パリに行ったら絶対に行きたいオススメのお店9選

イギリスの郊外に住みながら、平日はIT企業でフルタイム、週末はのんびりライターとコーチング活動をしているKumikoです。海外の暮らし、生き方、マインドについて毎月更新しています。

今回は、イギリス・ロンドンからユーロスターという直行電車に乗って約2時間半。イギリスとフランスを結ぶドーバー海峡トンネルを抜けてしばらくすると、そこは紅葉と街角から流れるアコーディオン音楽、そしてエレガントな街並みがまるで映画のワンシーンのように美しいフランス・パリの街。

パリといえば、エッフェル塔、凱旋門、ノートルダム大聖堂、セーヌ川、シャンゼリゼ通り、モンマルトルの丘など有名な場所が沢山ありますが、パリに行ったら絶対にやってみたいこと・・・

それは食べ歩き!

フランスの食べ物と聞くとみなさんはどんなものを連想しますか?クロワッサン、マカロン、ワイン、チーズ、カヌレ、クレープ、エクレア、バゲット・・など日本でも馴染みのある食べ物がたくさんありますよね。

今回の記事は

  • イギリスからフランス・パリへの行き方が知りたい人
  • フランス人について
  • 現地の言語について
  • パリに行くときの服装
  • パンやスイーツが好き
  • 伝統菓子に興味がある
  • パリでおすすめのお店を知りたい

そんな方たちに役立つ情報を紹介していきます。

イギリスの首都ロンドンからフランスの首都パリへの行き方

写真:https://www.cityam.com/everything-you-need-to-know-before-catching-the-paris-eurostar/ より引用

イギリス・ロンドンとフランス・パリの間は約500キロほど。これは大体東京と大阪間ぐらいの距離になります。

ロンドン市内にある地下鉄キングスクロス駅に直結したセント・パンクラス国際駅に向かい、ここから「ユーロスター」というパリ直行電車に乗ります。

イギリスを出国時にはここで先にパスポートを見せ、フランスへの入国審査を済ませると、ユーロスターに乗ることができます。

ここで注意してほしいのが、日本人だと東京・大阪間の感覚がありますが、イギリスからフランスへ他国間を移動するので、必ずパスポートを持って行くことをお忘れなく。忘れてしまうと乗れなくなってしまうので注意してくださいね。

また、約2時間半でパリに到着するのであっという間ですが、乗車前にはセント・パンクラス国際駅の構内にある、M&S(マーク&スペンサー)で飲み物や食べ物を購入しておくのもよいかもしれません。車内にも軽食は販売されていますが、品数は少なく値段が若干高めです。

フランス人について

まず始めに、覚えておいてほしいことは、パリでお店に入ったら、“こちらから笑顔で挨拶する”こと。

店員さんの目を見て「ボンジュール」とニッコリ挨拶するだけで、その後の対応がとてもフレンドリーになるので、パリでの滞在がさらに楽しくなります。

フランス・パリの人達はみんなとてもフレンドリーです。カフェ、レストラン、ブティックなど、私が訪れた場所はどこに行っても親切でした。

お店に入ってきた見知らぬお客さんとも目が合うと私にニコッと微笑みかけてくれたり、レストランのスタッフもどんなに忙しくても笑顔で対応してくれます。

パリは人も優しいし、素敵なお店ばかりなので、行かれる予定の方は思いっきり楽しまれてきてくださいね。

フランス語?英語?…現地の言語について

パリのほとんどのお店で英語は通じますが、なかには英語は理解してもフランス語しか話さない人達もいました。

ブティックでとてもフレンドリーな50代ぐらいの女性スタッフは、フランス語とジェスチャーを交えて、一生懸命接客をしてくださいました。

フランス人は英語を話さないというイメージがあったのですが、ほとんどの人は話せました。きっと、パリはフランスの代表的な観光地のひとつだからかもしれませんね。

また、ほとんどのレストランやカフェでは、フランス語以外にも英語のメニューも用意されていました。

それでも、なかなか言葉が通じない時は、ポケットWi-Fiなどがあれば、スマートフォンに入っている地図や翻訳機能にアクセスできるので、そちらで対応すると便利かもしれませんね。フランス語が話せなくても片言の英語力があれば旅行は十分楽しめます。

