旅・グルメ

オランダ・ハーグの観光まとめ!美術館、カフェ、雑貨の街歩き【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.4】

こんにちは、過去のバラエティ番組の総集編を見て「密!」と言って遊んでいる、美術ブロガーの明菜です。

皆さんは、コロナが収束したら行きたい場所はありますか?私はオランダのハーグにもう一度行きたいです!

ハーグには2019年9月に初めて行って、過ごしやすさに感激しました。オランダは首都アムステルダムを拠点に観光する方が多いのですが、ハーグを拠点にするべきではないかしら?

ハーグに8泊してみて、この街なら住めると本気で思いましたもん。大都会でもなく田舎でもなく、ちょうど良い街なんです。

今回はハーグってどんな所なのか紹介していきますね。おすすめの美術館、雑貨屋、カフェをご覧ください!

絶対外せない!マウリッツハイス美術館

ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》

ハーグには、オランダに来たら絶対に外せない『マウリッツハイス美術館』があります。フェルメールが描いた有名な《真珠の耳飾りの少女》がここに!フェルメールはオランダを代表する画家。本作は直に見ると瑞々しくて惚れそうになります。

内装やシャンデリアも、美術品に負けず劣らずの存在感で、貴族気分を味わえる美術館。レンブラントなど美術史に名を残す巨匠の作品を、貴族のお屋敷のような建物で見られました。

マウリッツハイス美術館にはレストランもあるので、ランチやディナーにもおすすめ!オランダ名物のコロッケを注文したところ、パンに乗っかって出てきました。日本のカツサンドみたいなものでしょうか?

店内の雰囲気もいい。マウリッツハイス美術館でアート鑑賞→レストランという最強デートコースが1つの施設で完成します。

歴史あるハーグの街歩き

さて、ハーグは美術館も楽しいですが、街歩きも最高なので、ぜひブラブラお散歩してみてください!

可愛い雑貨が好きさんにオススメのお店が、『DILLE & KAMILLE』です。オランダのユトレヒト発祥の雑貨屋で、木や布などナチュラル素材の雑貨が人気。キッチン用品や紅茶、ジャムなど、生活に潤いを与えるアイテムがたくさんあります!

ハーグにはカフェもたくさんあるので、カフェめぐりも良いですね。おすすめは『The Chocolate Company Cafe』です。オランダで展開しているカフェで、

CH

CO

のロゴが目印!

ホットミルクに溶かす、チョコレートの塊が棒の先についてる商品、あるじゃないですか。あれの専門店みたいなイメージ。たくさんのチョコレートの中から好きな味を選んで注文し、ミルクに溶かして飲めるカフェです。

CHCOに初めて入ったとき、体調がやや優れなかったので、あたたかいチョコレートとミルクのマリアージュに救われました…その割には大きなアップルパイも食べてて元気じゃないかって話ですけれども。(オランダはアップルパイも名物)

最後に紹介したいのが、オランダのスーパー『Albert Heijn』です。ここで買ったビールとお菓子をホテルで楽しむのが、ハーグでの私の生活でした。

スーパーで買える激安ビールは、こちらの記事でレビューしました!

甘いお菓子はこちらの『mini Stroopwafels』が超おすすめ!イチゴジャムが薄いゴーフルの間に挟まっているお菓子。Albert Heijnのロゴがあるとおり、このスーパーでしか買えないお菓子です。

地元の人が使うスーパーなので、生活に必要なものは何でも揃います。お菓子や洗剤などが無くて困ったら、Albert Heijnで探してみましょう。

オランダ散策の注意点

さて、オランダの街歩きで注意してほしいことが2つあります。

①信号が無いから自転車や車に気をつける

②「コーヒーショップ」には入らない

1つめの「信号が無い」のは本気でビックリしました。ほとんどの交差点で、歩行者も自動車も信号が無く、うまく空気を読み合って進行します。なぜ事故らないのか不思議…

横断歩道はあるけど信号は無い。2台の自動車はぶつかることなく上手に交差しました。

自動車が危ないのはもちろんですが、自転車も危ないです。日本人がイメージする自転車とは比にならないスピードで飛ばしてくるので、道路を渡るときは自転車も警戒してくださいね。

2つめの注意点は、「コーヒーショップ」です。看板に「Coffee shop」と書かれているお店は、普通のカフェではありません。大麻などソフトドラッグが手に入るお店なので、近づかないことをおすすめします。

オランダでは一定の量以下なら大麻を持っていても捕まらないので、そういうお店が表通りに堂々と存在します。普通のカフェの看板は「Café」なので、こっちで休憩しましょうね。

オランダ行くならハーグを拠点に!

