登山を始めてみませんか?初心者にもおすすめ大分・久住山を紹介します!

「登山をしてみたいけれど、初心者だからどこに登ればいいかわからない」
「初心者でも楽しく登れて、登山気分を味わえる山が知りたい」

そんな風に考えている方に、ピッタリの山があります。

それが大分県にある「久住山」(くじゅうさん)です。

私は登山を始めて2~3年になりますが、近隣の、往復4~5時間で登れる山をメインに登っていますので、万年初心者です。

登山用のグッズも

・登山靴
・登山用のリュック
・トレッキングポール(山を登るときに使う杖のようなもの)

しか持っていません。山に登る服装も、毎回ジーンズです。

久住山頂上から見た景色

そんな万年初心者の私が、「登山してみようかな」「どの山がいいかな」と考える方に向けて、

・久住山とはどんな山?
・久住山登山コースの紹介
・山に登る前の準備
・いざ!久住山へ
・登山後必要なもの

をお伝えします。

久住山に登ってみたい方、登山をしてみようかなと思う方、必見です。

”九州の屋根”と名高いくじゅう連山の主峰「久住山」とは?

登山道の中にはこんな岩場もあります

久住山は大分県竹田市に位置しており、標高1,787メートル、大分県玖珠郡九重町から竹田市北部にかけて広がる「くじゅう連山」の山の一つです。大分道九重ICから車で約30分のところにあります。

久住山はくじゅう連山の中でもファンの多い山で、頂上からは360度の大パノラマが広がり、素晴らしい展望が楽しめます。

今回選んだのは、初心者でも登れる「牧の戸峠~久住山コース」

登山道の端には霜柱がたくさんありました

久住山の山頂を目指すといっても、さまざまなコースがあります。

YAMAPというサイトで調べてみると、久住山登山のモデルコースとして、

牧ノ戸峠〜久住山 往復コース(4時間18分)
赤川登山口-久住山-扇ヶ鼻 周回コース(5時間22分)
赤川登山口-久住山 往復コース(4時間25分)
赤川登山口-久住山-中岳-稲星山 周回コース(6時間12分)
赤川登山口-久住山-中岳 往復コース(5時間58分)

出典:YAMAP https://yamap.com/mountains/187

全部で5つコースが紹介されています。

今回は「牧の戸峠~久住山往復コース」を選択しました。想定所要時間も4時間18分と一番お手軽なコースです。

山に登る前の準備

久住山登山道途中の景色

山に登る前には、もちろん準備が必要ですね。何を持っていくのか、車はどこに駐めればいいのか、トイレはあるのかなどを事前に確認します。

牧の戸峠から登る場合は、牧の戸峠登山口という公共の駐車場があります。そこは161台の駐車スペースがあり、トイレも売店もあるため、牧ノ戸峠登山口に早朝7時半集合ということになりました。

今回は大学の友人たち総勢7名で登ります。実は、最初は朝8時半集合にしていました。しかし調べてみると、8時半では駐車場が満車になる危険性が高いため、集合を1時間早めました。実際に7時半に駐車場に着くと、駐車場はかなり埋まっており、8時半だと駐められなかったかもしれません。

牧ノ戸峠登山口の売店。朝早くの時間帯は、まだお店が閉まっています。
牧ノ戸峠登山口にある公衆トイレ

登山のハイシーズンに行く方は、もっと早い時間に駐車場に着くようにしてくださいね。そうでなければ、わざわざ行ったのに駐車場がなく登れなかったということになってしまいます。

こちらの駐車場にはトイレもあるため、登山前にトイレを済ませてから登れます。ただし、ハイシーズンはこのトイレも長蛇の列になるため、牧ノ戸峠の手前にある「瀬の本レストハウス」「長者原ビジターセンター」でトイレを済ませていくほうがよいようです。

今回の登山は4月上旬で、まだハイシーズンではないため並ばなくてもトイレを利用できました。

YAMAP
https://yamap.com/

牧の戸峠登山口ライブカメラ
https://oita-bosai.secure.force.com/X_VF_CamerasPopup?oid=a4t10000000wvJNAAY

瀬の本レストハウス
https://rest.senomoto.com/

長者原ビジターセンター
http://kujufanclub.com/

いざ!久住山へ!

