デザイン

結婚指輪は手作りできる!「サロン・ド・ルシェル」で手作りマリッジリングのデザインから制作まで、密着取材しました!

一生に一度のマリッジリング。

他の人とデザインがかぶるのも嫌だし、選ぶときに思い出深いものにしたいと思っている方へ、とてもぴったりなマリッジリングの選び方があります。

それが「マリッジリングを手作りする」という方法。

自分たちで決めたデザインは、世界で一つだけのもの。しかもそのマリッジリングを自分たちで手作りできるとなると、その「体験」もとてもいい思い出になります。結婚して何年、何十年経っても、二人で「あの時、一緒にマリッジリングを作ったよね」といつまでも、思い出して語り合えるでしょう。

そんな「特別な体験」ができるのが、佐賀県佐賀市にある佐賀・福岡・長崎のブライダルリング専門店「サロン・ド・ルシェル」

実は、「サロン・ド・ルシェル」は、私自身の昔の婚約指輪をリフォームしてもらったお店なのです。その時の対応が凄く気持ちよかったので、このお店の「手作りマリッジリング」について詳しく紹介したいな、と考えていました。

そんな時、ちょうどもうすぐ結婚する、ある新婚カップル(仮に新郎をAさん、新婦をBさんとします)がマリッジリングを手作りするというので、その「体験」の一部始終を見せていただける、ということになりました。これは記事に書いてみたい!と思い、密着取材させていただくことになりました。

当日の流れや、作業の様子、気になるお値段、そしてサロン・ド・ルシェル代表の細井早織さんのインタビューも交えてお送りします。

一生思い出に残る素敵な体験をしたい方、必見です。

最初にすることはデザインの決定

店内にはさまざまな指輪のサンプルが

最初に、サロン・ド・ルシェル代表の細井さんから、今日の流れの説明がありました。デザインを決めるのに通常1時間程度、指輪の原型制作が1時間半から2時間程度だそうです。その後職人さんにより、お二人で作った指輪の原型を鋳造し貴金属にして、仕上げてくれます。指輪が完成するのは約1カ月後。

説明を聞いて、早速デザインを決めていきます。一口にデザインといっても指輪の色や幅から決めないといけません。密着取材をしていて、事前に私が想像していたよりも細かく決めていくのだなと感じました。手作り結婚指輪のデザインをどのように決めていくのか、どうぞ詳細をご覧ください。

デザイン検討事項1:指輪の色を決める

左からプラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、シャンパンゴールド

まず、指輪の色を決めます。指輪の色はプラチナ、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、シャンパンゴールド、シルバーと、素材が違うとそれぞれ色や風合いも異なります。この色がいいと事前に決めてきていたとしても、実際に手につけてみると違う色のほうが似合うということもあるようです。

新婦のBさんは、この日を楽しみにしていたということで、どの色にするかのイメージもすでにあり、イエローゴールドという希望でした。イエローゴールドのサンプルを手につけてみると、とてもお似合いで、その色に決定。

しかし、新郎のAさんは今まで指輪をつけたこともなく、何色がいいかもご自身ではよくわからないようです。それでも、それぞれの色のサンプルを指につけてみて、シャンパンゴールドに決定しました。

デザイン検討事項2:指輪の幅とサイズを決める

「サロン・ド・ルシェル」の看板犬・空ちゃん

次は指輪の幅の太さとサイズです。幅の太さによって多少サイズも変わるということで、先に指輪の幅を決めます。Bさんは細いほうがいいということでした。細めのリングでサイズを計測するとBさんは9号、Aさんは16号でした。

このように男性と女性ではサイズがかなり違うこともあり、サイズがこれだけ違い、同じ細めの幅の指輪にすると、男性の指輪のほうがより細く見えるのだそうです。そのため男性の指輪の幅を1サイズか2サイズ大きくすると釣り合いが取れるとのこと。お二人の希望を優先しつつ、このようなプロならではのアドバイスもしてもらえます。

