【インタビュー】『横濱シスターズ』が今度は横浜の老舗「クリフサイド」に降臨!【ライブ情報】

ウクライナ国歌のYouTube動画がきっかけとなり、NHKニュースにも登場した「横濱シスターズ」は横浜の顔として注目されています。

横浜から世界中の人々に歌声で笑顔と元気を届けることを目標として、2018年から世界の国歌を歌う企画を開始し、これまで34カ国の国歌を動画をYouTubeにアップしてきました。

横浜の観光マップ「はまっぷ」の表紙を飾った「ハマの歌姫 横濱シスターズ」

NHKラジオ生放送ジャズライブ出演中の『横濱シスターズ』 左からAIさん、MAHOさん、MIWAさん

「横濱シスターズ」は、「日本で一番本気で横浜を愛しているボーカルグループ」を宣言する3人組。横浜出身の『長女』MAHOさん『次女』MIWAさん、福岡出身の『三女』AIさんの3人組。NHKラジオ生放送ジャズライブ出演中の『横濱シスターズ』 左からAIさん、MAHOさん、MIWAさん

4月には「ハマの歌姫 横濱シスターズ」として横浜の観光マップ「はまっぷ」の表紙を飾りました。ウクライナ国歌動画には、「はまっぷ」のQRコードからもアクセスが激増中のようです。

はまっぷの表紙を飾った横濱シスターズ

そして、5月15日には、「Laser Rush Presents Party at Cliff Side Yokohama 」に出演します。横浜の老舗の多目的イベントホール「クリフサイド (Cliff Side) 」は、第二次世界大戦終戦の翌年の1946年にダンスホールとして創業。在日米軍の施設が多かった横浜のジャズ文化発信地でした。

古き良き「横濱」へのこだわりから、「濱」という旧字表記になさっている「横濱シスターズ」には、お似合いの会場かもしれません。

そんな「横濱シスターズ」の『長女』MAHOさんに、彼らのライブ活動を中心に、インタビューさせていただきました。

横浜の老舗ライブホール「クリフサイド (Cliff Side) 」に出演!

――クリフサイドはどのようなイメージでしたか。

MAHOさん:これまでに2回パフォーマンスをさせて頂いています。ビッグバンドが似合う大きなステージとダンスホール、控え室なども趣があります。歴史的建造物の中で歌わせてもらっているワクワク感があります。会場のイメージに合うように、選曲はアメリカンオールディーズや、女性トリオのジャズボーカル曲などを中心にしています。

――クリフサイドでのライブ出演が決まった経緯や、出演が決まった今の感想を教えてください。

MAHOさん:このイベントは、横浜を中心に活動しているバンドが集まって企画しているものです。主催は元町の「LASER RUSH(レーザーラッシュ)」というブリティッシュパブのオーナーさんです。海外出身者を中心に非常にインターナショナルな客層のお店で、多様な音楽を愛する人々が集まっています。お店のファン、元町のファン、横浜のファン、そして昔懐かしい横浜を愛するファン、皆が楽しめるイベントを開催しようということになりました。

横濱シスターズは、横浜で活動しているバンドの一つとして初回からお声をかけてもらっています。横浜の歴史的な名所で、音楽と横浜を愛する仲間達との共同イベントは、華やかで楽しく、出演できて嬉しいです。

横浜を中心に活動しているバンドが集結

横濱開港祭ステージの横濱シスターズ

――共演者でお知り合いはいらっしゃいますか。共演者の方のイメージがありましたら教えてください。

MAHOさん:今回のバンドラインナップは Honmoku Blues Express、Zentha Band、Okonomi Band、BlackOn、そして横濱シスターズです。皆さん前回も出演しているバンドですので、同窓会のようで嬉しいです。また、今回は、BlackOnのベーシスト下村昌樹さんの追悼ライブでもあります。2020年にご逝去なさった昌樹さんは初回のイベントからバンドのまとめ役としてご活躍なさった中心人物です。素晴らしいベーシストでもありました。皆で楽しく音楽をやることが大好きだった昌樹さんのためにも、久々に皆で盛大に盛り上げたいと思っています。

――今回は、どのようなセットリストを予定されていますか。

MAHOさん:ジャズ、R&B、アメリカンオールディーズ、そして昭和歌謡なども入れようと思います。

――ライブの物販でも注目されるアーティストグッズは、Tシャツの他にどのようなものを展開予定ですか。

MAHOさん:キャップや、マスク、タオルなど、今後展開できたらと思っております。これから暑い季節になりますので、屋外ライブでも活躍するようなものを作れたらいいかなと思います。

