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こだわりと遊び心いっぱいのプロダクトをパリと日本で発信!PAPIER TIGREの魅力に迫る【東京・日本橋浜町】

こんにちは。ここ最近、海外在住ライターさんの記事を拝見しているうちに、海外旅行したい欲がふつふつと湧いてきた本河(ほんかわ)です。

そんなときには、そう。文房具です。文房具を通じて海外旅行気分を味わおうじゃありませんか。今回ご紹介するのは、パリに本店を構えるプロダクトブランド、PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)。遊び心にあふれたポップでカラフルなステーショナリーは、ビジュアルのインパクトはもちろん、使い勝手も抜群。使っているだけで楽しい気持ちにしてくれます。

今回は、PAPIER TIGREのブランドディレクター・中山さん(※以降、中山さんと表記)に電話取材を実施、ブランドの特徴とおすすめプロダクトについてじっくりとお話を聞きしました。

はじめまして!PAPIER TIGREです!

PAPIER TIGREとはどのようなお店なのでしょうか?

中山さん:PAPIER TIGREは、2012年にパリで誕生した、ステーショナリーを中心としたライフスタイルプロダクトを生み出し続けているブランドです。日本に出店したのは、2017年9月ですね。日本橋の浜町にある東京店は、実はパリのマレ地区に続く2号店なんです。

PAPIER TIGREの特徴は、各プロダクトのグラフィックデザインから製作まですべて自社で行っていることですね。こうした取り組みをしているのは、パリでは唯一とも言われています。

PAPIER TIGREのコンセプトについて教えてください。

中山さん:ブランドのキーコンセプトは「イノベーションとクリエーション」です。

例えばですが、PAPIER TIGREを代表するプロダクトの1つであるノートには、ノートの機能性を重視しつつ、表紙のグラフィックから内側の用紙まで至るところに遊び心をいっぱい詰め込んでいます。ただ使いやすいだけでなく、PAPIER TIGREらしいフレンドリーさも忘れない。それが、PAPIER TIGREが大切にしていることです。

デザインに関連して言えば、PAPIER TIGREでは新作のデザインを不定期に発表していますね。コロナ以前は年2回新作をリリースしていましたが、現在は敢えてスケジュールを定めずランダムにしました。

中山さん:大量生産もしていませんから、売り切ってしまえば同じデザインと店頭で再び出会うことはありません。なので、PAPIER TIGREのノートを愛用している方のなかには、新作が出ると購入してコレクションしている方もいらっしゃるんですよ。

たしかにコレクター心がくすぐられる個性的なデザインですよね。ところで、さきほど東京店は第2号店と仰っていましたが、何故日本橋浜町を選ばれたのですか?

中山さん:理由は2つあります。1つ目は、PAPIER TIGREの共同創設者が大の日本好きだったことです。ブランド設立よりも前から毎年のように来日していましたし、昔のデザインには日本文化からインスピレーションを受けて生まれたものもありますね。

2つ目は、彼らの言葉を借りるなら「文化は西から東に流れる」ことが関係しています。どういうことかと言うと、1号店があるマレ地区はパリ市内の東部に位置していて、以前は治安が良くないエリアとして知られていました。ですが、地価が比較的安かったことからデザイナーやアーティストが拠点を構えるようになり、感度の高い人たちが注目し始めたことで、ガイドブックではオシャレエリアとして紹介されるようになった経緯があります。

中山さん:実はこうした流れはパリだけでなく、世界各地で起こっているんです。東京でも少し前に似たようなことがありました。清澄白河にブルーボトルコーヒーができて、東京の東側のエリアも人気が出てきたことも記憶に新しい方は多いのではないでしょうか。

これからどんどん活気づいていきそうな東側のエリアは、新店舗オープンというチャレンジをする私たちにうってつけの場所だと考えて、日本橋浜町での出店を決めました。

―最近は東側にも面白いスポットがたくさん増えてきましたからね。PAPIER TIGREのお客さんはどのような方が多いですか?

中山さん:本当にいろんな方がいらっしゃいます。お店のことを調べて遠方からお越しになる方から、ご近所にお住まいで買い物やお散歩ついでに立ち寄られる方まで、さまざまです。スタッフとのおしゃべりが楽しみで、近くに来たからとそのままお店まで足を運ばれる方もいらっしゃいます。ご時勢柄、最近ではオンラインショップを利用される方も多いですね。

PAPIER TIGREといえばノート?ペンケース?それとも時計?

