっています。

名誉の間

オランダに行くなら、アムステルダム国立美術館を外さないでくださいね。レンブラントやフェルメールがあなたを待っています!

アムステルダム国立美術館 公式ホームページ:https://www.rijksmuseum.nl/en

明菜

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