千葉県のテーマパークといえば、ディズニーランドやディズニーシーのイメージが強くありますが、実は千葉県にはディズニー意外にも関東最大級の巨大アミューズメント施設があります。
バッティングやビリヤード、カラオケやUFOキャッチャーなどが揃い、24時間いつでも入園可能。巷では、大人が遊びにいくナイトスポットとしても知られています。いったいどんな場所なのでしょうか?
この記事では、そんな謎の多い大慶園のリアルをご紹介します。
梨園の真ん中にある謎のアミューズメント施設?
千葉県・市川市は、東京都に隣接した穏やかなベッドタウンです。そんな市川市の北西部に位置する大慶園は、関東最大級のアミューズメント施設。今回は秋の夜長に、ドライブを兼ねて車で遊びに行ってきました。
大慶園の周りには梨園が多く、その梨園の間を進んでいくと、「DAIKEIEN」と書かれた看板が出てきます。その矢印の方向へ進むと、広いパーキングスペースが現れます。初めていく際は、到着までの道のりが右も左も梨園ばかりなので、「本当にこんなところにあるの?」と少し不安な気持ちになります。
到着したパーキングの横には、飛行機の部品や大きなエンジンのようなものが置かれていました。
車から降りてみると「SECURITY」と書かれた建物から、警備員さんらしき人影がこちらをみています。建物へ近づいて見上げてみると、警備員らしき人影はよくできた人形でした。建物の中には座っている人形もあり、かなりしっかりと作り込まれています。
奥に進むと園内に入るためのゲートがあります。早速中へと入ってみましょう。
動いて歌ってパーティーまで出来る場所?!
ゲートを進んでいくと右側にはバッティングセンターがあり、学生や大人たちがそれぞれ真剣に練習していました。
バッティングではホームラン賞や、ストラックアウトのビンゴ賞なども用意されています。また、同じ建物の中にはカラオケもあり、22名まで利用することのできるパーティールームも完備されていました。
建物の前にはバスケットゴールが設置されています。ボールを持参していけば、24時間いつでも無料で利用することができます。
バスケットのエリアにはハーフコートが4面あり、20代〜30代のグループやカップルが3on3や1on1をプレイしていました。ライトが設置されているので夜でも利用することができます。
この辺りまで進んでいくと、アメリカンな印象が強くなってきます。
写真には写っていないのですが、コートの向かい側にはヘリポートがあり、運が良ければヘリの離着陸が見られるのだそうです。
突如現る巨大ゲームセンター!
敷地内はいくつかの建物に分かれています。そのうちの2つ目に入ってみると、中はネオンの輝く巨大なゲームセンター。まるで異世界に彷徨い込んだかのようです。広い室内にはたくさんのUFOキャッチャーが並び、景品はフィギュアやクッション、お菓子やラジコンなどが揃っていました。どんなUFOキャッチャーがあるのかをみて回るだけでもワクワクします。
ゲームエリアの上に続く階段を登ると、広々とした空間に卓球台が並んでいます。価格は1,000円で2時間遊び放題。ここまでご紹介したバッティングセンターやカラオケ、バスケットコートやUFOキャッチャー、そして卓球だけでも1日中遊んでいられそうです。しかし、これだけでは終わりません。
白熱のスリックカートレース!
卓球台の反対側へと進むと、なんとスリックカートのサーキットが現れます。スリックカートとは、ゴーカートよりもレース向きのカートのことをいいます。レースに参加する場合は、券売機でチケットを購入し、スタッフに声をかけて中に入ります。
実際に参加してみたのですが想像以上にエキサイトし、レース中のアナウンスなども臨場感があるので大人でもバッチリ楽しめます。スタッフからの説明にもありますが、危険行為は反則となるので注意しましょう。1レース10周で勝負が決まります。
勝敗に向けたワクワクや挑戦心のせいか、すぐに終わってしまい「もう1回乗りたい!」と、子供のように興奮してしまいました。筆者たちの楽しそうな声に釣られてか、後から数グループが続いてレースに参加していました。
ビリヤード・ダーツも完備!
別の建物へと移動すると、今度はビリヤードエリアが登場。UFOキャッチャーやサーキットエリアとは異なり、室内の雰囲気はラスベガスのカジノのようです。なんと31台もビリヤード台が設置されていて、希望するとスタッフが丁寧に教えてくれるので初心者でも安心して楽しむことができます。そして同じフロアには、ダーツもあります。
ダーツ台は全部で11台。グッズも揃っているので、手ぶらでも気軽に立ち寄ることができます。コカコーラのテーブルや壁などのインテリアがアメリカンな装飾なので、その場にいるだけでも気分が盛り上がります。
懐かしいゲームセンターの雰囲気
大慶園内を散策していると、奥まった場所に別のゲームエリアを見つけました。スロットやカーレース、メダルゲームやダンスダンスレボリューションなどを発見。最近ではなかなか見かけることのない、ザ・ゲームセンターといったラインナップを目の前にすると、どことなく懐かしい気持ちになります。
カレーやポテト、唐揚げやソフトクリームなど食べ物の販売もされていて、ドリンクはジュースやアルコールも揃っています。ポテトは380円、丼ものやカレーは600円代からメニューがあるので小腹が空いた際にも気軽に利用できます。
まとめ
バスケ、バッティング、ビリヤード、ダーツ、メダルゲームやUFOキャッチャー、盛りだくさんでご紹介いたしました。たどり着くまでは謎の多い場所でしたが、一度行ってしまえば子供から大人まで、楽しむことができるスポットということがわかりました。
今回は夜の大慶園の散策でしたが、昼間は親子や学生でも賑わっています。バスケットのシューティングや、バッティングの練習など、お子さんと一緒に色々なことにチャレンジするのにもおすすめです。この記事を参考に、ご家族やお友達との楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
【情報】
大慶園公式サイト
http://www.daikeien.jp/
※それぞれのアトラクションやエリアによって、問い合わせ先が異なります。
また、スリックカートのレース参加条件として1人乗りの場合は、18歳以上で身長155センチ以上が条件となります。2人乗りの助手席は、身長や年齢の条件が異なるので詳しくは、上記公式サイトからチェックしてください。