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【Takのアート入門講座】展覧会を楽しむために、ちょっと知っておきたい3つのマメ知識

はじめまして。青い日記帳のTak(たけ)です。いきなり「青い日記帳」と言われてもご存じないですよね、決してあやしい組織ではありませんのでご安心ください。毎日飽きもせず15年以上もアートネタを書き続けているブログが「青い日記帳」です。基本的に、展覧会に行って感じたことを徒然にネット上に綴っているだけです。お時間あればちょっと覗いてみてくださいね。

ところで、みなさん。美術館・博物館やギャラリー、百貨店で開催される展覧会に一年でどれくらい行かれますか。買い物や食事のついでに友人とふらりと立ち寄るなど、年に一、二度展覧会に行かれる方が大半だと思います。ところが世の中には、展覧会が三度の飯より好きで暇さえあれば足を運んでいる変わり者も存在します。青い日記帳のTakもそんな展覧会マニアのひとりです。

そこで、僭越ではありますが、展覧会に出かける時にちょっとだけ心がけておいた方が良いことをアドヴァイスさせてください。経験に基づくものなので正体不明のネット情報よりも確かです。「そんなこと知ってるよ!」的な話もあるかもしれませんが、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

その1:開催期間、開館時間を確認

これは、説明するまでもありませんね。でも館によっては休館日が木曜や火曜日であったりしますし、一定ではなく時間も曜日によって夜間開館しているところもあるので、事前確認は思いのほか大事です。せっかく出かけたのに閉館日だったりしたらがっかりですからね。

その2:あったら便利な持ち物

展覧会会場に入る前に重い鞄や上着をコインロッカーに預けましょう。その際に必要となるのが100円玉です。リターン式なので帰りにちゃんと戻ってきます。それとここ数年急激に館内で写真撮影可能な展覧会が増えました。目でしっかり観るのは基本ですが、写真に収めておくことも良い思い出になります。スマホやカメラもあると便利です。

その3:好き嫌い大歓迎

食べ物に好き嫌いがあるのと同じように、会場にずらりと並ぶ作品も、自分の好みと合うもの合わないものがごちゃ混ぜになっています。お行儀よく最初の展示作品から順序良く(時に行列に並んで)観なくても全然構いません。それどころか自分のアンテナに引っかかったものだけを選んで観ても良いのです。著名な美術史家の先生も作品の前で立ち止まらずスルーすることもしばしばあります。「入館料払ったから全部しっかりと観てやるぞ!」などと変に意気込んでしまうと、何のために展覧会に行ったのだか分からなくなってしまいます。ビュッフェ式のレストランで「元を取るぞ」とガッツいている人って格好悪いですものね。

あまり展覧会に行くのに力んだりしないことを、最後に書いておきます。肩の力を抜いてリラックスして芸術作品と向かい合いましょう。次第に自分の絵の好みも分かってくるはずです。行けば行くだけバームクーヘンのように層を重ねると、気が付けば展覧会にいた!なんてことになっているはずです。そうなればもう立派な展覧会マニアです。「こちら」側に多くの方が来てくれることを願っています。

※現在どんな展覧会がどこで開催されているのかを知るのに便利なサイトが「朝日マリオン・コム」です。全国美術館・博物館情報が地域別に確認できます。

http://www.asahi-mullion.com/arts/

 

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美術blog「青い日記帳」主宰。『カフェのある美術館』(世界文化社)『美術展の手帖』(小学館)編集。『フェルメールへの招待』編集・執筆。ぴあ、goo連載。『文藝春秋』書評寄稿など、各種講演・執筆活動など、幅広く活躍中。

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