「TOKYO SUPERCAR DAY 2022 Spring」へ行ってみた!「スーパーカーブーム」で人気となった名車や最新モデルがお台場に集結!

子どもの頃、街なかを走っている「スーパーカー」「スポーツカー」にあこがれた経験はありませんか。軽快で美しいエンジン音を聴くだけで、胸が高鳴ったのを覚えている人が多いと思います。近年、スーパーカーやスポーツカーを集結させ展示するイベントが、東京で開催されているのをご存知でしょうか。

その名は「TOKYO SUPERCAR DAY」。日本の車文化を子どもたちや若者に発信し、更なる発展を狙ったイベントです。

今回は、2022年5月15日に東京・お台場にて開催された「TOKYO SUPERCAR DAY 2022 Spring」の模様をお伝えします。

「TOKYO SUPERCAR DAY」とは

お台場の商業施設で、スーパーカーやスポーツカーが展示されるイベントは貴重。車好きだけでなく家族やカップルからの視線も集めていた。

TOKYO SUPERCAR DAYは、スーパーカーやスポーツカーなど四輪自動車の展示イベントです。

「一般社団法人日本スーパーカー協会」が主催者となって、日本の車文化を発展させるのに貢献することと、子どもたちや若者に車の魅力を発信する目的で開催しています。2018年に東京・お台場で初回を開催して以降、継続して行われているイベントだそうです。

2019年には2年に一度開催される自動車の大型展示イベント「東京モーターショー」とコラボレーションしたほか、2021年には惜しくも閉館したショッピングモール「ヴィーナスフォート」を会場とし、TOKYO SUPERCAR DAYを開催しています。

5年目となる2022年は今回の「2022 Spring」に加えて、秋にもイベント開催を予定しているとのこと。1年に2度もお台場でスーパーカーやスポーツカーに親しめるイベントが行われるのは車好きとしても嬉しく、今まで車に興味がなかった人も触れ合えるチャンスです。

普段お目にかかれない名車たちがズラリと並ぶ

日産GT-R(R35型)。日本を代表するスポーツカー。アクアシティお台場の出入り口に展示。

今回の会場となったのは「デックスお台場ビーチ」「アクアシティお台場」「ヒルトンお台場」の3ヵ所。お買い物や観光を目的とした人々でにぎわう場所で、歴史に名を残している名車や最新のスーパーカーが展示されていました。

ランボルギーニ カウンタック、1970年代から1980年代のスーパーカーブームを代表する車種。

デックスお台場ビーチの2階デッキスペースに展示されていた、「ランボルギーニ カウンタック」

カウンタックは、1970年代から1980年代にイタリアの自動車メーカー・ランボルギーニが生産していた2ドアクーペです。スーパーカーと耳にしたら真っ先に出てくる車ではないでしょうか。

フェラーリ ディーノ、1960年代を代表する2ドアスポーツカー。赤のボディカラーはフェラーリの象徴でもある。

カウンタックと同様、名前が思い浮かびやすいスーパーカーといえば「フェラーリ」

フェラーリは、イタリアでスーパーカーを専門に生産している自動車メーカーです。1960~70年代に生産された2ドアスポーツカー「ディーノ」や1990年代に生まれたスーパーカー「F40」、2000年代以降に生産されている「F430」や「488」などが一堂に集結。会場の各地でフェラーリの歴史とデザインの進化を拝見できるようになっていました。通常であれば、博物館に展示されているような車を間近で眺められるのです。

ダラーラ ストラダーレ。F1マシンの制作経験があるメーカー・ダラーラが手がけたスーパーカー。

また、レーシングカーを思わせるスーパーカーも展示されていました。

「ストラダーレ」と名乗る車は、F1マシンなど数多くのレーシングカーを生み出しているイタリアの製造メーカー「ダラーラ」が開発した2人乗りのスーパーカーです。カーボンファイバー(炭素プラスチック)と呼ばれる軽量な素材を使っており、最高速度は280km/hと、F1マシンにも匹敵するスピードが出るのが特徴。

カーレースを開催するサーキットでしかお目にかかれないようなスーパーカーまで展示されているのは、「TOKYO SUPERCAR DAY」を訪れるメリットではないでしょうか。

日本でもおなじみのスーパーカーも展示!

