カッコイイ顔に惹かれて付き合ってみたけど、優しいのは最初だけ・・・。男選びで失敗してしまった女性からの相談を何度も受けてきました。
「いい男」を顔から見抜くにはどうすればよいのでしょうか? そもそも「いい男の顔」はあるのでしょうか?
今回は、さまざまな観点から「いい男」の顔を解説します。
時代や価値観によって変わる「いい男」と「いい男の顔」
「いい男の顔」は時代や価値観によって変わってきます。
たとえば、戦争中、紛争中のような荒れた時代であれば、戦いや危険など外敵から自分(女性)を守ってくれる「強い男の顔がいい顔」です。
逆に現代のような平和ボケも甚だしい平和な時代であれば、自分(女性)のことをいつも気にかけてくれる「優しい男の顔がいい顔」です。
普遍的に大切なのは「健康」と「自信」
ただし、時代に関係なく普遍的に「いい男の顔」があるとすれば、それは「健康」と「自信」です。
「健康」は人が生きていく上で重要で、生物学的には「健康な顔はいい顔」で「健康な男はいい男」です。具体的には左右の対称性や、太りすぎてもなく痩せてもいない顔。そして、色艶のいい顔が「健康な顔」です。
次に「自信」ですが、仕事が上手くいっているとそれが顔に表れ、自信のあるいい男の顔になってきます。実業家、芸能人、格闘家でユーチューバーなど、成功者としての自信によって、驚くほど顔つきが変わった人が数多くいます。
当然、女性にもモテるようになり、それがまた自信につながって「いい顔」になっていきます(中には「過信」になって「傲慢な悪い顔」になるケースも見られますが)。
場合によっては個性が強すぎるパーツがあったとしても「自信がある男の顔」は、不思議と全体的にバランスとれた調和のある顔になってきます。田舎から出てきたばかりの頃は「じゃがいも」みたいな顔だった人が、自信によって味のあるアート作品のようになってきます。
健康運はすべての基本
では、具体的にどのような顔が「いい男の顔」なのか? 「健康」というキーワードから見ていきます。
健康な顔を見分けるポイントは肌と鼻
具体的には顔の色艶であり、目の輝きであり、鼻の肉付きや色艶であり、精神的な健康も入れるとポジティブ思考を表す「口角が上がっていること」も含まれます。
この中で最も重要なのが肌の色艶で、観相学で「運」を観る時はパーツの形よりも肌の色艶を重視します。肌が乾燥してカサカサでもダメだし、脂ぎってベトベトでもダメ。男性においても潤いがあって血色がいい肌が何よりも大事です。
鼻は健康に大きく関係するパーツですので、鼻先の肉付きがよくて艶があり小鼻が張ったバイタリティ(活力)のある鼻。痩せ細った鼻ではなく、肉付きがいいほうが健康的です。
また、観相学で鼻はその人自身を表すパーツですので、長さや高さ太さ(肉付き)があって大きいほど、ブレることがなく自分をしっかり持っている人のいい鼻です。
社交性があるもの大事
社会的な生活をするには【助け合って生きていく】能力も重要です。その観点から見ると「社交的な顔」がいい顔です。結婚後は、両家の親や親族とも上手くやっていく必要が出てきます。
この「社交的な顔」とは、パーツの配置や形が極端ではなく、形的にはそれなりに丸みがあってバランス感覚のある顔です。
元気が一番。元気な顔がいい顔だ。
また、人間は社会的な生き物なので、一緒にいる人と関係をよくする顔は「いい顔」と言えます。つまり、コミュニケーション上手な男。表情が豊かで笑顔が多い顔です。「元気な顔」で、相手にも「元気」を与える顔です。
アントニオ猪木さんが「元気ですかー!元気があれば何でもできる」と言っていましたが、私の「ふくろう流顔訓13箇条」の第12条にも「元気が一番。元気な顔がいい顔だ。」があります。
「健康」と「自信」と「元気」。これらはすべてつながっています。「元気な顔の男」を選びましょう。