デザイン検討事項3:指輪の丸みと形状を決める

丸みを帯びた指輪と、少し角ばっている指輪

指輪の色、サイズと幅は決まりましたが、まだ決めることはたくさんあります。次に決めるのは指輪の丸みと形状です。指輪の角が丸みを帯びたフォルムがいいのか、それとも少し角ばっていたほうが好みなのか。

私は横で聞きながら、そんなところまでご本人たちが決めるの?とびっくりしたと同時に、確かにそういうところまで決めないと指輪は作れないなと納得しました。

Bさんは丸みを帯びた方がお好みということで、指輪の角は丸みをもたせることに決定。

指輪の形状ですが、これも普通の丸い指輪と、少しウェーブのようになった指輪の形状があり、どちらにするかでかなりBさんは悩まれていました。

デザイン検討事項4:指輪表面の仕上げ方法を決める

左から鏡面仕上げ、マット加工、槌目加工

指輪の表面をどうするかも、かなり悩みどころです。表面のデザインはツルッとした鏡面仕上げにするのか、つや消しのマット加工を施すのか、それとも槌目加工をするのかで、かなり指輪の雰囲気が変わります。

しかも1本の指輪の中に鏡面仕上げ+マット加工や、鏡面仕上げ+槌目加工、マット加工+槌目加工を入れることもでき、選択肢が増える分、どれにしようかと迷いますね。ちなみにこの3種類とも1本の指輪の中に入れることも可能です。

Bさんは、指輪の形状を普通の丸の形にするのかウェーブ状にするのかと、指輪の表面をどうするのかでかなり迷っていました。お店にはさまざまなサンプルがあり、普通の丸い形状で、鏡面仕上げ+マット加工にするとこんな感じなど、実際に手に取って見られます。

もちろん指につけてみることもできるので、出来上がりの指輪のイメージがしやすく、デザインを決める大きな助けになっていました。あまり指輪に興味がなさそうだったAさんがウェーブ状で表面を槌目加工+マット加工の指輪のサンプルをつけてみると「あ。これ好き」と気に入った様子でした。

デザイン検討事項5:文字入れなどのオプションを決める

指輪ケースにも文字入れ可能です

指輪の裏側に文字を彫刻できます。文字以外にも二人が手をつないでいるデザインや星座のデザイン、他にもさまざまなデザインが彫刻可能です。今回はお二人に縁のある言葉と、そのデザインをいれることにしたようです。デザインもBさんがこんな感じで、とイメージ図を見せたのをもとに、指輪制作をしている間にデザイン画が出来上がっていました。

文字の字体もサンプルの中からお好きな字体が選べます。その字体を二人で揃えるパターンもありますが、今回はお二人がそれぞれご自分の好きな字体を選んで入れました。

他にも希望する方には、指輪の外側や内側に誕生石や好きな石をいれることができます。

新郎新婦の二人が選んだデザインは……?

革のリングケースと木のリングケース

最終的にお二人が選んだデザインは、

Aさん:指輪サイズ16号、幅2.5ミリ、シャンパンゴールド、ウェーブ型で表面はマット加工+槌目加工
Bさん:指輪サイズ9号、幅2ミリ、イエローゴールド、ウェーブ型で表面は鏡面仕上げ+マット加工

となりました。

このデザインの打ち合わせには、1時間半程度かかりました。

私もお二人の横でデザインが決まっていくのを見ながら、世界に1つだけのオリジナルの指輪が形になっていく様子にワクワクしました。

デザインが決まったあとに、リングケースを選びます。革のリングケースはついているのですが、希望があれば+2,000円で木のケースに交換可能です。木のケースの場合、蓋の部分に文字やデザインなどを彫ることもできます。

お二人は、木の丸いフォルムのケースを選び、木の蓋に指輪の裏に彫るデザインと同じデザインを彫ることにしました。

いよいよ手作り作業の始まり、その前にお値段は?