日産 スカイラインGT-R(PGC10型)。通称”ハコスカ”の愛称で親しまれている。

世界のスーパーカーだけでなく、日本の自動車メーカーが生み出してきたスーパーカー・スポーツカーも展示されていました。

「GT-R」は、日産自動車を代表する2ドアスポーツカーであり、名前を知らない人は少ないかもしれません。”ハコスカ”の愛称で親しまれた初代「C10型」や21世紀に生まれた最新モデルの「R35型」が展示されていました。

ハコスカは高度経済成長期の時代に子どもだった大人世代、R35型は現代の子どもたちに馴染みがあるでしょう。GT-Rの周辺は子ども連れの家族でにぎわっており、知名度の高さが伺えました。

ホンダ NSX(2代目)。税込の新車本体価格は約2300万円と日本でも屈指のスーパーカー。

「NSX」はホンダが生産するスポーツカーです。GT-Rと同様、日本を代表するスポーツカーの1台であり、世界のスーパーカーにも匹敵する走行性能をもっています。1990年に登場した初代と、2016年に登場した2代目が展示されていました。

ホンダ NSX(初代)。1990年から16年にわたって生産されていた希少価値の高い車。

歴代のNSXで共通しているのは、車体の後方にエンジンを積んでいる点です。この構造はF1マシンと同様であり、運転席の後方からエンジンの音が鳴り響くという構造となっています。初代は2006年に生産が終了して15年が経過しており、貴重なモデルと称されるほどの人気です。

レーシングカー風のカラーリングが施された車も。光岡自動車・オロチがベースとなっている。

世界のスーパーカーと、日本のスーパーカー・スポーツカーが一堂に会するイベントは多くありません。観光客でにぎわう東京・お台場でスーパーカーを見比べる、あるいは、眺めて楽しむことができるのは、車好きでなくとも幸せではないでしょうか。

TOKYO SUPERCAR DAY 2022 Spring を訪問した感想

アクアシティお台場の屋上駐車場に展示されたスポーツカーたち。今後も同イベントの継続開催を期待したい。

「TOKYO SUPERCAR DAY 2022 Spring」を観て回った感想を述べると、子どもだけでなく大人でも、スーパーカーを見渡して楽しめるイベントであると感じました。

歴史に残る名車や最新モデルがお台場に集結し、子連れの家族が夢中になって1台ずつ展示車両をチェックする風景が見受けられました。

ある車両を出展した関係者よりお話を伺うと、”ウエストパークブリッジ”(お台場の中心にあるシンボルプロムナード公園と、アクアシティお台場などを結ぶ歩道橋)から車を慎重に走らせて搬入したとのこと。設営にもひと苦労だったそうです。

昨今は「若者の車離れ」という単語が世間で広まり、電気自動車の普及が進んで街なかからエンジンの音がなくなってしまうのではないかと筆者は感じています。しかし、スーパーカーやスポーツカーを通じて、大人が次世代の子どもたちへ車を運転する楽しさや面白さを伝えていけるのではないかと認識できるイベントでした。

日本スーパーカー協会の関係者からは、「6月5日に埼玉県「埼玉スタジアム2002」近隣の特設会場で「TOKYO SUPERCAR DAY 2022 in さいたま」を開催します。秋ごろにも再び東京でイベントを開催予定ですので、ぜひスーパーカーに興味がありましたら足を運んでいただけると嬉しいです。」とのこと。

ぜひみなさんも、お近くで「TOKYO SUPERCAR DAY」が開催されたらスーパーカーやスポーツカーに触れて、車への興味関心を沸き立たせてみてください。

【イベント概要】

イベント名:「TOKYO SUPERCAR DAY 2022 Spring」(開催終了)
開催期間:2022年5月14日(土曜)~2022年5月15日(日曜)
展示会場:
デックス東京ビーチ(〒135-0091 東京都港区台場1丁目6-1)
アクアシティお台場(〒135-0091 東京都港区台場1丁目7-1)
ヒルトン東京お台場(〒135-8625 東京都港区台場1丁目9-1)

(社)日本スーパーカー協会公式サイト
https://japansupercar.org/

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