池袋絵意知さんの5冊目の著書『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)が5/16に発売になりました。
新刊を拝見し、冒頭の「顔はその人の履歴書」という言葉が印象的でした。
私は、ココ・シャネルの自伝を読んだ際、「20歳の顔は自然から授かったもの。30歳の顔は自分の生き様。だけど50歳の顔にはあなたの価値がにじみ出る」という言葉に出会ってから、丁寧な暮らしを心がけています。
また、五感美容研究家として、普段、美しいものに触れると心身ともにキレイになるのではと考えており、日常的に触れるもの(持ち物や音楽、見るもの、食べるもの、発する言葉、思考、一緒にいる人など)は、こだわって選択しています。
皆さんはどう考えますか?
少し前に、たまたま池袋絵意知さんが寄稿された記事を見て、いつかインタビューしたいと思い、共通の知り合いを通じて実際に連絡を取ってインタビューさせていただく機会をいただきました。素敵なお話が聞けましたのでご紹介します。
Q1 顔とはどのような役割ですか?
A1 心と顔は相互に関係しあっていて、顔が心をつくり、心が顔をつくります。運のいい人ほど自分の顔を大切にしています。そして、運のいい人は運のいい顔をしている。経済的に豊かなだけではなく、心の豊かさがあります。自分の顔は自分で創る。自ら顔を創ることによって、よりよい顔になって、よりよい心になれるはずです。
Q2 沢山の方にお会いされて来て、どのように感じられますか?
A2 「顔の読み方」の知識によって決めつけるのではなく、感じることが大切です。感覚で見ることです。沢山の人に会うことが大切で、自分なりの感覚が養われていきます。また、人に会った際には、どんな場合にも良い面と悪い面があることを忘れず接してくださいね。
Q3 私の顔から、どのような印象を受けますか。
A3 この本のカテゴリーでは、「誰からも好かれる人の顔」ですね。
口角が上がって頬が隆起した笑顔から判断しました。笑顔の人にはみんなが寄ってくるので、日頃から笑顔でいることが大切です。また、髪型からは、ストレートのロングヘアなので、「自尊心が高く、プライドが高い」タイプでもあります。
ちなみに・・・池袋さんの自己分析によるとご自身は本のカテゴリーでは「ストーカーになりやすい顔」だそうです。何かを極められている方はそういう顔の方が多いようです。悪い面で考えてしまうと怖い人の様に感じますが、何かを極めるには必要なスキルなのだと思いました。
Q4 女性、男性それぞれの理想の顔を教えてください。
A4 共通していることは、“健康と自信”のある顔です。
男性:自信がある顔
女性:愛嬌のある人 笑顔
顔にも流行りがあり、今はカワイイ系が好まれているそうです。
Q5 なりたい自分になるためにはどうしたら良いですか。
私は昔から童顔で悩むこともありました。話しやすい雰囲気や、取材先で初対面の方でも意気投合し、その後繋がっていく方が多く、人の縁は恵まれているので、童顔であることで良かったことはあると思います。また、職場でも相談してくれて、ミスが大きくなる前に対策が取れるなど、良いことはたくさんあります。一方で、他の先輩での前とは違う扱いもあり、ナメられてしまっていると感じることも多々あります。年齢より下に見られてしまうのですが、TPOに合わせてメイクなどを変えることで変えることはできますか?また、今後言動、思考などでなりたい顔になれますか?
A5 高橋さんのようなパーツの配置が外型の「遠心顔」はソフトフェイス。おっとり系で優しくのんびりした印象を受けるので、それが場面によって良いほうにも悪いほうに作用します。自分を知ることが大切です。自分のステキなところ(個性)を知るとさらに美しくなる。また、歳を重ねると、しわができ、若い時に比べると顔の悩みが増えます。
しかし、しわは、オードリー・ヘップバーンは「しわは私が手に入れたもの」という名言やアメリカの女優、ローレン・バコール「私のシワは努力して手に入れたもの」などという有名な言葉があるように、良い生き方をすればステキなしわができます。
この様に考えると、食事や自分の周りにあるものなど、普段の生活を丁寧に、また自分のこだわりを持って選択していくはずです。高橋さんのように美術館めぐりをするなど、芸術や音楽、美しいものに触れることは「いい顔」になる上でとても重要です。人間の顔は、見たり聞いたりする外界の影響を受けて作られるからです。
顔と性格は相互に関係し合っているので、「ナメられないために」とキツいメイクにすると、性格まで刺々しくなってしまいます。その点は、注意しておいたほうがいいでしょう。
Q6 最後に先日発売された新刊『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』はどのような人に読んでほしいですか。
A6 対面コミュニケーションの不安がなくなり、人と会って話すのが楽しくなるように書きました。マスクを外して顔を見せ合い、良い人間関係を築きたいと思っている人に読んでほしいです。
先日、新宿で行われた新刊記念パーティーにも伺ってきました!
集まった方々はライターや経営者の方が多かったのですが、皆さん良い笑顔をされている方が多い印象でした。
また、ずっと気になっていた「どこかで見たことあるような・・・」と感じる、本に書かれている星の子プロダクションのイラストの秘話も。
池袋さんの本の内容から描かれたイラストだそうで、池袋さんが思い描いていたイラストになっているようです。
ちなみに・・・私はエクボがあるのですが、当たっています(笑)
「今の自分は周りにいる方5人の平均値」と言いますが、その通りと感じる出来事も。
歳を重ねるにつれてステキなしわができるよう、また将来は愛嬌のある、いつまでもかわいく品のある人になれるよう、日々の生活をしていきたいなぁと思いました。
池袋絵意知さんのプロフィール
観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社で3年半、人材総合サービスで7年半営業を経験した後、それまで興味を持っていた顔の研究を本格的に始める。古くからの観相学だけでなく、自然人類学や色彩心理等の研究を取り入れ、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立する。 多方面から研究した顔に現れる性質を考慮した上で鑑定、アドバイスをすることを信条として、多くの支持者を得ている。 日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員、美人画研究会会員。
公式サイト:http://www.ikebukuroh.com/
※記事内のイラストは明日香出版社様の許可をいただいて使用しています。