PAPIER TIGREのデザインのテーマについて教えてください。

中山さん:デザインのテーマは「こうしないといけない」というものがなく、シーズンごとにがらりと変わります。日常生活を送る中で何気なく目にした風景からインスピレーションを受けてデザインを起こしていることが多いですね。

中山さん:デザイナーが旅行好きなので、自然や町並みなど旅先で目にした風景がインスピレーションの源になっていることもあるんですよ。メキシコがテーマだった時は、現地で目にした建築物をグラフィックにしていました。

―お店に来るたびにPAPIER TIGREの印象が変わりそうですね。今回のテーマは何ですか?

中山さん:「オプアート」です。ヴィクトル・ヴァザルリ、ヘスース・ラファエル・ソトといったアーティストが手掛けたアートピースをヒントにしています。オプアートならではのグラフィックにPAPIER TIGREのカラーリングを組み合わせることで生まれた、大胆かつ印象的なデザインが特徴です。

―ものすごいインパクト!ずっと見ていると目を回しちゃいそうです…

中山さん:他にもおすすめのプロダクトに、ブランド開始当初からある「THE PLI POSTUTAL(プリポスタル)」があります。内側にメッセージを書いてから説明書の順番通りに折りたたむと、お手紙になるんです。切手を貼れば定形外郵便としても使用できます。

ステーショナリー以外では、メッシュポーチも人気があります。ペンケース、A4・A5・A6の4サイズ、全11色のカラー展開でバラエティ豊かなのが特徴です。中身が見えるからガジェットケースやステーショナリーポーチなど、用途にあわせて使い分けている方もいらっしゃいますね。

中山さん: シチズンとコラボしたソーラーウォッチもおすすめです。定期的な電池交換をしなくても済むのでエコフレンドリーな上、バンド部分はポリエステル製で水に強いので、マリンスポーツなどのウォーターレジャーのお供にうってつけですよ。他企業とのコラボは、東京でもパリでも積極的に実施しています。

去年から生活スタイルが大きく変わったことを受けて、注目されるプロダクトにも変化はありましたか?

中山さん:ノートを購入される方が増えた印象です。日本だけでなくパリでも同じような傾向がありますね。おうち時間が増えたことで、日記や思ったことを書き留めたりするために使う方が多いみたいです。トランプや神経衰弱などのカードゲーム、塗り絵なども昨年から人気ですね。

ウェブカメラカバーも注目を集めています。PAPIER TIGREのアイコンのティグルがプリントされている部分をスライドするだけで、カメラ部分を開閉できる便利グッズです。オンライン会議をする機会が増えたので、離席時はもちろん、家族がうっかり映ってしまったときにもサッと目隠しできます。パソコンやスマートフォンのインカメラによる盗撮防止目的で使うこともできますよ。

PAPIER TIGREのプロダクトは使い方を考えるところから楽しい!

友人からもらった手紙がきっかけでPAPIER TIGREを知ったのですが、どのプロダクトも本当に可愛くて仕方ないです。最近になって私もPAPIER TIGREのノートを使うようになったのですが、ユニークなデザインのおかげで机の上に出したままの状態でも、海外アーティストの作品を飾っているようで、とにかくオシャレ。バッグを開けたときにもちょっとテンションが上がります。

海外製のプロダクトにありがちな紙質やインクのノリなどで悩まされることがないのは、仕事柄メモをたくさん取る身としてはかなり嬉しい!お仕事必須アイテムのレギュラー入りを果たしそうな勢いです。

おうち時間が増えたり仕事の方法が変わったりしたことで、ステーショナリーとの付き合い方も自然と変化したという方はきっと多いはず。新しいアイテムを買おうか検討中でしたら、PAPIER TIGREのプロダクトを検討されてみてはいかがでしょうか。

【店舗情報】

PAPIER TIGRE
東京都中央区日本橋浜町3-10-4
Tel 03-6875-0431
hello@papiertigre.jp
月・火曜定休(祝日営業)12:00-19:00
https://papiertigre.jp/

オンラインストア
https://papiertigre.shop/


本河美佳

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金融機関とベンチャー企業での勤務後独立した、フリーランスのライター。記事を書くうえでのモットーは「何かを変えたい誰かの背中を押す」です。
気になることにはまっしぐらな性格で、心のアンテナに引っかかったイベントに参加したり、ちょっとニッチで面白そうなスポットを訪問したりしています。
学生時代には学芸員の資格を取得した博物館・美術館好きで「博物館は誰のもの」(https://who-belongs-to-the-museum.hatenablog.com/ )を不定期更新中。

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