登山口に書いてある注意書き
噴火警戒レベルの情報

私たちが出発したのが朝8時です。

このコースは「YAMAP」によると4時間18分で往復できるとのことですが、今回のメンバーは「のんびり、ゆっくり山登り」のため、頂上でお昼ごはんというパターンになりそうです。

山の途中のトイレ情報も書いてあります

登山口は駐車場のすぐ横にあります。登山口には「登山をする方へ」という注意書きが。くじゅう連山は火山なので、噴火警戒レベルの情報が掲示されています。また、久住山避難小屋のトイレ情報などもありました。

久住山避難小屋のトイレは、冬場は水が凍結してしまうため閉鎖されるそうです。登ったのは4月に入ってからでしたので、もしかしたら開放されているのかもと淡い期待をしていましたが、まだ使えないようでした。

登山口から久住分れまで

登りはじめのコンクリートの坂

登り始めはコンクリートの上り坂を25分くらい登ります。コンクリートは足にあまり優しくないので、最初は地味にきつかったです。それを過ぎると、大きな岩がゴロゴロしている沓掛(くつかけ)の山越えです。

途中に鎖やハシゴなどを使う場所もあり、「山登りしている」という気分になります。岩に手をかけて登ったり、鎖なども使ったりしますので軍手か手袋を持っていきましょう。

山の途中の鎖がある場所
ハシゴもあります

登山道の端にはあちこちに霜柱がありました。途中に温度計が設置されている場所があり、見てみると気温はマイナス3℃!!登山当日は4月上旬にしては少し寒く感じましたが、まだそれほど標高が高くない地点でもこの気温というのにびっくりです。

温度計。マイナス3℃でした!

岩場を抜けると、なだらかで視界のひらけた道が続きます。登山にというよりも、ハイキングに来たような感覚になります。景色もよく、勾配も緩いので、気分良く楽しめました。

このなだらかで歩きやすい道が全行程の半分以上を占めているため、このコースが初心者向きのコースになっているのかと納得しました。

登りは霜で白い道がありました。帰り道はドロドロになっていました

ただし、途中ぬかるんでいるところがあり、登山靴や服の裾が汚れます。下山するときにはもう少し暖かくなります。そうなると道にある霜柱が解けて、もっとぬかるむのだろうなと思いながら登りました。

その後軽くアップダウンがあり、久住山避難小屋とトイレのある場所へ。このトイレは登山口にも書かれていましたが、冬場は使用禁止です。ただし、トイレの横に「携帯トイレ専用ブース」がありましたので、携帯トイレを持っている人はここで使えるようでした。

避難小屋から少し歩くと、「久住分れ」という場所に着きます。

久住山避難小屋

久住分れから山頂へ

久住分れの地点

久住分れから山頂まであと一息です。

そしてここからまた勾配が急になり、岩場になるので用心して登りましょう。ラスト30分くらいは、疲れも溜まっていてきついかもしれません。急な傾斜で視界も狭く、圧迫感があると気分的にも滅入ってしまいますよね。でも、狭い道ではなく視界がひらけていたので、気分的には楽でした。

幸い私たちが登ったときにはそんなに強い風もなく、霧もかかっていませんでした。強い風が吹いたり霧がかかったりすることもあるようですので、その場合は特に注意してください。

久住山頂上

やっと頂上に到着です!

