雨の日も快適に過ごせる方法を、知っていますか?
ジメジメした梅雨の時期、傘で手が塞がり、肌は湿気でベタつく毎日なんて嫌ですよね。そんなときにぴったりなのが、「東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパラクーア)」です。
天然温泉で心も体もポカポカ、サウナでリフレッシュし、冷たいドリンクを飲みながら癒される!そんな天国のような贅沢時間を過ごせるんです。
そこで今回は、私がスパラクーアを訪れたレポートをお届けします。知ってお得&嬉しい情報もあわせてご紹介します。一緒にスパラクーアの魅力を探ってみませんか?
湿気大国日本の梅雨はメンタルと肌に影響あり
2023年も5~6月にかけて、日本列島全域が梅雨入りしました。
毎年約1ヶ月もの間続く蒸し暑い日本の梅雨は、不快指数が高まり、体調だけでなく、メンタルにも影響が及ぶとされています。他国に比べて日本人の肌のキメが細かく綺麗なのは、肌の湿度が保たれているからとも言われます。しかし、ジメジメとした高い湿度は嬉しいものではありません。
そこで、この梅雨の時期を「いかにご機嫌に過ごすか」にフォーカスした、梅雨の乗り切り方を考えてみました。梅雨は不快指数が高まるとともに、カラダの浮腫みやメンタルへのネガティブな影響があるため、不調をケアできそうなスポット「スパラクーア」へお邪魔することにしました。
東京ドーム天然温泉【Spa LaQua(スパラクーア)】
東京ドームシティーのすぐ隣に位置する、東京ドーム天然温泉スパラクーアは、その名の通り天然温泉を楽しむことができる、都心にある温泉施設です。
ジェットコースターの隣にある建物の6階にフロントがあります。専用エレベーターで上がり、受付を済ませます。今回は、午前11時半頃にお邪魔しましたが、開店から30分はエレベーターや受付が混み合うとのことなので、混雑を避けたい方は12時頃がいいかもしれません。
受付では施設の利用案内を聞き、ロッカーキーを受け取って中に進みます。混雑していても、スタッフの対応は丁寧でスマートなので、初めての人でも安心して利用できます。順路に従って進むと、男女でロッカールームの入り口が分かれています。
女性用入り口には、館内着のサンプルが並んでいて、ここから先は写真撮影NG。
さらに奥へ進むとカウンターでタオルやアメニティなどを受け取り、館内着を選びます。ロッカールームは、コンスタントに見回りやお掃除が行われているので、清潔に保たれている印象です。
スパラクーア!天然温泉&サウナ【室内編】
まずは、室内にある設備からご紹介します。湿度の高い時期でも、温泉やサウナに入ってしまえばもう何も気になりません。入り口は混んでいましたが、館内は広いので人が分散されて混み合っている感覚もなく、シャワーやバブルバスなども余裕がありました。
室内の天然温泉は、肩までたっぷり浸かれる深い場所と、寝湯ができるほどの浅い場所があり、シルキーバスもあるのでとても温まります。バブルバスの座湯や、TV画面付きの足湯も設置されているので、室内だけでも飽きることなく楽しめました。
ミストサウナ・テルマーレの室温は、約45度。ゆったりとくつろげる薄暗い空間です。
中高温サウナの室温は約80度。横に広い空間で、一段一段の奥行きもあり、それぞれのスペースを保ちつつ、しっかり入ることがきます。また、水風呂は水温約22度と、サウナ好きからするとやや物足りなさがあるかもしれません。しかし、この施設には広い露天スペースがあるので、外気浴では満足感が得られます。
スパラクーア!天然温泉&サウナ【屋外編】
露天スペースには、天然温泉(中温・高温)、炭酸泉、フィンランドサウナのヤルヴィが完備されています。露天風呂に浸かっていると「きゃーーーーーー!!」という悲鳴が聞こえてきました。外にはジェットコースターがすぐそばにあるので、「ゴゴゴゴゴ・・・」という音や、楽しそうな悲鳴が猛スピードで通り過ぎていきます。
この文章だけ読むと、そんな声が聞こえるのは落ち着かないのでは?と思ってしまいそうですが、楽しんでいる人の声を聞きながら温泉に入るのも、意外に心地良いものでした。
フィンランドサウナのヤルヴィは、室温約70度。中温多湿が特徴で、中にはサウナストーンがあり、アロマウォーターをかけてロウリュを楽しめます。出口にはシャワーやベンチもあるので、出た後もスッキリ快適。室内サウナのあとも、外気浴のために露天スペースまで歩く価値ありです。
室内外の天然温泉は、小石川温泉と呼ばれる琥珀色をした塩化物強塩温泉。温泉水が跳ねて口に入ると、塩の味がします。効能は、冷え性・肩こり・神経痛・疲労回復など様々。今回はサウナで整い、温泉で癒され、梅雨のダメージをすっかり忘れ流すことができました。しかし、スパラクーアの魅力は、これだけではありません。
スパラクーアはご飯も美味しい!