ヨーロッパはオランダの他に、イギリス、フランス、ベルギーにも行ったことがあるのですが、オランダが断トツで暮らしやすいと思いました。オランダの中だと、ハーグはアムステルダムより治安が良い感じで、住んでみたい都市ナンバーワンです。

世界的な名画が見られる美術館もあり、雑貨屋・カフェめぐりもできたので、「もしかして私、この世の全てを手に入れたのかな?」と本気で思いました。海外なので安全には気をつけつつ、ハーグで素敵な体験をされてはいかがでしょうか?

大好評!アートブロガー明菜さんによる【明菜のオランダ・ベルギー紀行】シリーズの過去記事はこちらからどうぞ!

【安くてウマい!】日本人が知らないオランダ・ビールの世界【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.1】
https://rakukatsu.jp/beer-in-the-netherlands-20190912/

実は2種類あったベルギーワッフル!2つの違いやブリュッセルのおすすめカフェ店舗も!【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.2】
https://rakukatsu.jp/belgium-waffle-20190926/

アムステルダム国立美術館で必見のレンブラントとフェルメール!【明菜のオランダ・ベルギー紀行 vol.3】
https://rakukatsu.jp/rijksmuseum-rembrandt-vermeer-20191016/

アントワープの見どころを紹介!ルーベンスとダイヤモンドの街【明菜のオランダ・ベルギー紀行 Vol.5】
https://rakukatsu.jp/antwerp_20200908/

明菜

投稿者の記事一覧

美術ブロガー/ライター。美術ブログ「アートの定理」をはじめ、各種メディアで美術館めぐりの楽しさを発信。西洋美術、日本美術、現代アート、建築、装飾、ファッションなど、扱うジャンルは多岐にわたる。人間より猫やスズメに好かれる体質のため、可愛い動物の写真や動画もSNSで発信している。

関連記事

  1. 遊び方は自由自在!BBQやキャンプが楽しめる「シーサイド太東海岸…
  2. 1000日間で営業終了?!型破りな経営のラーメン屋・Tsurum…
  3. ニューヨーク・コンフィデンシャル エピソード5
  4. 京都で桜の穴場スポット発見!『渉成園』でのんびりお花見してきた
  5. ニューヨーク・コンフィデンシャル エピソード11
  6. え、それも違うの!?東京→福岡に移住して驚いた18のこと【移住体…
  7. 食べるコミュニケーションって?「おべんとう展」を食べつくそう!:…
  8. 自宅で楽しむ珈琲生活!コーヒー消費大国オランダの、最新コーヒー事…

シネマ

アート

おすすめ記事

横浜馬車道 ~人と馬とが創り上げてきた、文化のみちへの手引き

横浜といえば、言わずと知れた観光地。みなとみらいに中華街、山手など市内屈指の人気スポットは多い…

TOHAKU茶館へようこそ。東京国立博物館の庭園にある応挙館がカフェとして一般公開

東京都・上野の東京国立博物館で、TOHAKU茶館(TOHAKU CHAKAN)が2023年7月14…

【顔面学講座㉒】 仮面とは何か? 変装、変身、日本人の仮面好きを考える

数年前、仮面について研究したことがありました。その時に読んだ、和泉流能楽師で演出家の野村万之丞 (…

1万本の花と季節のカクテルが楽しめるBAR 恵比寿にOPEN!

恵比寿は洗練された雰囲気とアートに満ちた、おしゃれなカフェやトレンドのショップが点在している街…

パリに行ったら絶対に行きたいオススメのお店9選

イギリスの郊外に住みながら、平日はIT企業でフルタイム、週末はのんびりライターとコーチング活動…