アート

自宅でも再生可能?!美術展で増える「スマホ音声ガイド」の特徴や活用方法を徹底解説します!

突然ですが、みなさんは美術館や博物館に行った時に音声ガイドを借りますか?
「必ず借りる」「よく知らない展覧会に行く時は借りる」という方も多いのではないでしょうか。

また近年は人気声優や俳優がガイドを担当する音声ガイドも多いので、応援する声優さんや俳優さんの声で解説を楽しむために、音声ガイドを借りる方も多いかもしれませんね。

従来の音声ガイドは専用機器をレンタルする形式がほとんどでしたが、近年は来場者のスマホで解説を再生する「スマホ音声ガイド」を導入する施設が増えています。スマホ音声ガイドには、従来の専用機器を使用する音声ガイドとは異なった、便利な特徴が数多く存在します。

ただ専用機器を使用するタイプとはレンタル方法や再生方法が異なるため、一度も使ったことがないと使用方法に戸惑ってしまうことも。そこでこの記事では、スマホ音声ガイドの特徴や種類について詳しく解説。知っておくと役立つ活用方法についても紹介します。

スマホ音声ガイドはどんなもの?知っておきたい6つの特徴

音声ガイドの再生に欠かせないスマホとイヤホン

スマホ音声ガイドを一度も使ったことがない場合は、どのようなものかイメージしにくいかもしれませんね。スマホ音声ガイドには、自分のスマホを使って解説を楽しめる以外にも、様々な特徴が存在します。

▼スマホ音声ガイドの特徴

  • 自分が使い慣れたスマホを使用するため操作しやすい
  • 専用機器を返却する手間がない
  • 多言語に対応していることが多い
  • 場合によっては帰宅後も音声解説を再生できる
  • 混雑している人気の展覧会でも音声ガイドを借りるため列にならぶ必要がない
  • イヤホンは基本的に自分で用意する必要がある

スマホ音声ガイドの最大の特徴は、やはり専用機器のレンタル・返却の手間がないことです。特に会場が混雑している時は、音声ガイドをレンタルしたくても専用機器の数が足りず、借りられないことも。しかしスマホ音声ガイドの場合は、自分のスマホさえあれば解説を再生できるため、行列に並んでレンタル手続きをする必要もありません。

また音声ガイドの種類によっては、帰宅後に音声解説を再生できることも特徴の1つ。

専用機器を使用する音声ガイドは、展示室を出る際に機器を返却しなければなりません。その後は、もう解説を再生することができません。一方スマホ音声ガイドは、アプリをダウンロードしたり、QRコードを読み込んだりして音声解説を再生するため、帰宅後も解説を再生できるケースが多いです。

今まで「家に帰ってもう一回解説を聞けたらいいのに」「会場が混んでいて一部ゆっくりと音声を聞けなかったなぁ」と感じていた方も、もう一度ゆっくりと解説を楽しむことができますよ。

知っておきたい!スマホ音声ガイドの2つの種類

アプリタイプ音声ガイドは専用アプリをダウンロードするだけで再生できる

このような便利な特徴があるスマホ音声ガイドは、大きく「アプリタイプ」と「QRコードタイプ」の2種類に分けられます。どちらも異なった特徴を持っており、多くの施設で導入されているため、事前に特徴を知っておけばスムーズに利用できますよ。2つの特徴について、簡単に紹介します。

①アプリタイプ

アプリタイプは、その名の通りアプリをダウンロードして音声解説を再生する音声ガイドのことです。専用アプリのダウンロード後、該当する展覧会のファイルをタップして音声解説を再生します。レンタルから利用までの流れは、以下の通り。

  1. 専用アプリをダウンロードする
  2. 該当する展覧会のファイルをタップする
  3. 有料の場合はアプリ内で支払いを済ませる
  4. 聞きたい解説の番号をタップして再生する

専用アプリと言っても、特殊なものではなく、一般的なアプリとほとんど変わりません。一部は無料で利用できますが、アプリ内で課金をするタイプが多く見られます。

ちなみに料金は600円から700円程度で、専用機器を使用する音声ガイドと大きくは変わりません。アプリを削除しなければ、開場期間中は基本的に何度でも音声を再生できます。

②QRコードタイプ

QRコードタイプは、専用のQRコードを読み込んで、音声解説のページを表示・再生する音声ガイドのことです。QRコードを読み込めばすぐに再生ページが表示されるため、アプリをダウンロードする必要もありません。レンタルから利用までの流れは、以下の通り。

