アート

【Takのアート入門講座】無料で「銀ブラアート」しましょう!

「花咲き花散る宵も銀座の柳の下で待つは君ひとり 君ひとり逢えば行く ティールーム楽し都 恋の都夢のパラダイスよ 花の東京」いきなり昭和歌謡で始まりましたTakのアート入門講座。今回は銀座でとびきりのアートを楽しむノウハウを伝授したいと思います。

「銀座でアートなんてお高いんでしょう…」と思われるかもしれません。ところが今回紹介するのは全て無料で観られるスポットばかりです。「タダじゃ質もたいしたことないのでは…」いえいえそれが大間違い。国内はもとより海外のメジャーなアーティストの最新の作品に触れられるのです。昔から銀座は画廊が多くある土地です。そこに2000年を前後に一流企業が運営するギャラリーが続々誕生しました。商品をただ売るだけでなく訪れる人に「文化」を提供しようというメセナ(芸術文化活動支援)的な目的から今では国内外でも屈指のアート発信の街となっているのです。

前置きはさておき、さっそく銀座の街へ繰り出してみましょう。スタート地点は先日オープンした東京ミッドタウン日比谷の最寄り駅「有楽町駅」から、いざ「銀ブラアート」へ!まずはあのエルメスです。

銀座メゾンエルメス8階 フォーラム/Installation view
Photo credit: ©Nacása & Partners Inc. / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès

東京都中央区銀座5-4-1
http://www.maisonhermes.jp/ginza/

エルメス銀座店のあるビルの8階に展示スペースがあります。2001年に建てられた銀座メゾンエルメス自体がアート作品ともいえます。建築界のノーベル賞とされる「プリツカー賞」はじめ数々の賞を総なめにしているイタリアの建築家のレンゾ・ピアノ氏が設計を手がけました。壁面をガラスブロックで構成しているので自然光の加減によりギャラリー内の雰囲気も大きく変わります。お勧めは銀座のネオンに照らされた夜です。平日は午後8時まで開館しているので仕事帰りにさくっと立ち寄れる極上空間です。

エルメスのお次はシャネルです。このくだりだけ読んでいるとファション誌の広告欄のようですね。

シャネル・ネクサス・ホール

東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/

2004年シャネル銀座ビルディングのオープンとともに、活動を開始したシャネル・ネクサス・ホールはコンサートと展覧会を大きな2つの柱としています。展覧会ごとに空間デザイナーによりその作品・作家をより魅力的に伝える展示室に生まれ変わります。こちらも毎日夜間までオープンしているのでお買い物やお食事の後に気軽に立ち寄れます。「銀ブラアートの」の達人は、ここを待ち合わせの場所にするそうです。一度トライしてみてはいかがでしょうか。

おっと、銀ブラアートの魅力を紹介していたらあっと言う間に規定の字数に達してしまいました。あまりだらだらと説明を読むよりもまず現地へ足を運んでみることが一番ですよね。他にも無料で満喫できる企業ギャラリーが銀座にはたくさんあります。うまく組み合わせてハシゴしてみるのもいいかもしれません。もちろん途中にお茶やお買い物を挟んで。これが可能なのが銀ブラアートの一番の魅力だと思います。企業が運営しているので対応がとても親切・丁寧です。

ポーラ ミュージアム アネックス
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/

SHISEIDO GALLERY|資生堂
http://www.shiseidogroup.jp/gallery/

クリエイションギャラリーG8 リクルート
http://rcc.recruit.co.jp/g8/

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) 大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/

ノエビア銀座ギャラリー NOEVIR
http://gallery.noevir.jp/

LIXILギャラリー
http://www.livingculture.lixil/gallery/

Tak

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美術blog「青い日記帳」主宰。『カフェのある美術館』(世界文化社)『美術展の手帖』(小学館)編集。『フェルメールへの招待』編集・執筆。ぴあ、goo連載。『文藝春秋』書評寄稿など、各種講演・執筆活動など、幅広く活躍中。

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