ドリフターズから受けた影響

――憧れのアーティストはご自身の今のご活動にどのように活きていらっしゃいますか。MAHOさんはドリフターズから影響を受けていらっしゃるとうかがいましたが、活かしていらっしゃるのはどのような部分でしょうか。

MAHOさん:ドリフターズのメンバー全員が、歌えて、しゃべれて、ひとりひとり個性があって面白くて、そして好感が持てる、最強のグループだと思って尊敬しています。

これはシスターズのメンバー全員の共通の想いなのですが、私たちは『自分たちの歌を聴いてください!』と思っているのではなく、『シスターズの活動を見て、少しでも皆さんが元気に笑って、笑顔になって欲しい』と思って活動しています。特にユーモアはとても大切な要素です。MCの中で、パフォーマンスの中で、常に、楽しんでもらうことを最重要に考えて構成をしています。

ホテルニューグランドのパーティーで歌唱する横濱シスターズ

――新曲のリリースイベントはどのように展開なさいますか。

MAHOさん:新曲「Mama Papa Don‘t Cry」はもうすぐミュージックビデオが完成予定です。今回の曲のテーマは「脱力系、子育て支援ソング」なので、育児に奮闘されているママ、パパ、おばあちゃま、おじいちゃま、皆様に、『頑張りすぎないで』のメッセージが、ミュージックビデオを通して伝わったらいいなと思います。また、5月に予定されている屋外イベント等でも歌う予定です。

――クリフサイドの他に、印象的な横濱ならではの魅力的な会場、これから出演をご希望の会場を教えてください。

MAHOさん:横浜は街自体が魅力的なので、街の特色を生かしたイベントには興味があります。5月22日に石川町のストリートで開催される『裏フェス』に今年初参加しますが、石川町を愛する商店街や住民の方々が発信するエネルギーの一部となれることに、とてもワクワクしています。

また、現在はコロナの影響で開催がありませんが、コロナ前に新横浜ラーメン博物館で昭和歌謡ショーに出演しておりました。国内外から多くの観光客が集まる観光施設でのパフォーマンスは、横浜以外の方々にもお会いできて嬉しいですね。

吉田町のライブハウス「シルバーバック」に出演する横濱シスターズ

――パート分けは、どのようになさっているのでしょうか?また、横濱シスターズならではの練習法等おありでしたら教えてください。

MAHOさん:パート分けは、低音MIWA、メインラインMAHO、高音AIでベースを構成しています。曲によってソロを変えています。3声のハーモニーが一番美しく聴こえるキーを選んで、伴奏楽器がなくても、アカペラでもしっかり聴かせられるように取り組んでいます。譜面よりも、ピアノを使ってハーモニーを作って、心地良いところを3人で見つけています。

――本日は、お忙しいところありがとうございました。

ライブも続々決定!横濱シスターズの今後に要注目!

中学生の頃には合唱祭の指揮者もなさっていたMAHOさんのリーダーシップで着実に階段を上がっている『横濱シスターズ』の今後の活躍に目が離せません。

なお、下記に2022年5月以降のライブ出演情報もまとめておきましたので、横濱シスターズの3人に会いたい!という方は、ぜひチェックしてみてください。

関内のジャズバー メグスタでのライブ風景

ライブ情報

ウクライナ緊急支援チャリティーコンサート
日時:2022年5月1日(日)13:30~
場所:千葉市若葉文化ホール
出演時間目安:15時以降
会場URL:http://fourth-avenue.lovepop.jp/

Laser Rush Presents Party at Cliff Side Yokohama 
日時:2022年5月15日(日)
出演時間目安:17時頃
会場URL:https://cliffsideyokohama.wordpress.com/

Clef TAKA 単独ライブ(ゲスト出演)
日時:2022年5月20日(金)
場所:Sendai Club Junk Box 
会場URL:http://www.junkbox.co.jp/sendai/index.html

第10回沖縄チャンプルーカーニバル
(FMヨコハマ公開生放送パフォーマンス)
日時:2022年5月21日(土)
場所:日本丸メモリアルパーク特設会場
出演時間目安:13時頃~

石川町裏フェス
日時:2022年5月22日(日)
出演時間:14:20~14:50
会場URL:https://bit.ly/3EZCi03

関連情報

ドリフターズにも挑戦 TikTok
https://vt.tiktok.com/ZSdfxerS3/

横濱シスターズオフィシャルサイト
https://www.yokohamasisters.com

公式YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBXn_lRSHywzkXsAQGANECQ

楽活過去記事「ウクライナ国歌で注目された「横濱シスターズ」とは?新曲「MAMA PAPA DON’T CRY」の誕生エピソードも!」

https://rakukatsu.jp/yokohama-sisters-20220323/
おすすめの記事