パリに行くときの服装

歩きやすい靴は必須。メトロも乗りやすく安いので電車移動でどこでも行けますが、もしパリの街並みをゆっくり満喫したいのであれば、1日10-20kmはいつの間にか歩いているので、ぜひ歩きやすい靴を持っていってください。

服装はおしゃれのアクセントとしてスカーフをつけている女性や、ジーンズにジャケットをおしゃれに着こなしている男性をたくさん見かけました。

あなたもパリジェンヌやパリジャンのように、ラフさのなかにもおしゃれを意識したコーディネートをすると、おしゃれなパリの街並みに溶け込めると思います。

さて、ここまでイギリスからフランスへの行き方や、フランス人や言語について説明しました。しかし、これからが本番!私が足を運んだおすすめのお店をご紹介したいと思います。

1. Crêperie Contemporaine 142

パリに行ったら本場のガレットとクレープを必ず食べなくては!と到着した初日に向かったお店がここ。19時の開店すると同時に笑顔でオーナーが出迎えてくれて席まで案内してくれました。

徐々に何組かのお客さんが入ってきたかと思うと、平日にも関わらず20時にはあっという間に満席。

オーナーの周りはカメラとマイクがあることから、テレビかマガジンの取材を受けている様子でした。そんな店内の様子から大人気のガレット屋さんということが伺えます。

ところで、みなさんはガレットとクレープの違いをご存じでしょうか?

ガレットとはそば粉ベースで作った生地に、さまざま具材をのせていただきます。卵やハム、チーズが乗ったものを「ガレットコンプレ」といい、多くの人に親しまれています。一方、クレープは、小麦粉ベースの生地でもっちり感が特徴です。

ガレットは食事系、クレープはスイーツ系、フランスではそのよう分類されているので、その時気分で選んでみてくださいね。

こちらのお店のガレットメニューとクレープメニュー。

今回私がメインとしていただいたものは、「Quentin」 というガレットです。

熱々で少しカリッとした生地にとろけたモッツアレラチーズ、半熟の目玉焼き、チェリートマト、ほろ苦いロケットサラダ、香り豊かなトリュフオイルが載っているガレットでした。

食後のデザートでいただいたのが、マロンクリーム&シャンティクリームのクレープです。
こちらはもっちり、しっとりとした柔らかくて温かい生地に、甘さ控えめのそれぞれのクリームがのせられていて、またガレットとは違う優しい食感を楽しむことができます。