  1. 有料の場合は会場で料金を支払う
  2. 専用のQRコードを読み込む
  3. 聞きたい解説の番号をタップして再生する

QRコードタイプは、アプリタイプと比べて簡単に再生できることが特徴です。アプリのダウンロードやアプリ内での支払いが必要ないため、スマホの操作方法に自信がない方も、比較的簡単に音声解説を再生できます。

また無料で利用できる場合も多く、観光地の案内板や美術館の常設展示室などにQRコードを設置し、自由に音声ガイドを楽しめるケースも増えています。アプリタイプと同じく、読み込んだページを削除しなければ、帰宅後も音声解説を楽しめるケースが多いです。

スマホ音声ガイドの便利な活用方法

会場外でも再生できることがスマホ音声ガイドの特徴

スマホ音声ガイドには、自分のスマホを使用するからこそ行える活用方法がいくつか存在します。ここでは2つの活用方法について紹介しますので、ぜひ試してみてください。

①展覧会の予習・行けない展示の内容の確認

「どうしても行きたい展覧会があるけれど、じっくり見ている時間がない」「遠方での開催なので現地まで行くのは難しそう」こんな時はありませんか?

こちらはアプリタイプのみ試せる方法とはなってしまいますが、もし行けない展覧会がある場合は、音声ガイドを購入して自宅で音声解説を楽しむ方法がおすすめです。残念ながら実物を観ることはできないものの、アプリによっては、解説ページに作品の画像が表示されることも多いです。

時間をかけて音声解説を聞けば、展覧会を訪れたかのような気分を味わうこともできますよ。また予習として事前に音声解説を聞いておけば、音声ガイドを聞きながらゆっくりと鑑賞する時間のない時にも役立ちます。

②帰宅後の復習

スマホ音声ガイドは、帰宅後も音声解説を再生できるケースが多いです。そのため、帰宅後の復習にもぴったり。

展覧会から帰った後に、「ここの章の解説、混雑していてじっくり見ながら聞けなかった」「あの展示物の解説をまた聞きたいな」と思ったことはないでしょうか。

専用機器を使用するタイプの音声ガイドは、返却してしまった後に再度解説を聞くことはできません。しかしスマホ音声ガイドであれば、展示期間中は何度でも音声解説を繰り返し再生できるケースが多いです。

筆者はある展覧会を訪れた際に、作品の量が多すぎて音声ガイドの再生が間に合わず、モタモタしてしまった経験があります。その音声ガイドはアプリタイプだったので、結局会場では鑑賞に集中して、残りの解説は家で聞くことにしました。このように便利な使い分けができることも、スマホ音声ガイドの便利な特徴だと感じています。

また図録を購入した場合は、図録を見ながら音声解説を楽しむことがおすすめ。図録を見ながらゆっくりとページをめくれば、もう一度展示室に戻ったかのような気分を味わえますよ。

スマホ音声ガイドを活用して展覧会をより楽しもう!

この記事では、スマホ音声ガイドの特徴や活用方法について紹介しました。

スマホ音声ガイドは慣れないと操作方法に戸惑うかもしれませんが、帰宅後も解説を再生できたり、自分が使い慣れたスマホを使って音声解説を楽しめたりと、便利な特徴が数多く存在します。

また会場外でも再生できるとの特徴を活かし、展覧会の予習や復習を行うことも可能です。

スマホ音声ガイドは様々な施設で導入が進んでいるため、もしかしたら今度訪れた展覧会で見かけるかもしれません。ぜひ便利なスマホ音声ガイドを活用してみてください。

タケウチ ノゾミ

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「猫と美術とミュージカル」をこよなく愛する、福岡在住のフリーライター。趣味は美術鑑賞・観劇・猫を揉むこと・新しいことを学ぶこと。
興味を持ったらとことん調べないと気が済まない性格であり、活字中毒なので、気がつくと何かを読んでいる。美術は東西問わず近代美術が好き。好きな画家は菱田春草とミュシャ。ミュージカルは宝塚歌劇や東宝、2.5など幅広く観劇。鑑賞した作品についてあれこれ考えるのも好き。
Blog:https://fukuoka-kurashi.com/
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Twitter:https://twitter.com/takenz2525

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