サンプルがたくさんあるのでイメージしやすい

デザインも決まり、ここで、このデザインに沿って指輪を作るとおいくらになるかという見積をしてもらいます。

2021年11月現在、サロン・ド・ルシェルでの手作り結婚指輪のお値段は、基本制作費が指輪1本につき27,500円(税込)です。材料費は素材の種類と重さで価格が決まります。今回お二人が選んだイエローゴールドと、シャンパンゴールドはどちらも13,200円/g(税込)でした。この他にオプションとして鎚目加工、文字入れ加工などがあり、全部合わせた金額は指輪2本分で20万円を少し超えた金額でした。

この金額は材料費の予測値から計算した仮の金額で、実際に今から指輪を制作し、その出来上がったものの重さによって、価格が前後するそうです。ただ、見積りの段階から最終価格は大幅には変わらないということでした。

さあ、指輪制作の始まりです

これが手作りの作業台です

ここから、プロが使っている本物の道具をお借りしての指輪制作となります。「指輪を作ったことがないんだけど…」という方でも大丈夫!スタッフの方がつきっきりでサポートをしてくれるので安心です。

どのような工程で作っていくかというと、「ワックス」と呼ばれるロウ材を、お二人が選んだ指輪のデザインに削り出していきます。直接金属を扱うわけではなく、ワックスという扱いやすい材質を使うので、初めて制作する方でも失敗なく扱えます。

ワックスはすでにリング状になっていますが、幅の調整をしないといけません。そのため、ペーパーヤスリで幅を削っていきます。削るときに親指の部分に力が入り、削りすぎてしまうため、コツは指輪を回しながら均等に削るようにすることです。ノギスという幅を測る機器を使いミリ単位でチェックしながら削ります。

ノギスを使って幅を測ります

幅がOKになると、次はウェーブを作っていきます。スタッフの方が印をつけてくれ、どこを削ったらいいかを教えてくれますので、そのとおりに削っていきました。道具も手にもつヤスリに持ち替えました。

最後に、細かい部分を削るヤスリに持ち替えて、表面加工の境目をはっきりさせるために山形になるように削ります。

お疲れさまでした!

作業は2時間半程度で終了しました。

手作り結婚指輪をどのように制作するのかと私も興味津々でしたが、このように制作するのですね。

作り方は指輪のデザインによっても変わり、難しい形だともう少し時間がかかるようです。しかし、スタッフの方がずっとついていてくれますし、必要なところでサポートしてくれ、修正などもしてくれますので何の心配もいりません。

しかも、その手作りの様子を別のスタッフがカメラに収めてくれます。そのデータはマリッジリングが完成したときに一緒に渡してくれるそう。Bさんはその写真を結婚式で流す予定だという事でした。

気になる価格。決定方法は、意外とシンプルでした!

必要に応じてスタッフの方がお手伝いしてくれます

指輪の原型が出来上がったら、その原型の重さを計測し、その重さに16をかけます。貴金属の比重によってこの数値は変わりますが、イエローゴールドとシャンパンゴールドは16だそうです。その数値をもとに最終的な価格が決定します。

今回は最初の仮見積の金額より少し安くなり、オプションなども入れて指輪2本で19万円台でした。

このお値段だと、普通に売っているマリッジリングを買うのと値段的に大差ない感じがしますよね。しかも、自分たちでマリッジリングをデザインから考えて作るという体験ができて、思い出ができる分、こちらのプランはとてもおすすめです。

サロン・ド・ルシェルでは、この手作り結婚指輪制作を、貸し切りにて1日1組限定で行っています。次の方の予約を気にしなくてよく、納得のいくまでデザインも決められますし、じっくりと指輪制作もできます。

デザイン決定と指輪制作は別々の日にすることもできますし、1日で全てしてしまうことも可能です。遠くにお住まいの方でしたら、仕上がった指輪を郵送もしてもらえるので、1日だけ時間を作ってお店に来れば、マリッジリングが手作りできます。

サロン・ド・ルシェル代表の細井早織さんにインタビュー

サロン・ド・ルシェルの外観

こんな素敵なお店、そしてこんな素敵なプランのあるサロン・ド・ルシェル。代表の細井早織さんにお店のことや手作り結婚指輪のプランのことなどお話をうかがいました。

-このお店を始めた経緯を教えていただけますか?