先ほど紹介した「YAMAP」によると頂上まで2時間15分で登れるそうですが、今回は「のんびり、ゆっくり山登り」のため、頂上に着いたのは午前11時半。朝8時から登り始めたので約3時間半です。途中ぬかるんでいるところもあり、ジーンズの裾と登山靴が泥だらけになっていました。

山頂付近で、周りの素晴らしい景色を見下ろしながらゆっくりと昼ごはんを食べました。お天気が良かったので、そこまで寒さは感じませんでしたが、吐く息は白かったです。4月上旬といえど、防寒対策はしっかりとしておくほうがよいようです。

また、山頂にはカラスがいて、登山者のお弁当を狙っているようでした。カラスは賢く、リュックのファスナーなども開けられるようですので、お弁当や荷物には気をつけましょう。

下山も注意しながら

頂上からの景色

ゆっくりお昼の休憩をし、下山です。このペースで行くと、下山にも3時間以上かかりそうです。復路はゆっくり下山チームと、早く下山してトイレに行くチームに分かれました。私はあと3時間もトイレを我慢できそうになかったので、早く下山するチームに。

このコースは、山登りとは思えないなだらかな道が半分以上でしたので、下りるのも比較的楽で、私も含めた早く下山するチームは、約1時間半で下山しました。

ただ、途中かなりぬかるんでいるところもあったので、さらに靴がドロドロになりました。また、ぬかるんでいるところは滑りやすくもなりますので注意が必要です。

また、登山道の最初のコンクリートで舗装された坂道にかかると、下り坂もきつくなったのでかなり膝が痛くなりました。膝がもともと悪い方などは、膝サポーターやトレッキングポールがあったほうが、膝が楽でしょう。しかし、トレッキングポールは岩場では邪魔になる可能性もあり、持っていくかどうか悩みますよね。

ゆっくり下山チームは、予想通り3時間で下りてきました。

下山すると靴がドロドロに!登山を終えて必要な意外なアイテムとは

登山靴もジーンズの裾もドロドロです

無事下りてきたはいいものの、登山靴もジーンズも泥で汚れています。そのため着替えが必要です。靴も替えたほうがいいでしょう。牧ノ戸峠登山口の売店にはスリッパが売っていました。登山で靴がドロドロになる人が多い証拠でしょう。

売店で売っているスリッパ

また、そのドロドロの登山靴をそのまま車に置くと車も泥だらけになるので、新聞紙のような敷物も必要です。

登山後必要なものをまとめると以下の通りです。

・着替え一式
・替えの靴
・替えの靴下
・靴を置く敷物

登山のはじめの半歩。久住山に登ってみては?

山から降りてきたときには売店が開いていました

久住山の牧ノ戸峠~久住山コースは、事前に調べていた通り、かなり登りやすいコースでした。今回のチームは頂上まで3時間半かかりましたが、何人もの方に道を譲り、何度も休憩し、ゆっくりのんびり登っての3時間半です。

普通のペース(2時間15分)で登ったとしても、登山の行程の半分以上はなだらかな道でしたので、そこまできつくないでしょう。しかも見晴らしがよく、途中の景色もここでしか見られない景色で気持ちが良く、「ちょっと登山してみたいな」という方にピッタリのコースではないでしょうか。

ただし、私を含めて初心者は、冬場を避けて、天候が良い日に登りましょう。どんなに初心者コースでも冬山や、天候が悪いときには難易度が跳ね上がり、初心者向きではなくなります。

なだらかで気持ちのいい登山道

最後に注意点のおさらいです。

・ハイシーズンは早い時間に駐車場が満車になる
・ハイシーズンはトイレにも長蛇の列(牧の戸峠登山口に着くまでにトイレを済ませる)
・軍手が必要
・膝の悪い人は、サポーターやトレッキングポールがあったほうがいいかも
・冬は久住山避難小屋のトイレは閉鎖(必要な人は携帯トイレを準備)
・カラスに気をつける
・替えの服や靴、敷物も車に準備しておく

久住山は登りやすく、気持ちのいい山でした。この山のファンが多いのもうなずけます。

久住山の雄姿

5月下旬から6月中旬には、九州の高原に自生するツツジ「ミヤマキリシマ」が見頃を迎えます。山一面がピンクに染まる素晴らしい景色が見られますので、その頃を狙って久住山に登るのもおすすめです。

登山をしてみたいと思う方、ぜひ久住山に登ってみては?気持ちよくて登山が大好きになるかもしれません。

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