2. Desgranges

こちらは、朝7時からオープンし、モーニングにもおすすめで、滞在中何度も足を運んだPassy(パッシー)というエリアにあるお店。

次回、パリを訪れた時にも立ち寄りたいと思っているデリカテッセン(※)です。

店内には席がないので、テイクアウト専門店になります。

店内に入ると、左側はケーキコーナー、右側はデリカテッセン、奥にはさまざまな種類のパンが置いてあります。

ここのお店からさまざまなパンをテイクアウトして徒歩で15分したところに、高く聳え立つエッフェル塔が美しく見えるトロカデロ広場があります。

この広場で、購入したクロワッサンとパンナショコラをいただきました。

どちらも外はカリッと香ばしくて、一口食べると口の中にバターの香りが広がり、中はもっちりとした食感。

エッフェル塔を眺めながら食べているとパリにいることが実感できます。

※デリカテッセンとは、サンドイッチや持ち帰り用の西洋風惣菜を売る飲食店です。

3. Aux Merveilleux de Fred

2020年、東京・神楽坂にもオープンしたベルギーのフランダース地方の伝統菓子メルベイユを提供するお店。

メルベイユとは、メレンゲをホイップクリームで覆ってチョコレートやココナッツフレークなどをまぶしたスイーツで、北フランスやベルギーなどで親しまれています。

店頭のガラス張りの窓からは店内の風景が覗け、パティシエさんが手際よくメルベイユを作っている様子が伺えます。

とても柔らかくフワフワしていて手では持てないのでフォークでいただきます。

パリ店のメルベイユに訪れる際は、柔らかいブリオッシュ生地にラム酒が少しきいたマロンパンもとても美味しかったのでおススメです。

4. Pain Pain montmartre

街の人に美味しいパン屋さんを尋ねると、「絶対に行って!」と熱烈におすすめされたパン屋さん。

その名も「パンパン」(Pain Pain と書いてパンパンと発音します。日本人には覚えやすい名前ですね)。

地元の方曰く、パリにパン屋さんはたくさんあるけれども、工場から運ばれてきたものを店内で焼くパン屋さんも多いなか、ここのパン屋さんは、店内でパン職人が始めの工程からすべて手作りをしているお店であることを親切に教えてくださいました。

ここで購入したオリーブチーズパンは出来立てのアツアツ! 固めでしっかり重みのあるパン生地にカリッとしたチーズとオリーブがふんだんに入っていて、1つしか購入しなかったことを後悔するほど美味しいパンでした。

その他にもキャラメルのエクレアとショコラクリームの入ったパリブレストを購入して、モンマルトルの丘からパリの街を一望しながらいただきました。

甘い味は口の中にしばらく甘さが残るけれども、ここのスイーツは甘さが控えめで、エクレアもパリブレストも後味がさらっとしていました。サクッとしたシューの食感とくちどけと、あっさりとしたクリームのコラボレーションが楽しめます。

5. Dengo - Chocolate shop

モンマルトルの丘の途中にあるチョコレートカラーの外観が目印のお店「Dengo」。

落ち着いてエレガントな外観から高級チョコレートショップであることが伺えます。

店内は静かで高級ブティックのような空間。スタッフから試食用のチョコレートをいただきました。

このお店のチョコは濃厚なのに後味が上品で、一口味見をするつもりだったのですが、思わず買わずにはいられなくなりました。

(今回購入したチョコレート:Quebra Fruits Tropicaux Lait 38% - 100g=7.5Euro。)

100g以上の単位で量り売りをしています。(100g=7.5Euro は大体1220円ぐらいになります: 2023/11/25現在)

カカオの味と香りがしっかりして濃厚なのに甘さ控えめでさらっとしていて上品な味。粒々のシトラスとミルクチョコのコンビネーションが最高のチョコレートです。

私が日本人であることがわかると、片言の日本語「おはよう」「ありがとう」とフレンドリーに挨拶をしてくださいました。お店のお姉さんの夢はいつか日本の京都や秋葉原に行くことで少し日本語を勉強されているそうです。

このチョコレートショップ「Dengo」はまだ日本には上陸していませんが、日本で全国に展開されている有名なマカロンショップ(Pierre Herme)の経営者がオープンしたチョコレート専門店になります。

このお店の経営者は大の日本好きとのこと。「ここのお店のギフトも風呂敷包みをしているのよ」と店内に飾ってあるチョコレートの風呂敷包みを見せてくださいました。

「Dengoもいつか日本にお店をオープンするかもしれないわ」と言っていたので、今後の日本出店に期待!

6. Pierre Herme

ラグジュアリーで高級感のある落ち着いた照明の下、まるでジュエリーのように一つ一つ丁寧に陳列されているカラフルなマカロン。(マカロン1つ2.5ユーロ=407円。1ユーロ=163円、2023/11/25現在)

マカロンが大好きなので、いろんなお店のものを食べ比べしてみましたが、マカロンにはサクサク系とねっちり系があるようです。ここのマカロンはサクッとしています。

早速いくつか購入し、近くの公園でマカロンタイム!

中身のクリームはローズクリーム、マロンクリーム、チョコ、キャラメル、パッションフルーツ、ピスタチオを注文しました。どれもそれぞれの個性がしっかり出ていて、すべてがおいしく順位をつけがたいです。

日本でもたくさんの店舗が出店している理由がよく分かりました。

7. TAM Vietnamese food -

写真:https://www.tamparis.com/en/ より引用

フランスといえば、ベトナム料理がヨーロッパで一番美味しい国だということをご存じでしたか?