細井早織さん(以下、細井):もともとは隣りにある、通常のアクセサリー加工や修理販売がメインのお店だけでした。今のサロン・ド・ルシェルの場所は別の店舗が入っていました。でもそのときから結婚指輪のお問い合わせはいただいていて、結婚指輪にも力を入れていきたいという思いがあったのです。

そんなときにたまたまこの場所が空いて、こちらはサロン・ド・ルシェルという屋号で結婚指輪専門のお店をスタートしました。それが2009年のことです。

最初はお客様は月に数組でしたが、徐々にお客様が来ていただくようになりました。こちらで打ち合わせをし、お隣で作ってという感じで非常に便利です。お店と工房が一体になっていますので、お客様からの「ここをちょっとこうしてほしい」というご要望にすぐ対応できます。

プロが使う道具で手作りします

-サロン・ド・ルシェルでは、既製品の指輪も売っていますか?

細井:サロン・ド・ルシェルはオーダーメイドと手作りの指輪だけです。既製品の販売はしていません。店内にあるたくさんの指輪はすべてサンプルです。オーダーメイドの際に、サンプルの指輪というのを最初にお作りするのですが、それをきれいに磨いてお店の展示用に仕上げをしたものです。これを販売しているわけではなく、デザインを決める際の参考にしていただいています。

-どうして既製品の販売はしていないのですか?

細井:既製品の販売をしているお店は、たくさんありますよね。うちはご希望に合った指輪を作ることからスタートしているお店なので。いろいろまわったけれどピンとくるのがなかったということで来られる方が多いです。

なんにも知らずに入って来られた方は、「既製品ないんですか?」と言われる方もいらっしゃるのですが、だいたいある程度下調べをして来られますね。どうせだったら他の人とちょっと違うというか、自分達の希望通りのものにしたいなということで来ていただいています。以前は、オリジナル商品として既製品を販売したこともあったのですが、それすらもデザインのサンプルの一つになっちゃって(笑)

いろいろ見ていると、「ここをもうちょっとこうしたい」っていう風になってくるんですよね。自分の希望をどうしても入れたくなる。だんだん気持ちが出てくるんでしょうね。

サンプルを実際に指につけてイメージを膨らませます

-お店のオープン当初から手作り結婚指輪のプランはあったのですか?

細井:開店当初はオーダーだけでした。手作りは2014年からです。当初、オーダーメイドのみで営業しているお店は佐賀にはなかったですね。それだけ認知もなかったんだと思います。最初はお客さんが少なかったですが、年々そういう選択肢もある、ということが認知されてきました。

最初結婚指輪を手作りされる方も少なかったです。若い世代の方が、結婚指輪を作れるという事を調べて、選択肢の一つとして検討されるようになってから幅が広がりました。

-ホームページを拝見すると、指輪をオーダーするのと、手作りするのでは、お値段的に大差ない気がするのですが?

細井:そうですね、変わらないですね。変わらないような設定にしています。

慎重に削っていきます

-もし、同じデザインだったらどちらが安いですか?

細井:全く同じ内容だったら…、これが難しいところで、指輪の幅が太くなればなるほど、材料費がかかります。手作りは重量で計算するので、幅が太い指輪だと、手作りした時に高くなる傾向があります。細いリングなら、手作りの方が価格は抑えられる傾向が。でも価格の差は劇的なほどはありません。

-サロン・ド・ルシェルのお客さんの中で、オーダーと手作りの比率はどれくらいでしょうか?

細井:今はトータルで半々ぐらいですかね。月によってまちまちです。手作りは最初本当に少なかったんですが、福岡県の方でも手作りに対応するお店が増えたりして、情報量が増えたんでしょうね。それで一気に認知が広まったようで、ここ数年でかなり伸びてきています。

スタッフの方が丁寧に教えてくれます

-ホームページを拝見すると、手作りといえどもさまざまなデザインがあり、こんなデザインも手作りできるんだとびっくりします。

細井:サロン・ド・ルシェルで作れるデザインは豊富です。

お店によっては、システム上いくつかの型しか作れないところもあります。作れる幅を広げれば広げるほど、お客様は迷い、デザインが決まるまでにとても時間かかるというのがあるんです。しかも、デザインの幅が広がれば、職人が経験を積まないと対応できないですよね。あれもこれもできるとすると、1組にかかる時間が増えます。

