美術館・博物館に無料で入れる!?アートファン必見の優待銘柄で株式投資の世界を知る

こんにちは、美術ブロガーの明菜です。あの、今年の国民年金の保険料のお知らせが届いたのですが、保険料高くなってますよね…?

国民年金や国民健康保険の保険料は、ほぼ毎年しれっと高くなっており、「このまま増額が続いたら、保険料>収入になっちゃうんじゃない?」と不安に思います。保険料(と税金)のために働いてるようなものだな、と感じる方も多いのでは。

私たちはお金の悩みをべっとり貼り付けたまま、人生100年時代を生き抜かなければなりません。そんな中で、もしかしたら「投資」が一つの光明になるかもしれません。

このコラムでは、投資の意味と、投資をしながら美術館・博物館をお得に楽しむ方法を紹介します。お金の悩みを楽しい趣味に変えてしまいましょう!

株式投資とは?

「投資」とは、自分のお金を有望な企業などに出資して、リターンを狙うことです。投資した企業の業績がアップすれば、利益の一部を分けてもらえるのです。労働ではない方法でお金を増やせるので、貯蓄や年金への不安から、投資を始める人が増えているのですね。

中でも「株式投資」は人気の投資方法です。人気の理由の一つが、企業の株式を買うともらえる株主優待です。一部の企業は、自社製品や割引券などを株主に優待として配布しているのです。

そこで、美術館や博物館のチケットを株主に配布している企業がないかどうか、探してみたら…やっぱりありました!次の章からは、株主優待によって無料でミュージアムを楽しめる株式銘柄を紹介していきますね。

(※以下は2021年4月時点の株主優待の内容です。優待内容は変更される場合があります。)

お得感が凄い!国立博物館の年間パスポートがもらえる優待

株式会社コア (2359)の株主優待は、なんと国立博物館で使える年間パスポート!

・東京国立博物館友の会
・奈良国立博物館プレミアムカード
・九州国立博物館メンバーズプレミアムパス

のいずれかと引換できる引換券がもらえます。

どのパスポートも東京・京都・奈良・九州の平常展を1年間何度でも見ることができます。加えて、各館の特別展などの入場券が数枚ついてきます。詳しくは各館のホームページでご確認ください。

引換券の枚数は、以下のとおり保有株数によって異なります。

200株以上1,000株未満:1枚
1,000株以上10,000株未満:2枚
10,000株以上100,000株未満:5枚
100,000株以上:10枚

ただし、継続して1年以上保有することが条件です。200株以上(※編集部計算:4/27時点で約30万円相当) を買って1年以上保有すると、優待をもらえます(正確には、3月31日の基準日から1年間)。

Bunkamura ザ・ミュージアム、五島美術館の招待券

東急 (9005)の株主優待は、Bunkamura ザ・ミュージアムと五島美術館の共通招待券です!1枚につき1名が、どちらか好きな美術館に無料で入館できます。通常のチケットと同じような感じですね。

500株以上(※編集部計算:4/27時点で約70万円相当)を保有している株主に対し、招待券が4枚配布されます。1年間で4回も、美術館を無料で楽しめます!

優待券は見た目がショボいのですが、入り口で展覧会のチケットと交換してもらえます。展覧会の綺麗なチケットを集めたい!という方もご心配なく!

その他、東急線や東急バスの乗車券、東急百貨店の割引券などの優待もあってとってもお得な株主優待となっています。

DIC川村記念美術館の入館券

DIC (4631)の株主優待は、DIC川村記念美術館の入館券付絵葉書2枚です!この絵葉書1枚につき、2名まで入館できます。

DIC川村記念美術館は、レンブラントやルノワールなど西洋美術を中心に素晴らしい作品をコレクションしています。優待でもらえる入館券付絵葉書は、同館所蔵の名画がプリントされたポストカードなので、特別感にも溢れています!

優待を受けるために必要な最低保有株数は100株以上。(※編集部計算:4/27時点で約28万円相当) 他にも、美術館のコレクションの写真を使ったオリジナルカレンダーや、DICの商品をもらえます。

投資は余剰資金で!

投資は株主優待をもらったり利益が出たりすると嬉しいですが、運用がうまく行かず、損失が出てしまうことがあります。生活費など大切なお金を削るのではなく、余剰資金の範囲内で投資をしましょう。

また、「安全な投資がある」「俺が紹介する投資は元本保証だから」とかいうのは5億パーセント詐欺です!投資に安全は存在せず、リスクを説明しないのは詐欺!本当にこういうことを言う人がいるので猛烈注意です!

まとめ

尽きないお金の悩みを軽くしてくれるかもしれないのが投資です。「投資ってなんだか怖いイメージがあるんだよね」と思っている方も多いのですが、「株主優待で美術館や博物館に無料で行けるの!?」と知れば、ちょっと興味が湧いてきませんか?

株式投資は証券会社で口座を開設すれば、すぐにでも始めることができます。リスクがあるので投資判断は自己責任ですが、これを機に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!

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