というのも、かつてベトナムはフランスの植民地になっていた時代がある関係で、パリにも美味しいベトナム料理店がいくつか存在しています。

その中でも今回行ったのは、家族経営をしているレストラン「TAM Vietnamese food - 」。

店内はピンクや赤の装飾が施されたかわいらしくこじんまりとしており、20時過ぎは満席になる人気店なので、お店が始まる19時頃に入店することをおすすめします。

どの料理もとても美味しく、オーナーに感動した旨を伝えると、料理に対する情熱を熱く語ってくださいました。

春雨の上に野菜や春巻きが載ったものにチリソースを全体にかけて混ぜていただきます。(写真:https://www.tamparis.com/en/ より引用)

お店はオリジナルのメニューがたくさんあるので、パリでアジア料理が恋しくなったら、ぜひ足を運んでみてください。

会計後にサービスで出てくる「白ごまゆべし」のような、甘さ控えめの手作りスイーツをいただきました。そんな細やかな心配りが幸せな気持ちにしてくれます。

一品、一品、どの料理にもこだわりをもって作っているとおっしゃられるだけあって、一工夫した独創的な料理を提供していただき、シェフの情熱が感じられました。

8. Baosian Thai restaurant

ルーブル美術館から、ルーブル通りからモンマルトル通りへ30分ほど歩くと、フランスにいながらアジアを感じられるタイ料理専門店があります。

店内に入ると、店員さんがフランス語で「テーブル綺麗にするからそこで待っていて」と言われました。といっても、フランス語はまったく分からないのですが、ジェスチャーとテーブルを拭く布巾を持っている様子から察することができました。

すでに綺麗であるにもかかわらず、さらに丁寧に拭いてくれたテーブルと椅子に腰を掛けると、フランス語を話さない私に英語のメニューを持ってきてくださいました。

細やかな気配りを感じます。(イギリスのカフェでは、自分で台布巾をもらって汚れた席を拭いたり、前の人が残したお皿を下げていたことがたびたびあったので、フランスのサービスに感動しました)

ここで注文したのはエビチャーハンと辛さが控えめのトムヤンクンスープ。

店内はこじんまりしているので、一人でも気軽に入れるお店です。

店員さんが笑顔でサービスが良くフレンドリー。パリには観光で遊びに来ているのか尋ねてくれ、お店を出る時は「パリを楽しんでいってね」と満面の笑みで言ってくれました。

温かい一言に思わず心がほっこりして、ここのお店に来てよかったなぁと思えるお店でした。

【番外編】Les Bougies de Charroux

写真:https://www.bougies-charroux.com/ より引用

ここまでパリの食べ物について紹介してきましたが、自分用やお友達用にお土産なんかいかがですか?

美しいパリの街を一望できるモンマルトルの丘は、パリに訪れたらぜひ足を運んでみたい場所のひとつですが、その丘の中腹にピンクの入口が目立つ、かわいらしいキャンドルショップがあります。

1つ10Euro。自分用にもお友達用にもお土産や旅の思い出に良いかもしれません。

キャンドルは何十種類もの豊富な香りとキュートなデザインにどれも欲しくなってしまうほど。自分の好きな香りを探してみてくださいね。

ここの店員さんがとても親切だったので、近所に美味しいパン屋さんがあるかを尋ねてみました。すると喜んでさまざまなお店を教えてくれたんですよ。それが、今回は上記で紹介した「パンパン」のお店です。

美味しいお店探しは地元の人に聞くのが一番!

最後に

今回、私が訪れて本当に良かったと思えるお店を9選に絞って紹介しましたが、これらのお店以外にもパリには素敵なお店がたくさんあります。

かつては世界中にたくさんの領土を持っていたフランスだけに、首都であるパリは国際色豊かで、多文化が交じり合い、観光客にもとてもフレンドリーな街です。

古い大聖堂など中世の建築物、歴史を感じさせる石畳の道、美しい街並みに溶け込んだ石造りの建物、街角から聞こえる優しい音を奏でるアコーディオン、芸術家の集まるアートの丘モンマルトル。

写真や動画で眺めるパリも美しいですが、世界中の人が愛するこの街をご自身で実際に歩き、肌で風を感じ、さまざまな食べ物を堪能し、地元の人と会話をするなどあなたが心躍る体験を通して素敵な思い出を作ってくださいね。

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