サロン・ド・ルシェルでは1日1組限定です。その理由はお二人に納得いくまでご検討いただいて、満足していただきたいという思いがあるからです。

手作りするときも、お店によっては時間が決まっているところもあるみたいで。時間切れとなり途中で終わったら、続きはスタッフが代行します……という流れになりがちなんですけれど。うちは1日1組なので、その方のペースでじっくりと最後まで作っていただけます。

すごく早く終わる方もいるし、これは夜までかかるんじゃないかというぐらい丁寧にされる方もいらっしゃいますね。なかなか進まないから手伝ってほしい、というときは、スタッフも全力でお手伝いします。お客様に合わせて対応しております。

この青いのがワックスと呼ばれるロウ材

細井:なるべくオーダーメイドと変わらないぐらいのデザイン性の広さは保っておきたい。なおかつお客様が手作りできるというラインを、最大限頑張って幅を広げています。

今回、Bさんが選ばれたウェーブは、お店によっては出来ないというところも多いです。あれ、大変なんですよね。どう削ったらウェーブになるのかが、最初理解ができないから。削っていって、「そういうことか!」となります。

今までお越しいただいたお客様でも、「ウェーブが作りたくて、でも手作りのお店に行ったら出来ないって言われて。いろいろ検索して、ここのお店が出てきたのですが、ここは出来るんですか?」とよく聞かれますね。デザインの幅広さは大事にしています。その分職人は大変です(笑)。

-手作り結婚指輪のプランで困ったことや苦労したことはありますか?

細井:やはり先ほどの、作れるデザインの幅が広いというところです。デザインの幅を絞ればいいんでしょうけど、そうなればお客様が我慢するしかなくなるので。まだまだ出来ることを増やしていきたいです。

看板犬空ちゃんも一休み

-例えば、これは難しいだろうというデザインをお客さんが希望した場合はどうされますか?

細井:過去にいらっしゃいましたね。すでにデザインを決めていて、そのイラストを持って来られたのですが、形が特殊で。しかも男性のリングと女性のリングがピタッと重なるデザインで。それで主人が全力でお手伝いさせていただきました。その方は過去最長ですね。6時間削りっぱなしでした。

あとは、男性の指輪と女性の指輪を合わせると無限大のマークになるような形状の指輪とか。ぴったり合わせないといけませんので、ちょっと大変でした。

このレベルだと今の若いスタッフでは技術が追いつかないので、主人が登場するしかありません。さまざまなデザインが手作りできるのですが、その分職人の経験値が非常に求められます。

*細井さんのご主人は隣に併設している工房「ファクトリーエデン」の代表で、彫金歴20年のベテラン金工職人さんです。

指輪制作終了後の一コマ

-手作り結婚指輪のプランに臨む前に、何か事前に準備することはありますか?

細井:どんなデザインがいいか、ある程度イメージを絞った状態でご来店いただくと、デザイン決定までの時間が早くなります。でも、最初こんなデザインが気になっていますっていう人も、全然違うデザインを選んだりもしますので……。資料もサンプルもたくさんあるので、特に準備なしでも大丈夫。体調を万全にしてお越しいただければ!

あと、デザインが決まるのに時間がかかるかもしれないので、デザインに迷いそうだなという方は早めの時間帯に来店されることをおすすめします。

-最後に、結婚指輪を手作りしようか迷っている方に、細井さんからメッセージをいただけますか?

細井:迷っているポイントとして、できるかどうか不安ということでしたら、それは心配しなくて大丈夫です。初めて手作りするというのは誰でも心配するかと思います。でも、わからないことは聞いていただけますし、常にスタッフがサポートしますから安心してください。

結婚指輪を手作りするというのは思い出として残ります。お二人で一緒に指輪を作ったという体験は非常に貴重です。お二人が指輪を手作りされる様子は写真撮影をしてお渡ししますので、一生の記念になりますよ。

マリッジリングを手作りされたBさんに感想をお聞きしました!

真剣に制作中

今回密着取材したBさんにも、どうしてサロン・ド・ルシェルを選んだのか、実際にリングを作ってみてどうだったか等、おたずねしました。

-Bさんは、どうしてマリッジリングを手作りしようと思ったのですか?

