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実は2種類あったベルギーワッフル!2つの違いやブリュッセルのおすすめカフェ店舗も!【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.2】

皆さん甘いもの好きですか?8泊9日かけてベルギーを取材した美術ブロガー、明菜です。前回のオランダビール編に続き、今回も美術ではなく、ワッフルを紹介させてください!

ベルギーと言えば、ワッフルやチョコレートなど甘いものですよね。フランスの美食文化を受け継いでいるのでどこで何を食べても美味しいのですが、今回はベルギーに来たら外せないワッフルを紹介していきます。おすすめの店舗も載せました!

ベルギーワッフルは2種類!呼び方にも注意

ベルギーでは「Waffle(ワッフル)」のことを「Gaufre(ゴーフル)」と呼ぶお店が多いです。注文時は「ワン・ワッフル・プリーズ」で通じますが、メニューに「ゴーフル」と書いてある場合があるので、覚えておいてくださいね。

またベルギーワッフルには2種類あって、「リエージュ・ワッフル」「ブリュッセル・ワッフル」があります。違いを紹介していきましょう。

リエージュ・ワッフル

日本のコンビニでも買えるワッフルに近いのが「リエージュ」の方。形は丸いものが多く、外はカリカリ、中はフワフワ食感です。キッチンカーでも買えて、2ユーロとお安いのに美味しい!

手で持ちやすいので、食べ歩きなら「リエージュ」ですね。というか、イートインが無いところはリエージュを売っていることが多いです。トッピングが選べる店舗もあります。

ブリュッセル・ワッフル

「ブリュッセル」の方は、日本ではほとんど買えないんじゃないかな?長方形で、サクサクしたパイのような食感です。生地にほんのり甘みがついていますが、豪華にトッピングをしてフォークとナイフで食べましょう!

あまりにもサクサクなのでボロボロになりやすく食べるのが難しいのですが、ご安心ください。ワッフルの格子に沿ってナイフを入れると、崩れにくいです!9日間もワッフルを食べ続けた私が言うので、間違いありません。

ブリュッセル・ワッフルのおすすめ店舗

それでは、日本では食べられないブリュッセル・ワッフルが食べられるおすすめ店舗を紹介していきます!

①メゾン・ダンドワ

『メゾン・ダンドワ』はワッフルの老舗で、大丸東京にもお店を持っています。でも、カフェスペースで食べられるのはベルギーならでは!トッピングは無し・1つ・2つから選ぶことができました。私のおすすめはチョコとイチゴ!

写真の店舗の住所:Galerie du Roi 2, 1000 Brussel, Belgium

②ヴィタメール

『ヴィタメール』は日本でも人気のショコラトリー。「Gaufre Wittamer」というワッフルのメニューには、たっぷりのホイップクリームがついてきます。天気が良ければテラス席でワッフルをいただきましょう!

写真の店舗の住所:Place du Grand Sablon 6-12-13, 1000 Brussel, Belgium

③モカフェ

夜遅くまで営業しているお店なら『モカフェ』がおすすめ!23時まで営業しているので、ベルギービールとワッフルの組み合わせも良いですね。トッピングが多いのが特徴で、「フルーツ」と言ったらてんこ盛りで出てきました!

写真の店舗の住所:Galerie du Roi 9, 1000 Brussel, Belgium

ワッフルのトッピングについて

ワッフルはプレーン(トッピング無し)でも注文できますが、せっかくならトッピングして貰いたいですよね?トッピングの中でも王道なのが、「ホイップクリーム」です。「ホイップクリーム」のことをオランダ語で「slagroom(スラグルーム)」と言うので、この単語は覚えておいた方が良いです!

首都ブリュッセルはフランス語とオランダ語が多く、英語表記は少ないです。店員さんへの注文は英語で問題無いのですが、「slagroom?」と聞かれることがなぜか多かったです…英語だと思ってるのかな?

発音が似ている英語の「slug」はナメクジの意味なので、初めて「slagroom」と聞いたときはギョッとしましたが、あれはナメクジではなくホイップクリームだったのです…ほっ…。

番外編・ゴディバ

ベルギーのチョコレートと言えば、ゴディバですよね。ワッフルこそ無いのですが、カフェスペースでゴディバのチョコレートを食べられるので、紹介しちゃいます!ワッフルじゃないけど!

ゴディバのチョコに浸したイチゴ『Dipped Strawberries』は日本では食べられないので、ベルギーでぜひ食べてきてくださいね。イチゴが大きくてジューシーで、チョコの風味と合わさって美味しかったです。

写真の店舗の住所:Grote Zavel 47/48, 1000 Brussel, Belgium

ベルギーワッフルまとめ

ベルギーワッフルには2種類あり、日本で食べるワッフルに似ているのが「リエージュ・ワッフル」、サクサクでパイのような食感なのが「ブリュッセル・ワッフル」です。ベルギーに行ったら、ぜひおすすめしたカフェでワッフルを楽しんください!

大好評!アートブロガー明菜さんによる【明菜のオランダ・ベルギー紀行】シリーズの過去記事はこちらからどうぞ!


【安くてウマい!】日本人が知らないオランダ・ビールの世界【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.1】
https://rakukatsu.jp/beer-in-the-netherlands-20190912/

アムステルダム国立美術館で必見のレンブラントとフェルメール!【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.3】
https://rakukatsu.jp/rijksmuseum-rembrandt-vermeer-20191016/

オランダ・ハーグの観光まとめ!美術館、カフェ、雑貨の街歩き【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.4】
https://rakukatsu.jp/den-haag-sightseeing-guide-20200421/

アントワープの見どころを紹介!ルーベンスとダイヤモンドの街【明菜のオランダ・ベルギー紀行 Vol.5】
https://rakukatsu.jp/antwerp_20200908/

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投稿者の記事一覧

美術ブロガー/ライター。美術ブログ「アートの定理」をはじめ、各種メディアで美術館めぐりの楽しさを発信。西洋美術、日本美術、現代アート、建築、装飾、ファッションなど、扱うジャンルは多岐にわたる。人間より猫やスズメに好かれる体質のため、可愛い動物の写真や動画もSNSで発信している。

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