梅雨の湿気をサウナと温泉でスッキリ洗い流し、ランチには香辛料の効いたベトナム料理をチョイスしました。店内は現地のようなゆったりとした雰囲気で、プチ旅行気分。
オーダーしたのは「旨辛スープのブン・ボー・フェ」という柔らかい牛すじと牛肉の入ったスープ麺です。麺はフォーと同じく米粉で作られているため、グルテンフリーを採用している方にもおすすめです。レモングラスや干しエビの風味が豊かで、本場のエスニック料理が楽しめます。
季節限定メニューや、ベトナムビールなども揃っているので、リゾート気分も味わえます。ドリンクバーのオーダーも可能で、ベトナムならではのドリンクも用意されていました。
レストランエリアには、その他、京料理やデリ、ラウンジカフェなどもあるので、その日の気分で楽しめます。
【要チェック】ハッピーアワーは16時まで!
レストランエリアには、カウンターバーがあります。カウンターでいただく際は、ガラス製のグラスで提供してくれます。私は館内を歩いて回りたかったので、プラカップでいただきました。ビールは生のハートランド、ワインやサワー各種、カクテル各種が選べます。
平日のお昼過ぎでしたが、アルコールを片手に爽やかに談笑する大人で溢れていました。なかには仕事の打ち合わせをしている雰囲気のグループもちらほら。
また、平日にはソフトドリンクの飲み放題(800円)もあります。コーヒーは1杯500円程度なので、2杯以上注文するとお得になる計算です。受付時、事前にソフトドリンク飲み放題の利用を伝えると、割安のチケット価格になります。詳細は公式HPをチェックしてみてください。
エステやリラクゼーション・仕事にも最適?!
エステやリラクゼーションメニューも豊富に用意されており、当日、受付カウンターで予約可能。人気メニューは、予約が早々と埋まってしまうこともあるようなので、滞在時間に合わせて事前に検討しておくことをおすすめします。
実はこの記事も、先ほどのビールをいただく前に、ワークスペースで少し執筆していました。仕事ができるように、コンセント付きのデスクが用意されていて、充電しながらPC作業も可能。
入館直後は、デスク周辺は満席状態でしたが、温泉から戻ると空席が出ていました。みなさん仕事を終えて温泉やサウナに行ったのかもしれません。
コーヒーをオーダーして、東京ドームの景色を眺めながら文章を書いています。周りは静かで、想像以上に集中できました。集中力が欠けやすい梅雨の時期でも、スパラクーアの中では快適に執筆することができました。
そして「サウナ×温泉×仕事」という夢のような掛け算が、ちゃっかり成立。適度な仕事の緊張感と、温泉やサウナのリラックス効果で、充実感が溢れる時間となりました。
また、ゆったりと過ごすならラウンジの利用もおすすめです。
iPadから飲食のオーダーをすれば席まで運んできてくれる便利なサービスもあります。女性専用スペースや男女混合リクライニングチェアも多数設置されているので、寝転びながらのんびりくつろぐのもおすすめです。
【まとめ】スパラクーアは梅雨どきこそおすすめ!
各種サウナや天然温泉、美味しいご飯や冷たいドリンク、リクライニングチェアやラウンジなど、全てを存分に楽しむことができます。
開放的で爽やかな時間を室内で過ごすなら、日本の梅雨のジメジメした時期にはスパラクーアは最適です。2023年で開業20周年を迎え、大規模なリニューアルも行われました。都心にいながら、完全プライベートな個別サウナや専用ラウンジ、オープンデッキなど、贅沢なリゾート感を味わえます。
Spa LaQua公式HP
https://www.laqua.jp/spa/
Spa LaQua公式Instagram
https://www.instagram.com/spalaqua_official/
所在地:〒112-0003 東京都文京区春日1-1-1 東京ドームシティLaQua9F
電話番号:03-3817-4173