Bさん:もともと物作り体験が好きでした。ネット通販などで簡単に物が手に入る時代になったからこそ自分で作った物の方が、愛着が湧き大切に使い続ける気がします。また、人とかぶることがとても嫌なので、世界に一つしかない指輪を作れるのも手作りの魅力だと感じています。

人生において、最大のイベントとも言える結婚の記念に残る結婚指輪は、絶対に手作りしたいと思っていました。

最初に紙やすりで指輪の幅を削っているところ

-サロン・ド・ルシェルを選んだ理由をお聞かせください。

Bさん:よく行く図書館の近くにあり、通りかかるたびに行ってみたいと思っていました。他県にも指輪を手作りできるお店がたくさんありましたが、それぞれのお店のHPなどを見ながら情報収集をした結果、作れるデザインの種類が豊富で、温かみがあって、ワンちゃんがいるこのお店に決めました。

-実際に作ってみて、いかがでしたか?

Bさん:指輪のデザイン選びや手作り作業の工程など、全てにおいて親切に対応してくださって、改めてこのお店で作ってよかったと感じました。

彼は「どんなデザインでもいい」と言っていましたが、作り始めると、私よりも慎重に作成に取りかかっていて、面白かったです。夢中で作っていたからか、時間があっという間に過ぎました。

約1カ月後に完成するので、薬指に付ける姿を想像しながら楽しみに待ちたいと思います。

世界に一つしかない手作りマリッジリングで深まる、二人の大切な絆

出来上がった指輪

今回マリッジリングを手作りするという素敵な体験を密着取材しました。取材して感じたことは、私が結婚した時代にこのようなプランがあったのなら、絶対に私もこのプランを利用しただろうということです。

私の推しポイントは3つです。

1つ目が、マリッジリングを手作りするという「特別な体験」ができること。体験したことはずっと思い出に残ります。「あの時、一緒に指輪作ったよね」「指輪作り、俺のほうが上手だったよな」「え~、私のほうが上手だったよ」などと、楽しく振り返れます。

2つ目が、世界に一つだけの指輪ということです。何から何まで自分の好みで選んだ指輪。しかも、その指輪を作ったのも私。世界に同じものはどこにもない大切な指輪になること間違いなしです。ブランド物の指輪もいいですが、ブランド物は同じものが世界中にたくさんありますよね。

3つ目が、ここまで「特別」なのに、普通に売っている結婚指輪を買うのとお値段はほぼ変わらないという点。「特別」な分お値段も高いのかと思っていたのですが、全くそんなことはなく、びっくりしました。もうこのプランを選ばない理由がありませんよね。

特別な結婚指輪をお求めの方、マリッジリングを手作りして極上の体験と、特別なリングを手に入れませんか?

関連情報:サロン・ド・ルシェル

サロン・ド・ルシェル代表細井早織さん(写真提供サロン・ド・ルシェル)

〒840-0842 佐賀県佐賀市多布施2丁目15-1
TEL.0952-20-1516
営業時間 / 12:00 – 20:00 定休日 / 木曜(祝日を除く)
https://sd-leciel.com/

関連情報:ファクトリーエデン

ファクトリーエデン代表・千々岩修二さん(写真提供サロン・ド・ルシェル)

〒840-0842 佐賀県佐賀市多布施2丁目15-1
TEL.0952-23-2280
営業時間 / 12:00 – 20:00 定休日 / 木曜(祝日を除く)
https://f-eden.com/

サロン・ド・ルシェルとファクトリーエデン代表とスタッフのみなさん(写真提供:サロン・ド・ルシェル)
副島加代子

副島加代子

投稿者の記事一覧

九州在住のフリーライター、メンタル心理カウンセラー、ボイジャータロット国際認定Teacherです。視点を変えれば人生が変わります。同じ出来事でも見る角度によって受け取り方が違ってきます。こういう角度から見ると面白いよねという視点を伝えたいです。さまざまな視点をくれる本や映画などが大好き。趣味は海外旅行・読書・映画鑑賞・トレッキング・日本酒・フラメンコ・着物です。

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